【完結】リオ・プレンダーガストはラスボスである

とうや

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領地編2

マグレーディ領再開発



マグレーディはケレスと名を変えるよう申請した。不毛の大地なんて縁起でもない。ケレスは 羅馬ローマあたりの豊穣の女神だった気がする。爺ちゃん婆ちゃんたちは『ヘスティア』推しだったが、問答無用で却下。なんで自分と同じ顔してたらしい曾祖母様の名前をつけなきゃならんのだ。羞恥刑?いじめ?いじめなの?

ここまで放置された土地は一度全部整地して都市計画をやるしかない。マグレーディは元は肥沃な大地だから農業都市のイメージで。メイソンの号令で各地に散らばっていた領民たちが戻ってくる。多くは商人や冒険者になっていて、曾祖母様ヘスティアの曾孫が大勲位聖剣大綬章をもらってこの放棄された故郷を治めることを知っていた。中には魔術の才能が開花して『賢者の塔』に所属している者もいた。その賢者の塔所属者が、もう戦争にいけないような引退リタイヤ組や、先日のドラゴン騒ぎで能力に限界を感じたらしい部下をごっそり引き抜いて帰還。魔術師団長であるシャーロック公爵に嫌味でも言われまいかと身構えたけど、退職届を出した際に「ずるい私も行く!」と騒いだらしい。自由だな、シャーロック公爵。

本格的なマグレーディ改めケレス領地再開発が始まった。

ずっとマグレーディを守っていた爺ちゃん婆ちゃんたちは、「ここからでていくのはいやじゃ!」と抵抗したが、「爺ちゃん婆ちゃん、俺の領地に遊びにきて♡」と気持ち悪いくらいの孫ムーブをかましたところ「りおちゃまがそういうなら、しかたがないのぅ…」とプレンダーガストで一時保護することになった。よし、ガラス工場に隣接している保育園の人手ゲット。

ケレス側の、領地同士を繋ぐ転移門も設置され、物理的な距離を感じなくなった。魔術による再開発は驚くほど速い。プレンダーガストの大工たちも大忙しだ。



そんな中、馬鹿がばら撒いていた餌に引っかかった。新作ガラスの試作品サンプルが頻繁に紛失しなくなりはじめたのだ。
















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