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迷宮十層攻略へ
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最初は捨てられた子犬みたいにビクビク、あわあわしていたシャールちゃん。
受付嬢である彼女の元にはだれもならんでいませんでした。きっと給料泥棒とか誹りを受けていたのでしょう。いつも涙目なシャールちゃん。
しかし彼女は自分のペースでさえ保てれば、人並みに、いいえ人以上に仕事ができる子なんです。
「アァ!? コボルトの牙きっちり二十本納品しただろうが! 依頼達成だろ! なんで未達成扱いなんだよ!」
いかにも短気で荒っぽい冒険者がシャールちゃんに向かって声を荒げています。許せませんね。首を刎ねたいです。
「あっあっ。落ち着いてください。確かにヤーレンさんは確かに二十本納品してくれました。でも、依頼人様は二十本の『大ぶりな牙』をご所望だったんです」
「……あぁっ!? そんなのどこに書いてあんだよ! おれは依頼書全部読んだぞ!」
「補足事項に記載があります。『なお、牙は五サンチ以上のものとする』と」
「……あ、本当だ」
「はい。なので残念ながら依頼不達成となります」
「ま、まじかよぉ……一日必死こいて走り回ったってのによぉ……」
「ですがご安心ください。この補足事項は補足というにはあまりにも重要な情報です。この点を指摘させて頂いたところ、先方にも非があると認めてくださいました。よって今回の依頼料の七割をお支払いしてくださることになりました」
「ま、マジか! 七割ならまだ何とかなる! とりあえず利益は出るし、飯も食えて宿にも泊まれる……」
「はい。先方には今後依頼文の書き方の指南をさせていただいたので、こういうことは減るはずです。またヤーレンさんの仕事自体には感心していたので指名でお仕事が入るかもしません」
「し、指名!? ほ、ほんとかよ」
「まだ何とも言えませんが、先方様と話した感触ではあり得ないとは言えません。ヤーレンさん、貴方の丁寧な仕事ぶりを評価してくれる人は必ずいらっしゃいます。すぐに成果を出そうと焦らず、まずはじっくりと事に当たってみてください。私もお力になりますから」
にこり、と笑顔。
営業スマイルじゃない、相手を思いやるささやかな笑み。
「お、おうっ。う、受付嬢さん! 助かったわ! ありがとう!」
ヤーレン某は顔を赤くして去っていきました。射抜かれましたね。こりゃあシャールちゃん、すでに何人も射抜いているかもしれません。
という光景を他にも何組か見た。
強面のおっちゃん、イライラしている剣士、無愛想な魔術師にも動じず、彼女は自分のペースで案内できていた。最初はしかめっ面をしていた彼らも、去る時は満足そうな顔をしていたように見える。
もうわいが見守る必要も無いかもな……。
推しの成長が尊い。
やっぱり彼女に必要だったのは自信なんだよな。職場が悪いよ職場が。ほら、少し離れたとこにいるあのケバいやつ。ケバ子の視線は明らかに面白くなさそうだもん。こいつ、ぜってーお局様ってやつだよね。シャールちゃんいびりやがって。お前それ、絶死の森でもできんの?
そして、「ふぅ」と一息ついている彼女に話しかけて時は戻る。
「忙しいみたいだね?」
「えへへ……最近、冒険者さんたちが少しずつ並んでくれるようになったんです。だから、張り切っちゃって」
「シャールちゃんはずっと頑張ってたからね。努力が実を結んだんだよ」
「いえ、そんな……ふふ」
もじもじするシャールちゃん。さっきのささやかな笑顔じゃなくて、もっと感情のこもったはにかみ。まるで春風吹く草原に咲く一輪の花みたいじゃないっスカ……可憐だ……。
「ええーっと。今日はこれからベステルタと一緒に迷宮に潜るつもりなんだ。そのまま十層までいくつもり」
「も、もう十層までいくんですか? この前五層到達したばかりなのに……。すごく、危ないですよ。私、ケイさんに危険な目に遭ってほしくありません」
シャールちゃんはとても悲しそうな目をして引き止めてきた。うう、そんな瞳をされると揺らいでくるな。
「大丈夫だよ。いけるとこまでいくだけだから。危なくなったら引き返すさ」
「……分かりました。約束ですよ」
「約束するよ」
真剣な表情で念押しされたので、思わず頷いてしまう。シャールちゃん、受付嬢としての迫力みたいなのが出てきたな。
「それでさ、今夜とかどうかな。ご飯、一緒に」
「え? 迷宮に潜るんですよね……? 今日中に戻ってくるつもりですか?」
ものすごく変な目で見られた。
「そのつもりだよ。大丈夫。無理はしないから。いけるところまでいって帰ってくるさ」
「あはは、さすがにケイさんでも十層まで行って今日中に戻るのは無理だと思います。でも、そうですね。今日中に、無事に戻ってきてくれたなら……ご飯行きましょうか」
「ほんとに?」
まじ? やっとシャールちゃんとご飯食べれるの? 夢じゃない?
