【完結】リオ・プレンダーガストはラスボスである

とうや

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領地編1

後ろ盾が決まったよ!



さて、ある意味この国で最強の後ろ盾を得た。飽きられないように商品開発、頑張りますよ…っと。

1ヶ月後に、リオ・プレンダーガストの披露目式を王都でやるらしい。自分のことなのに『らしい』ってのは、なんだか王兄側が大盛り上がりらしいのだ。まあねえ……浮いた話もなく、婚約も婚姻もせず、趣味は国の運営、特技は逆賊の斬首、好きなものは国王陛下!だもんな。心配にもなるよなあ……。

表向きは『昔、世話になったプレンダーガスト前当主の孫が困窮していたので後見人になる』だけど……本当に困窮してる時に助けてくれないっていうのはなんでだろうね?ガリガリに痩せた乳母のリサが、自分の飯を我慢してまで俺に食わせてくれたのを体験しちゃったからね?カーソン夫妻(執事と乳母夫婦)が夜逃げするのが早いか、リサが娼館に身売りするのが早いか…って。あの時に『もうガキの振りしてる場合じゃねえ』って覚醒したもんなあ。異端審問会に通報されたり、気持ち悪がって捨てたりしない人たちで良かった…。

とにかく後ろ盾を得られたのは大きな前進だ。セバスは小躍りし、ティグレは珍しくすっげえ嫌っそーな顔をして、リサは真っ青な顔をして……


「ぼ…ぼぼぼ……坊っちゃま!!無体な要求はされませんでしたか!?さっ…触られたり、とか、嫁になれ、とか……く、口吸い………んんうがあああああああ!!あのエロジジイ!歩く猥褻物め!!私の坊っちゃまにいいいいいいいいい!!!」

「落ち着いてくれリサ。俺に害はないから!ただちょっと特殊な惚気をされただけだから!」

「とくしゅ、な…?」

「あー…えー、えーと……恋人との特殊な、性行為プレイ?」

「なに聞かせてくれとんじゃぁぁああああっ!!殺す!私の坊っちゃまにっ!ちょん切ってやらああああ!!」


どうどう。落ち着け。ちょん切るな。アレは国王陛下の大事な大事な竿だからな?




リサには仕事内容は聞かせないほうがいいな…。というか、今生の母ともいうべきリサに、「頑張って作ったガラスでエログッズ作ってあげることになっちゃいましたぁ(テヘペロ)」とか言ったら、本気で王兄殿下に特攻しかねねえわ…。
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