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9 コンフリジェント学園
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皆さま、どうもこんにちは!主人公ですが自分のポジションをいまいち把握してないフィアナです。
前回の終わり直前に直面した『私の記憶、もしかして不完全?問題』から数時間。
ーーその問題、なんとか解決?しそうです。
まぁ、それも結局は自分の努力次第なんですけどね(遠い目)…。
時は数時間前に遡って、夜。
話は伯母さまが私たちの部屋に乱入してきた…ところから逆再生しまして、とあるご婦人ーーレイミヤ侯爵夫人との自慢大会から発展した話によるみたいです。
夜は夜で、大人の思惑が絡んだ、ちょっとしたお茶会があったようですね。
そこで、王立コンフリジェント学園の話が出たようなんです。
*(ピンポンパンポーン)これから放送される会話・映像は、あくまで私の脳内映像(想像)です。実際の会話と違う点がありましても、当方は一切責任を負いません。視聴者さま個々の自己責任ということでお願いいたしますね。
とまあ、↑こんなに注意書きすることでもないのですが、私の脳内劇場、見てみます?……見てみましょうか。
では、ごゆっくり。
それはレイミヤ侯爵夫人の高笑いから始まった。
「オーホッホッホッホッホッホー。アメリア、お久しぶねぇ。久しくあなたの顔を拝んだけれど、ますますオ・バ・サ・ンになったわね。あなたの顔、年季が入って、いい味出してるわぁ」
「ご挨拶ですわね。あなた私のことばっかり口にするけれど、一度でもご自分の顔を見たことがありまして?私に負けず劣らずの、肌のハリのなさ。泣けますわね~」
「くぅぅ~。なんですの?あなた、私に何か恨みでもあって?」
「それはこっちのセリフですわ」
両者の間にはバチバチと火花が散っています。
そうして、ご挨拶もほどほどにあの自慢大会が始まったのです。
何を自慢していたか、はこの際省略いたしまして…。
「ときにアメリア、姪を引き取ったそうね」
「それがなにか?」
「あなたには本当の娘はいない」
「事実ね」
「だからあなたにはわからないわ。娘を思う母親の気持ちが」
「私のこと、軽く見ないでちょうだい。血の繋がりが有ろうと無かろうと、あの子は私の娘になったのです。私はあの子の母親。母親の気持ちは十分わかっているつもりよ」
「所詮つもりでしょう?なら言うけれど、その子の将来設計はどうなっているのかしら?親なら当然算段はついているわよね」
「勿論よ」
「なら言ってごらんなさい」
「顔も性格も良いお金持ちのボンボン(を私が選んで、その人)と結婚させることよ」
「あーはっはっはっはあっ。残念ねアメリア、そんな考えはもう時代遅れなのよ!」
「な、なんですって⁈」
「昔なら、親の決めた相手と婚約し、結婚して、夫の帰りを待つ。それを幸せだと考えるのは親の自己満足!いい?私は自分の娘にこう言っているわ!女は生まれながらにしてハンター。ハンターになりなさいってね。だから私は娘をとある学園に入れることにしたの」
「そ、それはどこなのよ⁈」
「ふふふふふ。知りたい?知りたいわよね?自分の可愛い可愛い姪の将来が掛かってるんだものねぇ」
「いいから教えなさい!」
「王立コンフリジェント学園よ」
***
それは突然のことでした。
バターンッ
「お、伯母さまっ⁈」
「お母さま?どうなされたの?」
ドアを蹴破り、いきなり現れた伯母さまはこう言いました。
「二人とも、王立コンフリジェント学園に入学しなさい!」
その迫力ときたら、まるで鬼のよ…げふんげふん、まあ、それだけ必死で私たちのために心を砕いてくださっている伯母さまには、勿論頭は下がりません。
伯母さまの愛を感じますね。
この後私たち二人は入学案内を請求したのです。
後日届いた入学案内に目を通していて、なんと記憶に関する授業も行なっているとか。これはいい情報を手に入れました。
そしてそして、この学校生徒の学ぶ意欲を大切にしているらしく、興味のある科目を自分で組み合わせて選択できるみたいなんです。なんて素晴らしい学校なのでしょう。
それに、学校って響きが懐かしい。
ああ、はやく学校に行きたい。
友達をたくさん作ってキャッキャウフフしたい~。
伯母さまに、(キャッキャウフフは伏せて)学校に通いたいことを話すと、ガッツポーズされました。
「よく言ったわ!さすが私の姪ね!フハハハハ!見てなさいレイミヤ、絶対フィアナとリリアナは世界で一番幸せにするんだから‼︎」
喜ばれたのはいいのですけど、伯母さま、性格変わってません?
