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最終話・裸体巨大ヒロインよ永遠に
最強最終回怪獣【ゼッタイドン】登場ラスト
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華奈たちとゼッタイドンが戦っていた時──近くのビルの後ろに隠れて様子をうかがっている、怪獣化したキングマザードンの姿があった。
まるで、怪獣の着ぐるみの首の部分から顔を覗かせているような、キングマザードンが呟く。
「なにしてんのよ、さっさと巨大ヒロインたちを弱らせなさいよ……あたしが出て行けないじゃないの」
鼻の下にトランプキングのようなヒゲを生やした、キングマザードンの背後から忍び寄る人影。
宇宙女剣豪ガーエルの手には、免疫細胞の注入器具が握られている。
キングマザードンが横目でビルのガラス面に映る、背後に立っているガーエルに気づいて振り返った時は……すでに遅かった。
振り返った、キングマザードンの人間顔の眉間に器具の針を突き刺すガーエル。
「うっ!?」
怪獣専用の免疫細胞を注入された、キングマザードンは人間体と分離して、ナチュラルマザードンに変わり。
白い天使の翼と、天使の光輪を頭に、マザードンは宇宙へと昇天していった。
昇天していくマザードンを眺めながら、ガーエルが呟く。
「宇宙の火葬場へ帰れ……さてと、最終回怪獣に華奈たちは苦戦しているかな」
ガーエルは、ビルの後ろから華奈たちの様子をうかがった。
ニクノ アツミが、別次元ヒーローのエアー能力を使って作り出した。
両腕を広げて、熱美の前で熱美を守ってくれているエアー彼氏さえもゼッタイドンBは無視して 伸ばしたハサミ腕で攻撃してきた。
悲鳴に近い声を発する熱美。
「エアー彼氏が! エアー結婚式を予定していた彼氏が消えた……いやぁぁ! エアー披露宴とエアー新婚旅行がキャンセル!?」
菜摘が指をハート型に組んで、ゼッタイドンに向けて発射したラブ光線も、四次元の力で曲げられ。
Uターンをしてきた光線が股間を直撃した菜摘は。
「うッ!?」
と、短く呻いて腰を曲げて、股間を押さえた。
華奈が、サカナカナの内部で合体アイテムを取り出して言った。
「暁の巨大ロボット」
華奈の右側に、別次元の赤い巨大ロボットが出現する。
続けて華奈が言った。
「紺碧の巨大ロボット」
華奈の左側に、また別次元の青い女性型ロボットが出現する。
「二つの力を今ひとつに………鉄腕モード」
赤い巨大ロボットと青い巨大ロボットが、華奈と融合するように合体して赤と青の模様になる。
華奈は、口を開く。
「『ビネガーブレス』……はぁぁ」
華奈の口から、酸っぱい息が出る。
華奈が続いて言った。
「『ニンニクブレス』……はぁぁ」
今度はニンニク臭が出た。混ざり合う酸性息とニンニク息……周囲に充満する悪臭。
ゼッタイドンAの口から、腐った水の臭いが出る。
混ざり合う三種類の悪臭──周辺住民に避難勧告が出た。
強敵ゼッタイドンに苦戦する華奈たち、ゼッタイドンBがお尻のネコ尾を振りながらAに言った。
「お姉さま、こうなったら相手の記憶を奪う能力を最大限に発動させて、根こそぎ記憶を奪っちゃいます……自分が誰なのか、なぜここにいるのか、裸なのかも分からなくなるほど──もしかして、あたしたちの記憶も無くなっちゃうかも知れませんけれど♪」
Bの後先考えない言葉に、青ざめるA。
「そればダメぇぇ……誰かBの暴走を止めて!」
Bが根こそぎ記憶を奪おうとしたした、その時──AとBを繋ぐ、馬胴体が切断され。
ゼッタイドンが分離、倒れた向こう側に宇宙剣を振り下ろしてポーズを決めた宇宙女剣豪ガーエルの姿があった。
ガーエルが言った。
「また、強い怪獣を斬ってしまった」
華奈はゼッタイドンの切断面を見て、驚きの声を発する。
切断された箇所から、気絶したもう一人の別の少女の顔が覗いていた。
まるで、コントに登場する、馬の着ぐるみのように。
「真ん中にもう一人、入っている? どんな体の構造をしているの? この怪獣」
剣を鞘に収めたガーエルの華奈たちに、背を向けた姿はスッポンポンに見えた。
華奈が言った。
「全裸?」
ガーエルが返答する。
「失礼ね、ちゃんと着ているよ……華奈、助けに来たよ」
体の正面を華奈たちの方に向けた、ガーエルの胸と股間にはハート型をしたシリコンブラのような宇宙生物が、シールのように貼りついて見えてはいけない部分を隠していた。
宇宙女剣豪の剣で分断されたゼッタイドンの体は、怪獣体が光りの粒子となって拡散して。
手を握りあって横たわり気絶している三人の女の子の姿だけが残った。
ガーエルが、空を見ながら言った。
「最終回怪獣は去った……だが、第二、第三の最終回怪獣が現れるかも知れない……あの最終回怪獣が最後の一匹とは思えない、裸で戦え! サカナ カナ!」
「なに、勝手にナレーションして〆ちゃっているんですか!」
裸体巨大ヒロイン【サカナ カナ】~おわり~
