廃人だけどモテモテ勇者なオレ参上プラスアルファ

ザノ・夕ナ

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妄想彼女の異世界入り

マスター・オブ・ジ・オキナ

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「じゃあ! ワイ将そろそろー、イってきま-す!」
「は~い♡」
「いってらっしゃ~い♡」
「レッツゴおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉっ!」
 元気いっぱいにワイ将は走り出した。エンシちゃんも、クウノも、クンコも、マラコちゃんもだ。
 ワイ将についていきたがるみんな。
 人生愉しいぜ。こっち来れたいまなら!
 ワイ将とのダンスや食事その他モロモロにヘトヘトなワイ将のガールフレンド以上なおなごたち。みんな美人揃いだよ。
「学問以外も、素晴らしい♡! こんな愉しいことが、あったなんて♡! あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん♡!」
「うんうん、でもワイ将がそれを与えれたのはエンシちゃんのお陰でもあるよ! アァッ♡!」
「ありがとう♡!」
 ワイ将、曲がり角、曲がった。
 すれ違った。威厳満ち溢れる、男性と。
「おお、おおっ、元気にやってるのぉ。でも見ない感じの外観だ。神聖なものというのか」
「お褒めいただきありがとうございます。ところで貴方は」
「オキナだよ」
「お、オキナ様!」
「知ってはいるようだな」
「はい! 実に素晴らしいお方だと、聞かされております!」
「そーかい。誰に?」
「ピラドさんとか」
「そうか、それは上手くやれているようだな」
「はい、それはもう。すごいいいおもいさせてもらっていますよ」
「よかったな」
「そうでした。ワイ将、オキナ様、貴方に会いにきて」
「どういうヨウケンだったかな?」
「ワイ将たちを、よろしくお願いします、と。そういった具合かと」
「よろしい。ここで住みたいというわけだな」
「ええ。ワイ将、異国のものでしてね。そうそう、移民で。まだこちらの土地に慣れていないんです」
「そうだろう、こんなところじゃな」
「とんでもない! たいへん素晴らしい場所です! 愉しいよ! ここ!」
「ほほほほっ、それはよかった」
「そうだ。いま、何階、登ったんだろう。参阡階はいけたのかな」
「まだだよ、乃公はてっぺんから、さっき何回もおりてきた」
「だいこう?」
「我のことだ。移民には馴染みない一人称かもしれんな」
「なるほど、勉強になります。また今度、創作にでも使おう。ワイ将、創作も熱意、まだ捨てきれなくて」
「ほほほほっ、そうだったか、さすが、世界そのものをゼロから創り出せそうなカリスマを持っている」
「オキナ様、照れます、ワイ将」
「ほほほほっ、謙遜するな」
「そうでした。ワイ将たちは、オキナ様的には、どの程度、好める存在でしょうか」
「満点だ、素晴らしい。仲間として認めよう。上品なおなごたちも多く連れている、信頼抜群」
「ありがとうございます」と、ワイ将は言った。
「いいんだ、もっと気軽にしろ。ワイ将殿のいた国は、堅苦しい場所だったんだろう」
「はい、その通りで。あと、ワイ将、というか、ワイ将は、スズキ・イッタ、あるいは、スズキ・Y・イッタと申します」
「では、失礼なくフルネームで。スズキ・Y・イッタ殿。今後ともよろしく頼むぞ!」
「はい、オキナ様」
「乃公は、マスター・オブ・ジ・オキナとも呼ばれる。覚えておくといいだろう」
「マスター・オブ・ジ・オキナ……かっこいい! 創作に使いたいです!」
「いいぞ、ぜひ使ってくれたまえ。とりあえず、王座の間にともに行こう」
「はい! お願いします!」
「ほほほほっ、元気がいい」
 数秒で王座の間に着いた。というか、その階にもあるのだ。
「素晴らしい、とても豪華」
「ああ、くつろぎたまえ」
「クレオパトラみたいなお方もいるのかな~?」
「クレオパトラ? それは、クレオッパイトランコのことか?」
「クレオッパイトランコっ!」
「どうした、そんなに驚いて。人名だぞ」
「で……そのクレオッパイトランコさんとは……」
「乃公の嫁だ」
「そうでしたか……なんか変に反応してすみません」
「いいや、乃公もそう反応してしまう。おっ、来たぞ。クレオッパイトランコ」
「はい」
「え! お若い! そしてオッパイデカい! そしてカワイイ!」
「そうかカワイイか? 気に入ってもらえてよかった。そうだ、乃公より何十歳も年下だ。嫁は複数人いる」
「それはそれは。たしかに、海外では、一夫多妻は普通だって、聞いたことある」
「ここから丁度地球の裏側にも砂漠があってだな」
「おお、ロマンチックですね」
「ああ。そこの周辺で、現人神を見たというものがおる」
「現人神?」
「サトウ・ヒロシという名の」
「サトウ・ヒロシ! またそいつか!」
「そうか、もう知っていたか。そして、そことは別の離れたところでは、浮遊能力を持った、神が、お現れになった。名前は……」
「ゴッド=ヤマダ・カズシ、ですか」
「そうだ、それだ。もう十分に情報は伝わっているようだな」
「ほら当たった! マラコちゃんの教えてくれたとおり! ……いえ、まだ教えてほしいこといっぱいありますよ。移民は意味不明な点あると特に思うんだ、なんというか、まえいた世界は、そういうのがない、でもこっちはいろいろと不思議があって、その謎もいいものなんだ!」
「おお、いいことを言う!」
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