前回の終わり直前に直面した『私の記憶、もしかして不完全?問題』から数時間。
ーーその問題、なんとか解決?しそうです。
まぁ、それも結局は自分の努力次第なんですけどね(遠い目)…。
時は数時間前に遡って、夜。
話は伯母さまが私たちの部屋に乱入してきた…ところから逆再生しまして、とあるご婦人ーーレイミヤ侯爵夫人との自慢大会から発展した話によるみたいです。
夜は夜で、大人の思惑が絡んだ、ちょっとしたお茶会があったようですね。
そこで、王立コンフリジェント学園の話が出たようなんです。
*(ピンポンパンポーン)これから放送される会話・映像は、あくまで私の脳内映像(想像)です。実際の会話と違う点がありましても、当方は一切責任を負いません。視聴者さま個々の自己責任ということでお願いいたしますね。
とまあ、↑こんなに注意書きすることでもないのですが、私の脳内劇場、見てみます?……見てみましょうか。
では、ごゆっくり。
それはレイミヤ侯爵夫人の高笑いから始まった。
「オーホッホッホッホッホッホー。アメリア、お久しぶねぇ。久しくあなたの顔を拝んだけれど、ますますオ・バ・サ・ンになったわね。あなたの顔、年季が入って、いい味出してるわぁ」
「ご挨拶ですわね。あなた私のことばっかり口にするけれど、一度でもご自分の顔を見たことがありまして?私に負けず劣らずの、肌のハリのなさ。泣けますわね~」
「くぅぅ~。なんですの?あなた、私に何か恨みでもあって?」
「それはこっちのセリフですわ」
両者の間にはバチバチと火花が散っています。
そうして、ご挨拶もほどほどにあの自慢大会が始まったのです。
何を自慢していたか、はこの際省略いたしまして…。
「ときにアメリア、姪を引き取ったそうね」
「それがなにか?」
「あなたには本当の娘はいない」
「事実ね」
「だからあなたにはわからないわ。娘を思う母親の気持ちが」
「私のこと、軽く見ないでちょうだい。血の繋がりが有ろうと無かろうと、あの子は私の娘になったのです。私はあの子の母親。母親の気持ちは十分わかっているつもりよ」
「所詮つもりでしょう?なら言うけれど、その子の将来設計はどうなっているのかしら?親なら当然算段はついているわよね」
「勿論よ」
「なら言ってごらんなさい」
「顔も性格も良いお金持ちのボンボン(を私が選んで、その人)と結婚させることよ」
「あーはっはっはっはあっ。残念ねアメリア、そんな考えはもう時代遅れなのよ!」
「な、なんですって⁈」
「昔なら、親の決めた相手と婚約し、結婚して、夫の帰りを待つ。それを幸せだと考えるのは親の自己満足!いい?私は自分の娘にこう言っているわ!女は生まれながらにしてハンター。ハンターになりなさいってね。だから私は娘をとある学園に入れることにしたの」
「そ、それはどこなのよ⁈」
「ふふふふふ。知りたい?知りたいわよね?自分の可愛い可愛い姪の将来が掛かってるんだものねぇ」
「いいから教えなさい!」
「王立コンフリジェント学園よ」
***
それは突然のことでした。
バターンッ
「お、伯母さまっ⁈」
「お母さま?どうなされたの?」
ドアを蹴破り、いきなり現れた伯母さまはこう言いました。
「二人とも、王立コンフリジェント学園に入学しなさい!」
その迫力ときたら、まるで鬼のよ…げふんげふん、まあ、それだけ必死で私たちのために心を砕いてくださっている伯母さまには、勿論頭は下がりません。
伯母さまの愛を感じますね。
この後私たち二人は入学案内を請求したのです。
後日届いた入学案内に目を通していて、なんと記憶に関する授業も行なっているとか。これはいい情報を手に入れました。
そしてそして、この学校生徒の学ぶ意欲を大切にしているらしく、興味のある科目を自分で組み合わせて選択できるみたいなんです。なんて素晴らしい学校なのでしょう。
それに、学校って響きが懐かしい。
ああ、はやく学校に行きたい。
友達をたくさん作ってキャッキャウフフしたい~。
伯母さまに、(キャッキャウフフは伏せて)学校に通いたいことを話すと、ガッツポーズされました。
「よく言ったわ!さすが私の姪ね!フハハハハ!見てなさいレイミヤ、絶対フィアナとリリアナは世界で一番幸せにするんだから‼︎」
喜ばれたのはいいのですけど、伯母さま、性格変わってません?
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