長い間、サカナ カナを応援していただきありがとうございます──出演者及び製作スタッフ一同
製作・裸体巨大ヒロイン【サカナ カナ】製作委員会
まるで、怪獣の着ぐるみの首の部分から顔を覗かせているような、キングマザードンが呟く。
「なにしてんのよ、さっさと巨大ヒロインたちを弱らせなさいよ……あたしが出て行けないじゃないの」
鼻の下にトランプキングのようなヒゲを生やした、キングマザードンの背後から忍び寄る人影。
宇宙女剣豪ガーエルの手には、免疫細胞の注入器具が握られている。
キングマザードンが横目でビルのガラス面に映る、背後に立っているガーエルに気づいて振り返った時は……すでに遅かった。
振り返った、キングマザードンの人間顔の眉間に器具の針を突き刺すガーエル。
「うっ!?」
怪獣専用の免疫細胞を注入された、キングマザードンは人間体と分離して、ナチュラルマザードンに変わり。
白い天使の翼と、天使の光輪を頭に、マザードンは宇宙へと昇天していった。
昇天していくマザードンを眺めながら、ガーエルが呟く。
「宇宙の火葬場へ帰れ……さてと、最終回怪獣に華奈たちは苦戦しているかな」
ガーエルは、ビルの後ろから華奈たちの様子をうかがった。
ニクノ アツミが、別次元ヒーローのエアー能力を使って作り出した。
両腕を広げて、熱美の前で熱美を守ってくれているエアー彼氏さえもゼッタイドンBは無視して 伸ばしたハサミ腕で攻撃してきた。
悲鳴に近い声を発する熱美。
「エアー彼氏が! エアー結婚式を予定していた彼氏が消えた……いやぁぁ! エアー披露宴とエアー新婚旅行がキャンセル!?」
菜摘が指をハート型に組んで、ゼッタイドンに向けて発射したラブ光線も、四次元の力で曲げられ。
Uターンをしてきた光線が股間を直撃した菜摘は。
「うッ!?」
と、短く呻いて腰を曲げて、股間を押さえた。
華奈が、サカナカナの内部で合体アイテムを取り出して言った。
「暁の巨大ロボット」
華奈の右側に、別次元の赤い巨大ロボットが出現する。
続けて華奈が言った。
「紺碧の巨大ロボット」
華奈の左側に、また別次元の青い女性型ロボットが出現する。
「二つの力を今ひとつに………鉄腕モード」
赤い巨大ロボットと青い巨大ロボットが、華奈と融合するように合体して赤と青の模様になる。
華奈は、口を開く。
「『ビネガーブレス』……はぁぁ」
華奈の口から、酸っぱい息が出る。
華奈が続いて言った。
「『ニンニクブレス』……はぁぁ」
今度はニンニク臭が出た。混ざり合う酸性息とニンニク息……周囲に充満する悪臭。
ゼッタイドンAの口から、腐った水の臭いが出る。
混ざり合う三種類の悪臭──周辺住民に避難勧告が出た。
強敵ゼッタイドンに苦戦する華奈たち、ゼッタイドンBがお尻のネコ尾を振りながらAに言った。
「お姉さま、こうなったら相手の記憶を奪う能力を最大限に発動させて、根こそぎ記憶を奪っちゃいます……自分が誰なのか、なぜここにいるのか、裸なのかも分からなくなるほど──もしかして、あたしたちの記憶も無くなっちゃうかも知れませんけれど♪」
Bの後先考えない言葉に、青ざめるA。
「そればダメぇぇ……誰かBの暴走を止めて!」
Bが根こそぎ記憶を奪おうとしたした、その時──AとBを繋ぐ、馬胴体が切断され。
ゼッタイドンが分離、倒れた向こう側に宇宙剣を振り下ろしてポーズを決めた宇宙女剣豪ガーエルの姿があった。
ガーエルが言った。
「また、強い怪獣を斬ってしまった」
華奈はゼッタイドンの切断面を見て、驚きの声を発する。
切断された箇所から、気絶したもう一人の別の少女の顔が覗いていた。
まるで、コントに登場する、馬の着ぐるみのように。
「真ん中にもう一人、入っている? どんな体の構造をしているの? この怪獣」
剣を鞘に収めたガーエルの華奈たちに、背を向けた姿はスッポンポンに見えた。
華奈が言った。
「全裸?」
ガーエルが返答する。
「失礼ね、ちゃんと着ているよ……華奈、助けに来たよ」
体の正面を華奈たちの方に向けた、ガーエルの胸と股間にはハート型をしたシリコンブラのような宇宙生物が、シールのように貼りついて見えてはいけない部分を隠していた。
宇宙女剣豪の剣で分断されたゼッタイドンの体は、怪獣体が光りの粒子となって拡散して。
手を握りあって横たわり気絶している三人の女の子の姿だけが残った。
ガーエルが、空を見ながら言った。
「最終回怪獣は去った……だが、第二、第三の最終回怪獣が現れるかも知れない……あの最終回怪獣が最後の一匹とは思えない、裸で戦え! サカナ カナ!」
「なに、勝手にナレーションして〆ちゃっているんですか!」
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長い間、サカナ カナを応援していただきありがとうございます──出演者及び製作スタッフ一同
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