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旧領主邸が公衆浴場にモデルチェンジした。
「温泉に入るだけならいつでも入れますんで、街の人達に公開しても構いませんよ。公開時期はお任せします」
「分かりました。上の方と相談して決めます」
「ではホテル用地の所に戻りましょうか」
「今日中に造ってしまうおつもりで? お疲れではありませんか?」
さすがに職員達がエリスの体調を気遣う。
「全然平気ですよ。さあ行きましょう」
エリスは颯爽と歩いて行った。
◇◇◇
「ホテルは5階建てを予定しています。1階から4階までが10部屋、最上階は4部屋にするつもりです」
「最上階だけ4部屋なんですか?」
「えぇ、スイートルームを4部屋、階の真ん中には展望大浴場を造ろうと思っています」
「最上階に大浴場って...可能なんですか?」
「それを今からお見せしますよ」
ちなみエリスは、こうやって会話しながらも次々にストレージから材料となる代理石を取り出しては、それを積み上げていっている。もう既に1階の土台部分が完成していた。
「凄いですね...」
建築の常識を覆すようなエリスの仕事振りに、職員達は呆気に取られていた。だが2階、3階、4階と造っていったエリスの手が、最上階の5階に差し掛かった所でピタリと止まってしまった。
カイが心配して声を掛ける。
「エリス、大丈夫? さすがに疲れたんじゃない?」
「違う。上ばっかり見てたから首が痛くなった...」
カイは苦笑しながら、
「ちょっと休んで」
と言って首を揉んであげた。
「あぁ、そこそこ。気持ち良い~♪」
やがて作業を開始したエリスは、最上階まで完成させた。
「ふぅ...やっと基礎部分が終わった...あとは各階を整備しましょうか」
そう言ってエリスはホテルの中に入って行った。慌てて全員が続く。
「1階の入ってすぐの所、この辺りをロビーにしましょうか。真ん中には階段を2つ造ります」
喋りながらどんどん構築していく。
「右側に5部屋、左側に5部屋造ります。家具は隊商に依頼済みですが、とても数が足りないので、街の家具屋さんに頼んで貰えますか?」
「分かりました」
同じ要領で、2階、3階、4階と階段を上がりながら次々に造っていく。ついに最上階の5階に到達した。
「ここは右側に2部屋、左側に2部屋造ります。家具は高級品を仕入て来ました」
以前、隣の領地の高級家具屋で仕入れた家具をストレージから取り出す。
「これは...確かに高そうですね...」
「その分を宿泊費に上乗せしますから。高級感を味わわせてあげないとお客は納得しませんからね」
「なるほど...」
「では最後に展望大浴場を造りますかね」
「温泉に入るだけならいつでも入れますんで、街の人達に公開しても構いませんよ。公開時期はお任せします」
「分かりました。上の方と相談して決めます」
「ではホテル用地の所に戻りましょうか」
「今日中に造ってしまうおつもりで? お疲れではありませんか?」
さすがに職員達がエリスの体調を気遣う。
「全然平気ですよ。さあ行きましょう」
エリスは颯爽と歩いて行った。
◇◇◇
「ホテルは5階建てを予定しています。1階から4階までが10部屋、最上階は4部屋にするつもりです」
「最上階だけ4部屋なんですか?」
「えぇ、スイートルームを4部屋、階の真ん中には展望大浴場を造ろうと思っています」
「最上階に大浴場って...可能なんですか?」
「それを今からお見せしますよ」
ちなみエリスは、こうやって会話しながらも次々にストレージから材料となる代理石を取り出しては、それを積み上げていっている。もう既に1階の土台部分が完成していた。
「凄いですね...」
建築の常識を覆すようなエリスの仕事振りに、職員達は呆気に取られていた。だが2階、3階、4階と造っていったエリスの手が、最上階の5階に差し掛かった所でピタリと止まってしまった。
カイが心配して声を掛ける。
「エリス、大丈夫? さすがに疲れたんじゃない?」
「違う。上ばっかり見てたから首が痛くなった...」
カイは苦笑しながら、
「ちょっと休んで」
と言って首を揉んであげた。
「あぁ、そこそこ。気持ち良い~♪」
やがて作業を開始したエリスは、最上階まで完成させた。
「ふぅ...やっと基礎部分が終わった...あとは各階を整備しましょうか」
そう言ってエリスはホテルの中に入って行った。慌てて全員が続く。
「1階の入ってすぐの所、この辺りをロビーにしましょうか。真ん中には階段を2つ造ります」
喋りながらどんどん構築していく。
「右側に5部屋、左側に5部屋造ります。家具は隊商に依頼済みですが、とても数が足りないので、街の家具屋さんに頼んで貰えますか?」
「分かりました」
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「ここは右側に2部屋、左側に2部屋造ります。家具は高級品を仕入て来ました」
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「これは...確かに高そうですね...」
「その分を宿泊費に上乗せしますから。高級感を味わわせてあげないとお客は納得しませんからね」
「なるほど...」
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