40 / 52
犯罪者と他の種族編
ご褒美と思いきや?
しおりを挟む
「よりによって、このタイミングでか?」
「はい、このタイミングです」
どうにかしようと思えばどうにかなるとはいえ、危険な状態の中、ご褒美を求めてくるアリスにシンは少し戸惑った。
「あのな………後でいい?」
「嫌です」
シンはアリスに押し倒される。
盾に集中しているため、強く抵抗することができなかった。
「いった………おいアリス。瓦礫の中で何をしようとしてる」
「もちろん………お兄様ならわかりますよね」
アリスの目が若干ハートになっており、シンは心の奥底で「これが俗に言うヤンデレか……」と、強く思ったが………こんな瓦礫の中では、例え妹のお願いでも、叶えることは出来ないとも考えた。
「アリス………この瓦礫の中でアリスが望むようなことをして、盾が解けたら、二人とも死ぬぞ」
「安心してください。まだ処女です」
「話を聞こうか?」
シンの話を聞かないアリスは、シンのズボンを脱がそうとする。
「さぁ……さぁ」
(これのどこが聖女だ………)
シンは諦めて、魔法の【スリープ】でアリスを眠らせた。
「俺の魔法は、状態異常は優れてないからすぐ解けるだろうし。早めに脱出するか………」
コネクト【水晶魔剣・アリア】
海底神殿にあった魔剣の一本。
武器の形状はかなり細く、まさにレイピアだった。
だが、レイピアに近いレベルで細いというだけで、部類は片手剣だった。
アリアは水や氷など、水分を含んだものなら何でも操作できるが、人体は不可能だ。
ただ、人体から漏れ出た体液は操作できる。
「アリアの先端に水を集中して溜める……そして、一気に………放つ!!」
盾を解除し、アリアの先端に溜めた水を水圧カッターのように勢いよく放出し、真上にあった瓦礫を吹き飛ばし、切断する。
「よっと、一気に脱出!」
コネクト【ストロングパニッシャー】
ストロングパニッシャーで、体が耐えれるギリギリまで強化したために、血管が浮き出るが、シンはそんなことをお構いなく真上に思いっきり飛び、瓦礫を避けながら、地上に向かった………
地上(甲板)
「シン君………」
「シン様……アリス様……」
「坊主にアリス嬢ちゃんは大丈夫かねぇ……」
「わからないわよ。そんなこと(早く戻って来なさいよ………大丈夫かしら……)」
リアンとエジソンは、崩落した海底神殿に向けて強く祈り、カイトは大丈夫とは思いつつも多少心配する。エルカに関しては、外面ツンツンしているが、内心はすごく心配しており、内面パニック状態だ。
「……っ!。みなさん!、何か海面から来ます!」
エジソンがいち早く気づき、全員に声をかけ、3人も急いで海面を除く。そして、海面から飛び出てきたのは、シンと気絶したアリスだった。
「だああああ!。脱出!」
「シン様!。やっぱり、生きていられたのですね!」
「流石です、シン君!」
「やるじゃねぇか坊主」
「ふん。心配かけさせんじゃないわよ(よがっだああああ)」
シンとアリスが戻り、アリスが目覚めるまでエジソンとカイトに海底神殿でのことを全て話し、アリスが起きたら、今度は全員にシンが夢のことを話し出す。
「ドラゴンを倒したあと、夢をみたんだ」
「夢……ですか?」
エジソンが首を傾げる。
「それがどうしたっていうのよ」
内面も完全に落ち着いたエルカは、いつも通り強気ででる。
「夢では……すげぇ暗かったんだけど、周りに10本剣があった。イグニスとかあるあたり、全部魔剣なんだと思う」
「それで、どうしたのですか?」
リアルは続きを話してほしそうに問いかける。
「でな、これは夢だってわかった瞬間に真上にもう一本剣が現れた」
「10本の魔剣にもう1本剣ですか………やはりそれも魔剣なのでしょうか?」
アリスの予想はおそらくあたっている可能性は高いが、確定ではないので、シンは頷くことはしなかった。
「で、最後に余命宣告された……残り1年って」
「「「「「!!!」」」」」
全員が驚く。当然驚くはずだ、余命が残り一年と急に言われたら誰だって驚く。5人がシンに対して、何か言おうとする前に、シンが止め、話を続ける。
「で、あくまで推測なんだが。剣を11本全て、1年以内に集めたら俺は1年経っても死なないと思う」
「なるほど………夢は、いわば魔剣たちからの警告ということでしょうか」
無駄に冴えているアリスは、シンの言いたいことも奪っていく。
「………あぁ。だから、人の国から逃げてる感に、魔剣を集めようと思う」
「なら、坊主。次はどこにいく?」
「次は……」
マップを広げ、指を指す
「ここだ!!」
???の国
「おい!奴隷が一匹逃げたぞ!」
「絶対に逃がすな!。この国の秘密を漏らされたら王にどんな罰を……いや、奴隷に格下げされる可能性だって……」
「はぉ……はぁ……はぁ……。獣人のフリも大変じゃない………」
奴隷の紋章を何かの術で消し、狐のつけ耳を外した少女は………目に光がなかった……
「はい、このタイミングです」
どうにかしようと思えばどうにかなるとはいえ、危険な状態の中、ご褒美を求めてくるアリスにシンは少し戸惑った。
「あのな………後でいい?」
「嫌です」
シンはアリスに押し倒される。
盾に集中しているため、強く抵抗することができなかった。