「はい、約束でしたからね。私も楽しみにしていたんですよ」
「よっしゃあ!」
やばい、涙出そう。これってデートだよね、デートだよな? 内心バクバクだったんだよね。断られやしないかって。僕みたいな非モテがさあ、女の子ご飯に誘ってOKもらえる日が来るとは思わんかった。
「えへへ、そんなに喜んでもらえるならもっと早く行けばよかったです」
「いいんだよ、シャールちゃんにも都合あるからね。大丈夫だよ」
「じゃあ仕事終わらせて待ってますね」
「うん。ソッコーで終わらせてくるよ。ご飯するところは行きつけのお店だっけ?」
「はい。『羚羊亭』っというところです」
「わかった! じゃあ行ってくるよ!」
「ふふ、行ってらっしゃい」
あー、神。笑顔がステキ。
かわいい。
癒される。
迷宮の前まで着いて、衛兵のセルヒムさんと話していたら『めんごめんご』の仕草でベステルタがやってきた。
「ごめんね、修行を途中で放り出すわけにはいかなくて」
「いいよ、気にしないで。ベステルタが頑張ってるようで僕も嬉しいよ」
「うふふ。やってみたら思いのほか楽しく。自分でもびっくりしているわ。師匠にも筋がいいって褒められたの。武術というのは奥深いものね」
「し、師匠ってだれ?」
「何言ってるの? あの、フェイっていう人間よ」
ベステルタがおもむろに師匠とか言うもんだから心の準備ができてなかったよ。このプライド高い亜人さんが自分より弱い人間を師匠呼ばわりするなんてなあ。
「ていうか、『筋がいい』って言葉伝わらないよね?」
「そんなの言葉にしなくても分かるわよ。表情や仕草でね」
そういうもんか。まあ、ベスたんが言うならそうなんだろうな……。
「お二人ともお揃いですかな。気を付けていってらっしゃいませ」
「うん、行ってきます」
セルヒムさんに送り出され僕らは迷宮に入っていく。セルヒムさんとちょっと話していたんだけど、もともとは騎士団の出身みたいだ。だけど任務で怪我をしてしまい現役は引退、しかし彼の仕事ぶりを評価していた上司は伯爵に「なんとかセルヒムに仕事をやってくれないか」と上申し、今の職を斡旋されたようだった。
(デイライト伯爵、こうやって聞いてると人格者のように思えてくるな)
今はちょうどコスモディアポーションというとても繊細な案件が動いている。それに関わる上位者の人品が優れていそうっていうのは安心できる材料だなと思った。
「ところでベスたん、修行の方はどうだい?」
「なに、そのベスたんって?」
「可愛いかなと思ってさ」
「ふーん、確かに可愛いかも。ケイ、たまにその名前で呼んでもいいわよ」
「わーい」
ライダースーツの筋肉お姉さんがたん呼びされて嬉しそうにする様からしか得られない栄養があるんすわ。
「それで、修行ね。順調よ。なんというか……今まで意識してこなかった『技術』というものの偉大さを噛み締めているところよ」
「ほほお?」
「私だって自分なりに技術のようなものは使っていたし、お母さんから継承した技もあった。でもね、人間という脆弱な存在が強くあるために途方もない時間をかけて紡ぎ上げた『技術』には及ばなかったわ。悔しいけれどね」
おお、またもやあのプライド高いベステルタが認めたぞ。むしろ清々しい表情だ。
「でも言葉も通じないのによくわかるね?」
「言葉は通じないけれど、師匠の一挙手一投足を観察することで見えてくるものはたくさんあるわ。そうね……あれが『理合い』というものだと思うの。一死不乱に拳を振り、無心になって型をなぞる。ゆっくりと、蝶でも止まりそうな速さで動くの。そうしてるとね、私という存在がだんだんあやふやになって、この世界と一緒になれたような気がするのよ」
なんかすでに達人みたいなこと言ってる……。すごい穏やかな表情だ。まるで二児の母みたいな包容力を感じる。ベステルタにママ属性までついてしまったら僕はどうなっちゃうんだ。あ、いや。いずれみんなママ属性が付くのか。今のうちに慣れとかないとな。よし、バブみでオギャル準備はできている。
そんなことを考えたり、ベステルタと話しながら迷宮の中を進んでいった。
受付嬢である彼女の元にはだれもならんでいませんでした。きっと給料泥棒とか誹りを受けていたのでしょう。いつも涙目なシャールちゃん。
しかし彼女は自分のペースでさえ保てれば、人並みに、いいえ人以上に仕事ができる子なんです。
