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入院したのは、夏休みが終わる少し前だった。
明日から後期の授業が始まる、ようだ。
(どうしよう。大和と学部が違うから、頼れない。友人らしき連絡先に連絡してみるかな。大和に確認してみよう)
お互いに自室にいたので、大和の部屋をノックして尋ねた。「どうぞ」と返答があったので、部屋に入った。大和は勉強をしていたようで、テーブルに教科書が散らばっている。
適当な場所に腰を下ろして、
「ごめん、邪魔しちゃった?」
「いや、大丈夫だ。どうした?」
「あのさ、明日から大学が始まるじゃない。僕、大和と学部が違うから、携帯を見て友人らしき人に連絡とって助けてもらおうと思っているんだけれど、どうかな?」
「うーん…」
腕を組んで考え込んでしまった。いい提案だと思ったんだけどな。
しばらくして大和が「携帯貸して」と手を出してきたので、ロックを解除して携帯を渡したら、「たぶんこの人とこの人が同じ学部だと思う、よく話が出ていたから」と指してくれた。
「ありがとう、今、連絡してみる」
ラインのトーク画面を見ると授業のやり取りがあったので、正解だったようだ。二人にラインを送って返事を待つことにした。このままここに居ても邪魔になると思ったので、「ありがとう、連絡してみたから、後は返事待つだけ。だから、僕は部屋に戻るね」と立ち上がろうとしたら、「俺もちょうど休憩にしようと思っていたから、まだいろよ」と引き留められた。すぐに部屋に戻る必要もなかったので、「じゃあ」と言ってそのまま大和と話をしていた。
僕に記憶がなくても、大和は普通に接してくれてると思う。大和は、とても会話でも気遣ってくれて、僕が少ない日数で感じたこと、疑問に思ったことを話していても嫌な顔をせずに聞いてくれて、疑問にも答えてくれる。
しばらく会話をしていたら、一人から連絡があった。話したいことがある、と連絡したから、どうした?という疑問だったけれど、会って直接話したい、と伝え、11時ぐらいに大学のカフェで合流することが決まった。もう一人にも同じラインを送った。それを大和に言ったら、俺も同席する、という申し出があったので、一人だと説明に不安があるため有り難くお願いすることにした。
明日から後期の授業が始まる、ようだ。
(どうしよう。大和と学部が違うから、頼れない。友人らしき連絡先に連絡してみるかな。大和に確認してみよう)
お互いに自室にいたので、大和の部屋をノックして尋ねた。「どうぞ」と返答があったので、部屋に入った。大和は勉強をしていたようで、テーブルに教科書が散らばっている。
適当な場所に腰を下ろして、
「ごめん、邪魔しちゃった?」
「いや、大丈夫だ。どうした?」
「あのさ、明日から大学が始まるじゃない。僕、大和と学部が違うから、携帯を見て友人らしき人に連絡とって助けてもらおうと思っているんだけれど、どうかな?」
「うーん…」
腕を組んで考え込んでしまった。いい提案だと思ったんだけどな。
しばらくして大和が「携帯貸して」と手を出してきたので、ロックを解除して携帯を渡したら、「たぶんこの人とこの人が同じ学部だと思う、よく話が出ていたから」と指してくれた。
「ありがとう、今、連絡してみる」
ラインのトーク画面を見ると授業のやり取りがあったので、正解だったようだ。二人にラインを送って返事を待つことにした。このままここに居ても邪魔になると思ったので、「ありがとう、連絡してみたから、後は返事待つだけ。だから、僕は部屋に戻るね」と立ち上がろうとしたら、「俺もちょうど休憩にしようと思っていたから、まだいろよ」と引き留められた。すぐに部屋に戻る必要もなかったので、「じゃあ」と言ってそのまま大和と話をしていた。
僕に記憶がなくても、大和は普通に接してくれてると思う。大和は、とても会話でも気遣ってくれて、僕が少ない日数で感じたこと、疑問に思ったことを話していても嫌な顔をせずに聞いてくれて、疑問にも答えてくれる。
しばらく会話をしていたら、一人から連絡があった。話したいことがある、と連絡したから、どうした?という疑問だったけれど、会って直接話したい、と伝え、11時ぐらいに大学のカフェで合流することが決まった。もう一人にも同じラインを送った。それを大和に言ったら、俺も同席する、という申し出があったので、一人だと説明に不安があるため有り難くお願いすることにした。
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