転生したら武器に恵まれた

醤黎淹

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犯罪者と他の種族編

ご褒美と思いきや?

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「よりによって、このタイミングでか?」
「はい、このタイミングです」
どうにかしようと思えばどうにかなるとはいえ、危険な状態の中、ご褒美を求めてくるアリスにシンは少し戸惑った。
「あのな………後でいい?」
「嫌です」
シンはアリスに押し倒される。
盾に集中しているため、強く抵抗することができなかった。
「いった………おいアリス。瓦礫の中で何をしようとしてる」
「もちろん………お兄様ならわかりますよね」
アリスの目が若干ハートになっており、シンは心の奥底で「これが俗に言うヤンデレか……」と、強く思ったが………こんな瓦礫の中では、例え妹のお願いでも、叶えることは出来ないとも考えた。
「アリス………この瓦礫の中でアリスが望むようなことをして、盾が解けたら、二人とも死ぬぞ」
「安心してください。まだ処女です」
「話を聞こうか?」
シンの話を聞かないアリスは、シンのズボンを脱がそうとする。
「さぁ……さぁ」
(これのどこが聖女だ………)
シンは諦めて、魔法の【スリープ】でアリスを眠らせた。
「俺の魔法は、状態異常は優れてないからすぐ解けるだろうし。早めに脱出するか………」

コネクト【水晶魔剣・アリア】

海底神殿にあった魔剣の一本。
武器の形状はかなり細く、まさにレイピアだった。
だが、レイピアに近いレベルでというだけで、部類は片手剣だった。
アリアは水や氷など、水分を含んだものなら何でも操作できるが、人体は不可能だ。
ただ、人体から漏れ出た体液は操作できる。
「アリアの先端に水を集中して溜める……そして、一気に………放つ!!」
盾を解除し、アリアの先端に溜めた水を水圧カッターのように勢いよく放出し、真上にあった瓦礫を吹き飛ばし、切断する。
「よっと、一気に脱出!」

コネクト【ストロングパニッシャー】

ストロングパニッシャーで、体が耐えれるギリギリまで強化したために、血管が浮き出るが、シンはそんなことをお構いなく真上に思いっきり飛び、瓦礫を避けながら、地上に向かった………

地上(甲板)

「シン君………」
「シン様……アリス様……」
「坊主にアリス嬢ちゃんは大丈夫かねぇ……」
「わからないわよ。そんなこと(早く戻って来なさいよ………大丈夫かしら……)」
リアンとエジソンは、崩落した海底神殿に向けて強く祈り、カイトは大丈夫とは思いつつも多少心配する。エルカに関しては、外面ツンツンしているが、内心はすごく心配しており、内面パニック状態だ。
「……っ!。みなさん!、何か海面から来ます!」
エジソンがいち早く気づき、全員に声をかけ、3人も急いで海面を除く。そして、海面から飛び出てきたのは、シンと気絶したアリスだった。
「だああああ!。脱出!」
「シン様!。やっぱり、生きていられたのですね!」
「流石です、シン君!」
「やるじゃねぇか坊主」
「ふん。心配かけさせんじゃないわよ(よがっだああああ)」

シンとアリスが戻り、アリスが目覚めるまでエジソンとカイトに海底神殿でのことを全て話し、アリスが起きたら、今度は全員にシンがのことを話し出す。
「ドラゴンを倒したあと、夢をみたんだ」
「夢……ですか?」
エジソンが首を傾げる。
「それがどうしたっていうのよ」
内面も完全に落ち着いたエルカは、いつも通り強気ででる。
「夢では……すげぇ暗かったんだけど、周りに10本剣があった。イグニスとかあるあたり、全部魔剣なんだと思う」
「それで、どうしたのですか?」
リアルは続きを話してほしそうに問いかける。
「でな、これは夢だってわかった瞬間に真上にもう一本剣が現れた」
「10本の魔剣にもう1本剣ですか………やはりそれも魔剣なのでしょうか?」
アリスの予想はおそらくあたっている可能性は高いが、確定ではないので、シンは頷くことはしなかった。
「で、最後に余命宣告された……1
「「「「「!!!」」」」」
全員が驚く。当然驚くはずだ、余命が残り一年と急に言われたら誰だって驚く。5人がシンに対して、何か言おうとする前に、シンが止め、話を続ける。
「で、あくまで推測なんだが。剣を11本全て、1年以内に集めたら俺は1年経っても死なないと思う」
「なるほど………夢は、いわば魔剣たちからの警告ということでしょうか」
無駄に冴えているアリスは、シンの言いたいことも奪っていく。
「………あぁ。だから、人の国から逃げてる感に、魔剣を集めようと思う」
「なら、坊主。次はどこにいく?」
「次は……」
マップを広げ、指を指す
「ここだ!!」


???の国

「おい!奴隷が一匹逃げたぞ!」
「絶対に逃がすな!。この国の秘密を漏らされたら王にどんな罰を……いや、奴隷に格下げされる可能性だって……」
「はぉ……はぁ……はぁ……。獣人のフリも大変じゃない………」
奴隷の紋章を何かの術で消し、狐のつけ耳を外した少女は………目に光がなかった……
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