「アァ!? コボルトの牙きっちり二十本納品しただろうが! 依頼達成だろ! なんで未達成扱いなんだよ!」
いかにも短気で荒っぽい冒険者がシャールちゃんに向かって声を荒げています。許せませんね。首を刎ねたいです。
「あっあっ。落ち着いてください。確かにヤーレンさんは確かに二十本納品してくれました。でも、依頼人様は二十本の『大ぶりな牙』をご所望だったんです」
「……あぁっ!? そんなのどこに書いてあんだよ! おれは依頼書全部読んだぞ!」
「補足事項に記載があります。『なお、牙は五サンチ以上のものとする』と」
「……あ、本当だ」
「はい。なので残念ながら依頼不達成となります」
「ま、まじかよぉ……一日必死こいて走り回ったってのによぉ……」
「ですがご安心ください。この補足事項は補足というにはあまりにも重要な情報です。この点を指摘させて頂いたところ、先方にも非があると認めてくださいました。よって今回の依頼料の七割をお支払いしてくださることになりました」
「ま、マジか! 七割ならまだ何とかなる! とりあえず利益は出るし、飯も食えて宿にも泊まれる……」
「はい。先方には今後依頼文の書き方の指南をさせていただいたので、こういうことは減るはずです。またヤーレンさんの仕事自体には感心していたので指名でお仕事が入るかもしません」
「し、指名!? ほ、ほんとかよ」
「まだ何とも言えませんが、先方様と話した感触ではあり得ないとは言えません。ヤーレンさん、貴方の丁寧な仕事ぶりを評価してくれる人は必ずいらっしゃいます。すぐに成果を出そうと焦らず、まずはじっくりと事に当たってみてください。私もお力になりますから」
にこり、と笑顔。
営業スマイルじゃない、相手を思いやるささやかな笑み。
「お、おうっ。う、受付嬢さん! 助かったわ! ありがとう!」
ヤーレン某は顔を赤くして去っていきました。射抜かれましたね。こりゃあシャールちゃん、すでに何人も射抜いているかもしれません。
という光景を他にも何組か見た。
強面のおっちゃん、イライラしている剣士、無愛想な魔術師にも動じず、彼女は自分のペースで案内できていた。最初はしかめっ面をしていた彼らも、去る時は満足そうな顔をしていたように見える。
もうわいが見守る必要も無いかもな……。
推しの成長が尊い。
やっぱり彼女に必要だったのは自信なんだよな。職場が悪いよ職場が。ほら、少し離れたとこにいるあのケバいやつ。ケバ子の視線は明らかに面白くなさそうだもん。こいつ、ぜってーお局様ってやつだよね。シャールちゃんいびりやがって。お前それ、絶死の森でもできんの?
そして、「ふぅ」と一息ついている彼女に話しかけて時は戻る。
「忙しいみたいだね?」
「えへへ……最近、冒険者さんたちが少しずつ並んでくれるようになったんです。だから、張り切っちゃって」
「シャールちゃんはずっと頑張ってたからね。努力が実を結んだんだよ」
「いえ、そんな……ふふ」
もじもじするシャールちゃん。さっきのささやかな笑顔じゃなくて、もっと感情のこもったはにかみ。まるで春風吹く草原に咲く一輪の花みたいじゃないっスカ……可憐だ……。
「ええーっと。今日はこれからベステルタと一緒に迷宮に潜るつもりなんだ。そのまま十層までいくつもり」
「も、もう十層までいくんですか? この前五層到達したばかりなのに……。すごく、危ないですよ。私、ケイさんに危険な目に遭ってほしくありません」
シャールちゃんはとても悲しそうな目をして引き止めてきた。うう、そんな瞳をされると揺らいでくるな。
「大丈夫だよ。いけるとこまでいくだけだから。危なくなったら引き返すさ」
「……分かりました。約束ですよ」
「約束するよ」
真剣な表情で念押しされたので、思わず頷いてしまう。シャールちゃん、受付嬢としての迫力みたいなのが出てきたな。
「それでさ、今夜とかどうかな。ご飯、一緒に」
「え? 迷宮に潜るんですよね……? 今日中に戻ってくるつもりですか?」
ものすごく変な目で見られた。
「そのつもりだよ。大丈夫。無理はしないから。いけるところまでいって帰ってくるさ」
「あはは、さすがにケイさんでも十層まで行って今日中に戻るのは無理だと思います。でも、そうですね。今日中に、無事に戻ってきてくれたなら……ご飯行きましょうか」
「ほんとに?」
まじ? やっとシャールちゃんとご飯食べれるの? 夢じゃない?
