絶対記憶~彼は今日も知識欲を満たす

高戸

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31話

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Lv.1132

魔力(63500+11000)×1.5×1.5
合計値 167625

腕力(54000+21000)×1.5×1.5
合計値 168750

脚力(52800+21000)×1.5×1.5
合計値 166050

耐力(51500+11000)×1.5×1.5
合計値 140625


適正 全

Lスキル【絶対記憶】【脳の限界突破】【自能力の制限】【Lスキル検出】【Lv上限消滅】【覇気】【熾天使】【魔導神】【高性能マップ】【万能術オールラウンダー】【スキル略奪(勇者限定)】【魔眼】【痛覚譲渡】【感情識別】

スキル 無

異能力【全言語所得】【アナライズ】【能力の覚醒】【未来予報5分】【異能力の検出】【巻き戻し1分】【すり抜け】【能力の覚醒13】

加護【地球神の加護】【女神の加護】【邪龍の加護】【聖龍の加護】【英雄王の加護】【魔王との契約】【女神との契約(実行済み)】


 ちょっと見た事ないスキルが大量にあるが、一つ一つ確認しよう。魔導神は魔法系統のスキルの統合スキルらしい。完全消滅したスキルの能力は大体これに含まれているっぽい。

 万能術オールラウンダーは武術系統のセットパックで、剣術や槍術や弓術なんかの全スキルが統合されている。

 高性能マップはチート臭い能力で、俺の知りたいと思う情報を俺を中心とした10kmいないでなんでも感知できる。

 魔眼、痛覚譲渡、感情識別は勇者から奪った能力だが、相手の動きを一時的に止めたり、自分の受けたダメージを痛みだけ相手にも与えるとか、感情を色で見るとか言う割とゴミ能力なので割愛する。

 そして、問題はステータスだ。何故に魔力より、腕力の方が多いのか。アーサーのせいだな間違いない。絶対に俺は脳筋ではないはずだ。
 何気に耐力が一番低いのも脳筋感があっていやだな。と言っても全てのステータスでクルノタを越えている事に変わりはないんだが。

 なんでこうなったし……


 悠長にステータスの確認をしていたのには訳がある。目の前の勇者たちが俺の予想を裏切り攻撃してこないからだ。

 どうやらキャロでの一見で、俺の能力値が勇者の中でも群を抜いている事を悟ったらしく、日本人らしく強い物にはへりくだる姿勢でいるらしい。

 何故、氷漬けにしたはずの勇者が生きているかという疑問だが、そういう風に俺が魔法を使ったとしか言えない。

 氷の内部の温度は-100度以下で普通の人間なら、細胞がボロボロになって蘇生は不可能だ。しかし、それは一般人の話であって勇者のステータスを手に入れている彼らには適応されない。

 キャロの平均気温では、氷が溶けるのに一日もかからなかっただろう。一日程度とは一般人では蘇生は不可能だが、勇者は一般人ではないの復活した。

 ここに居るのが証拠だろう。俺が直接殺した何人かは別としても30人近くは生きていたはずだが、どうやらここに居る奴らが言ってる事が勇者の総意と言うわけではないらしい。

 それに、俺と敵対したくないとか言う割に感情識別には復讐の炎の紅色が色濃く出ている奴が何人かいる。

「俺だって好き好んでクラスメイトは殺したくない」

 28のジト目が向けられるが、疑っているらしい。まあ、普通に好き好んで惨殺したしな。王族とか。まあ、ほら、あれは理由があったからノーカンで。

「だから、俺の提示する契約を守ると誓うなら俺も攻撃はしない」

「分かった。みんなもそれでいいか!?」

 名前は知らないが、獄炎魔法を使ってた奴だ。こいつが玉木に代わってこのグループをまとめているらしい。

 殆どから同意が得られたらしく、俺の契約を聞く前に飲む事が確定したらしい。ていうか良く俺の所に14人で来たな。殺される可能性もあっただろうに。それだけは褒めてやらないといけないな。


 契約内容を提示する。


 1.各国家の不利益になるような行為を禁止する
 2.どこか1つの国家に過度な戦力提示を禁止する
 3.地球の知識を異世界人以外に過度に話す事を禁止する
 4.----に関係しない
 5.魔法学校に近づかない
 6.金貨100万枚以上の資金を個人団体で保有する事を禁止する
 7.以上を破った場合、即刻死せ


「こんなもんか」

「こんなにか?」

「いやならいいぞ、その時は……」

「ちょっ、分かった! 契約するよ」

 その後、14人全員が契約の意を示した。

「俺の契約の魔力を持って縛り付けん『スレイブマーク』」

 俺の魔法が発動し、14人の身体のどこかに黒いハートマークが出現する。俺のオリジナル魔法で初使用だがどうやら上手くいったようだ。ハートマークが地味に嫌だが、仕方ない。

「これで、契約を破った奴は死ぬ状態になった」

「ああ、理解したよ……」

「それじゃあ、もう用はないだろ?」

「ああ」

 気の抜けた返事が返って来るが、契約を発動させた俺にはもはや関係ない。

「『ゲート』」

 さっさと帰るとしよう。

 一瞬で景色が変わり、魔王城の俺の部屋に転移した。顔を元に戻し、異空間に居れていた汚染物質を倉庫に転送する。
 これで一件落着か。

 勇者を生かしたのにはもちろん理由がある。俺の【スキル略奪(勇者限定)】は殺害した勇者のスキルを全て奪うスキルだ。そう全て奪うのだ。

 つまり、今のスキル数の少ない状態で殺すのはもったいないので。果実は熟してから収穫する。当たり前だろ。

 如何にもレアスキルを覚えそうだった玉木やら亮くんやらが死んだのは残念だが、気が立ってやった。後悔はしていない。

 もう半分の勇者の居場所も補足してるし、現状で問題になりそうな要員はない。母国の王様に仮一つだが、あまり大きな要求はさすがに自重するだろう。

 クルノタが稼いだ10年。後3年であるが、その時間はじっくりとーーーーを倒す方法を考える事が出来そうだ。
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感想 15

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みんなの感想(15件)

AKATSUKI
2018.04.09 AKATSUKI

おかえりなさ~い
続き待ってました!!
データ消えるのは確かにキツいですね(゚〇゚;)

2018.04.09 高戸

データが消えてるの気がついた時はホント終わった(更新が)と思いました。
けど、一人でも見てくれたら良いなと思いながら更新しました!!
よろしくお願いします(人´∀`*)

解除
ふう
2018.02.21 ふう

もうこんなに月日が経っているとは思わなかったです。
しかし、続きが気になる終わり方なのです

2018.04.09 高戸

めっちゃやる気になりました!ありがとうございます!

解除
kana
2017.05.06 kana

とっても面白いです!次の更新はいつになるんですか?早く続きが読みたいです!!

2018.04.09 高戸

お待たせしまって申し訳ないですorz

解除

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