「いった………おいアリス。瓦礫の中で何をしようとしてる」
「もちろん………お兄様ならわかりますよね」
アリスの目が若干ハートになっており、シンは心の奥底で「これが俗に言うヤンデレか……」と、強く思ったが………こんな瓦礫の中では、例え妹のお願いでも、叶えることは出来ないとも考えた。
「アリス………この瓦礫の中でアリスが望むようなことをして、盾が解けたら、二人とも死ぬぞ」
「安心してください。まだ処女です」
「話を聞こうか?」
シンの話を聞かないアリスは、シンのズボンを脱がそうとする。
「さぁ……さぁ」
(これのどこが聖女だ………)
シンは諦めて、魔法の【スリープ】でアリスを眠らせた。
「俺の魔法は、状態異常は優れてないからすぐ解けるだろうし。早めに脱出するか………」
コネクト【水晶魔剣・アリア】
海底神殿にあった魔剣の一本。
武器の形状はかなり細く、まさにレイピアだった。
だが、レイピアに近いレベルで細いというだけで、部類は片手剣だった。
アリアは水や氷など、水分を含んだものなら何でも操作できるが、人体は不可能だ。
ただ、人体から漏れ出た体液は操作できる。
「アリアの先端に水を集中して溜める……そして、一気に………放つ!!」
盾を解除し、アリアの先端に溜めた水を水圧カッターのように勢いよく放出し、真上にあった瓦礫を吹き飛ばし、切断する。
「よっと、一気に脱出!」
コネクト【ストロングパニッシャー】
ストロングパニッシャーで、体が耐えれるギリギリまで強化したために、血管が浮き出るが、シンはそんなことをお構いなく真上に思いっきり飛び、瓦礫を避けながら、地上に向かった………
地上(甲板)
「シン君………」
「シン様……アリス様……」
「坊主にアリス嬢ちゃんは大丈夫かねぇ……」
「わからないわよ。そんなこと(早く戻って来なさいよ………大丈夫かしら……)」
リアンとエジソンは、崩落した海底神殿に向けて強く祈り、カイトは大丈夫とは思いつつも多少心配する。エルカに関しては、外面ツンツンしているが、内心はすごく心配しており、内面パニック状態だ。
「……っ!。みなさん!、何か海面から来ます!」
エジソンがいち早く気づき、全員に声をかけ、3人も急いで海面を除く。そして、海面から飛び出てきたのは、シンと気絶したアリスだった。
「だああああ!。脱出!」
「シン様!。やっぱり、生きていられたのですね!」
「流石です、シン君!」
「やるじゃねぇか坊主」
「ふん。心配かけさせんじゃないわよ(よがっだああああ)」
シンとアリスが戻り、アリスが目覚めるまでエジソンとカイトに海底神殿でのことを全て話し、アリスが起きたら、今度は全員にシンが夢のことを話し出す。
「ドラゴンを倒したあと、夢をみたんだ」
「夢……ですか?」
エジソンが首を傾げる。
「それがどうしたっていうのよ」
内面も完全に落ち着いたエルカは、いつも通り強気ででる。
「夢では……すげぇ暗かったんだけど、周りに10本剣があった。イグニスとかあるあたり、全部魔剣なんだと思う」
「それで、どうしたのですか?」
リアルは続きを話してほしそうに問いかける。
「でな、これは夢だってわかった瞬間に真上にもう一本剣が現れた」
「10本の魔剣にもう1本剣ですか………やはりそれも魔剣なのでしょうか?」
アリスの予想はおそらくあたっている可能性は高いが、確定ではないので、シンは頷くことはしなかった。
「で、最後に余命宣告された……残り1年って」
「「「「「!!!」」」」」
全員が驚く。当然驚くはずだ、余命が残り一年と急に言われたら誰だって驚く。5人がシンに対して、何か言おうとする前に、シンが止め、話を続ける。
「で、あくまで推測なんだが。剣を11本全て、1年以内に集めたら俺は1年経っても死なないと思う」
「なるほど………夢は、いわば魔剣たちからの警告ということでしょうか」
無駄に冴えているアリスは、シンの言いたいことも奪っていく。
「………あぁ。だから、人の国から逃げてる感に、魔剣を集めようと思う」
「なら、坊主。次はどこにいく?」
「次は……」
マップを広げ、指を指す
「ここだ!!」
???の国
「おい!奴隷が一匹逃げたぞ!」
「絶対に逃がすな!。この国の秘密を漏らされたら王にどんな罰を……いや、奴隷に格下げされる可能性だって……」
「はぉ……はぁ……はぁ……。獣人のフリも大変じゃない………」
奴隷の紋章を何かの術で消し、狐のつけ耳を外した少女は………目に光がなかった……
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
英雄の孫は今日も最強
まーびん
ファンタジー
前世では社会人だったが、死んで異世界に転生し、貧乏貴族ターセル男爵家の3男となった主人公ロイ。
前世のギスギスした家庭と違い、家族の皆から愛され、ロイはすくすくと3歳まで育った。
中でも、毎日一緒に遊んでくれるじいじは爺馬鹿全開で、ロイもそんなじいじが大好き。
元将軍で「英雄」と呼ばれる最強のじいじの血を引いたロイは、じいじ達に見守られながら、今日も楽しく最強な日々を過ごす。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる