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玉
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「お前、大丈夫なんか?死んだりすんなよ。」
「バ~カ。俺が自殺するような玉に見えるか?」
電話越しに笑って否定したアイツ。
「だよな。お前は簡単には死なない玉だよな。」
そう言って笑い合ったじゃないか。
何故なんだよ・・・
そして、翌日。
あいつは自ら死を選んだ。
俺はお前を救ってやれなかった自責の念で押し潰される思いだった。
自ら死を選ぶほど苦しんでいたなんて・・・
話はあいつから聞いていた。職場で陰湿な嫌がらせを受けていると。
「そんな小学生みたいな事、ホンマにするん?」
本当、小学生みたいな嫌がらせだった。
挨拶しても無視する。
どうでもいいような仕事をさせられる等々。
でも、あいつは大丈夫。
根性あるから大丈夫。
・・・大丈夫。
本当は大丈夫じゃなかったのか・・・
何故?どうして?
「バ~カ。俺が自殺するような玉に見えるか?」
電話越しに笑って否定したアイツ。
「だよな。お前は簡単には死なない玉だよな。」
そう言って笑い合ったじゃないか。
何故なんだよ・・・
そして、翌日。
あいつは自ら死を選んだ。
俺はお前を救ってやれなかった自責の念で押し潰される思いだった。
自ら死を選ぶほど苦しんでいたなんて・・・
話はあいつから聞いていた。職場で陰湿な嫌がらせを受けていると。
「そんな小学生みたいな事、ホンマにするん?」
本当、小学生みたいな嫌がらせだった。
挨拶しても無視する。
どうでもいいような仕事をさせられる等々。
でも、あいつは大丈夫。
根性あるから大丈夫。
・・・大丈夫。
本当は大丈夫じゃなかったのか・・・
何故?どうして?
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