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大学のカフェで、僕の同じ学部の友人達を待っている。
ラインで名前は、中村と佐藤ということがわかったけれど、僕は不安で仕方なかった。どこで記憶喪失の原因があるかわからないからだ。
(ラインを遡ったけれど、これから来る二人とは、授業を一緒に受けて、一緒に遊んでるだけだったじゃないか、しっかりしろよ僕)
膝の上で握った拳にそっと温かいものが触れた。考え事をしていたため、きつく握りしめていたようだ。はっとして触れてきた手の先の大和を見た。目線で「大丈夫」と伝えてくれているようで不安な気持ちが少しなくなった。
「ごめん、遅くなった」
「そこでばったり会ってさ、俺も遅くなった」
二人同時についたようだ。
「ごめんね、呼び出して」
「ううん、話したいことって何?というか、隣にいるのって、いつも言っていた幼馴染さんだよな?きちんと話をするのは初めましてだよな。」
「あー、それを話しする前に聞いてほしいんだけれど…」
「その前に急いできたから、僕喉乾いちゃったから、ちょっと注文させて」
「あっ、俺も」
飲み物が届いてから、改めて僕の状態を説明した。僕の説明で怪しいところは大和が補足してくれて、わかるように説明できたと思う。
「はぁ?まじで?」
「えぇ。夏休みの間に何があったの?」
二人とも驚いていたので、二人が記憶喪失の原因ではなさそうなのがわかってホッと一息ついた。
とりあえず僕が何もわからないので、改めて自己紹介をしてくれた。僕とそんなに身長が変わらなそうな茶髪でピアスあけているのが中村で、雰囲気が柔らかめで少し僕より背が高めの黒髪で眼鏡が佐藤ということだった。大和も何度か顔を合わせているがしっかりと自己紹介をしたことがないようなので、僕のために自己紹介と連絡先の交換をしていた。(大和、ちょっと過保護)と思ったけれど、記憶をなくした僕には何も言えなかった。二人に詳しく話を聞くとだいたい僕と授業がかぶっているようなので、一緒に行動する約束をした。ゼミは、佐藤が一緒について言ってくれて事情を説明してくれることになったので、一応、大学生活はこれで大丈夫になったはず。
(でも、二人に会っても記憶が戻らない。それに二人は僕の記憶を失った原因について知らなさそうだし、どこが原因なんだろう)
焦っても記憶は戻らない、でももう一ヶ月近く経つのに…。
大和が心配そうに僕を見つめていたけれど、僕は考え事に夢中で気づかなった。
ラインで名前は、中村と佐藤ということがわかったけれど、僕は不安で仕方なかった。どこで記憶喪失の原因があるかわからないからだ。
(ラインを遡ったけれど、これから来る二人とは、授業を一緒に受けて、一緒に遊んでるだけだったじゃないか、しっかりしろよ僕)
膝の上で握った拳にそっと温かいものが触れた。考え事をしていたため、きつく握りしめていたようだ。はっとして触れてきた手の先の大和を見た。目線で「大丈夫」と伝えてくれているようで不安な気持ちが少しなくなった。
「ごめん、遅くなった」
「そこでばったり会ってさ、俺も遅くなった」
二人同時についたようだ。
「ごめんね、呼び出して」
「ううん、話したいことって何?というか、隣にいるのって、いつも言っていた幼馴染さんだよな?きちんと話をするのは初めましてだよな。」
「あー、それを話しする前に聞いてほしいんだけれど…」
「その前に急いできたから、僕喉乾いちゃったから、ちょっと注文させて」
「あっ、俺も」
飲み物が届いてから、改めて僕の状態を説明した。僕の説明で怪しいところは大和が補足してくれて、わかるように説明できたと思う。
「はぁ?まじで?」
「えぇ。夏休みの間に何があったの?」
二人とも驚いていたので、二人が記憶喪失の原因ではなさそうなのがわかってホッと一息ついた。
とりあえず僕が何もわからないので、改めて自己紹介をしてくれた。僕とそんなに身長が変わらなそうな茶髪でピアスあけているのが中村で、雰囲気が柔らかめで少し僕より背が高めの黒髪で眼鏡が佐藤ということだった。大和も何度か顔を合わせているがしっかりと自己紹介をしたことがないようなので、僕のために自己紹介と連絡先の交換をしていた。(大和、ちょっと過保護)と思ったけれど、記憶をなくした僕には何も言えなかった。二人に詳しく話を聞くとだいたい僕と授業がかぶっているようなので、一緒に行動する約束をした。ゼミは、佐藤が一緒について言ってくれて事情を説明してくれることになったので、一応、大学生活はこれで大丈夫になったはず。
(でも、二人に会っても記憶が戻らない。それに二人は僕の記憶を失った原因について知らなさそうだし、どこが原因なんだろう)
焦っても記憶は戻らない、でももう一ヶ月近く経つのに…。
大和が心配そうに僕を見つめていたけれど、僕は考え事に夢中で気づかなった。
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