「はい、約束でしたからね。私も楽しみにしていたんですよ」
「よっしゃあ!」
やばい、涙出そう。これってデートだよね、デートだよな? 内心バクバクだったんだよね。断られやしないかって。僕みたいな非モテがさあ、女の子ご飯に誘ってOKもらえる日が来るとは思わんかった。
「えへへ、そんなに喜んでもらえるならもっと早く行けばよかったです」
「いいんだよ、シャールちゃんにも都合あるからね。大丈夫だよ」
「じゃあ仕事終わらせて待ってますね」
「うん。ソッコーで終わらせてくるよ。ご飯するところは行きつけのお店だっけ?」
「はい。『羚羊亭』っというところです」
「わかった! じゃあ行ってくるよ!」
「ふふ、行ってらっしゃい」
あー、神。笑顔がステキ。
かわいい。
癒される。
迷宮の前まで着いて、衛兵のセルヒムさんと話していたら『めんごめんご』の仕草でベステルタがやってきた。
「ごめんね、修行を途中で放り出すわけにはいかなくて」
「いいよ、気にしないで。ベステルタが頑張ってるようで僕も嬉しいよ」
「うふふ。やってみたら思いのほか楽しく。自分でもびっくりしているわ。師匠にも筋がいいって褒められたの。武術というのは奥深いものね」
「し、師匠ってだれ?」
「何言ってるの? あの、フェイっていう人間よ」
ベステルタがおもむろに師匠とか言うもんだから心の準備ができてなかったよ。このプライド高い亜人さんが自分より弱い人間を師匠呼ばわりするなんてなあ。
「ていうか、『筋がいい』って言葉伝わらないよね?」
「そんなの言葉にしなくても分かるわよ。表情や仕草でね」
そういうもんか。まあ、ベスたんが言うならそうなんだろうな……。
「お二人ともお揃いですかな。気を付けていってらっしゃいませ」
「うん、行ってきます」
セルヒムさんに送り出され僕らは迷宮に入っていく。セルヒムさんとちょっと話していたんだけど、もともとは騎士団の出身みたいだ。だけど任務で怪我をしてしまい現役は引退、しかし彼の仕事ぶりを評価していた上司は伯爵に「なんとかセルヒムに仕事をやってくれないか」と上申し、今の職を斡旋されたようだった。
(デイライト伯爵、こうやって聞いてると人格者のように思えてくるな)
今はちょうどコスモディアポーションというとても繊細な案件が動いている。それに関わる上位者の人品が優れていそうっていうのは安心できる材料だなと思った。
「ところでベスたん、修行の方はどうだい?」
「なに、そのベスたんって?」
「可愛いかなと思ってさ」
「ふーん、確かに可愛いかも。ケイ、たまにその名前で呼んでもいいわよ」
「わーい」
ライダースーツの筋肉お姉さんがたん呼びされて嬉しそうにする様からしか得られない栄養があるんすわ。
「それで、修行ね。順調よ。なんというか……今まで意識してこなかった『技術』というものの偉大さを噛み締めているところよ」
「ほほお?」
「私だって自分なりに技術のようなものは使っていたし、お母さんから継承した技もあった。でもね、人間という脆弱な存在が強くあるために途方もない時間をかけて紡ぎ上げた『技術』には及ばなかったわ。悔しいけれどね」
おお、またもやあのプライド高いベステルタが認めたぞ。むしろ清々しい表情だ。
「でも言葉も通じないのによくわかるね?」
「言葉は通じないけれど、師匠の一挙手一投足を観察することで見えてくるものはたくさんあるわ。そうね……あれが『理合い』というものだと思うの。一死不乱に拳を振り、無心になって型をなぞる。ゆっくりと、蝶でも止まりそうな速さで動くの。そうしてるとね、私という存在がだんだんあやふやになって、この世界と一緒になれたような気がするのよ」
なんかすでに達人みたいなこと言ってる……。すごい穏やかな表情だ。まるで二児の母みたいな包容力を感じる。ベステルタにママ属性までついてしまったら僕はどうなっちゃうんだ。あ、いや。いずれみんなママ属性が付くのか。今のうちに慣れとかないとな。よし、バブみでオギャル準備はできている。
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