実姉をこんなにも好きになる筈がない~危うい僕の変愛ログ~

ちゃかぽこねお

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ep11:姉を介抱したい

「・・・人は、誰かに必要とされることが、・・・だな」

『セキジイ』が、唐突に語りだした。
「人の為に何かをする、人の為に行動することが、お互いの幸せ・・・だな」

 何か良いことを言っているみたいだが、突然登場した爺にびっくりして、彼の言葉は、僕の頭に全く入ってこなかった。
「本当にそうですね・・・」姉の沙也加が答えた。

「・・・今日は、帰りが遅かったよう・・・だな」
「はい、今日は、会社の飲み会で遅くなりました」
「酒は、飲んでも、飲まれるな・・・・・・だな」
「そうですね。さん、おやすみなさい」
「・・・ああ、おやすみ」

 僕らは、公園を後にした。姉に色々聞きたいことがあった。
「あの人、突然現れてびっくりしたんだけど・・・」
「いつも、そうなの。公園のすぐ裏に住んでいるみたいよ」
「いつもあんな感じなの?」
「そう、いつも私に有難い言葉をかけてくださるの・・・」
「あと、『セキジイ』は、関根川さんだったんだ」
「そうよ・・・『関根川一喜せきねがわかずき』さん・・・」
「初めて知った・・・」

 家に着くと、玄関で姉が靴を脱ぐのに苦戦していた。
「優斗、肩貸して。・・・お姉ちゃん思ったより酔ってる・・・。ブランコがいけなかったわ・・・反省」
 確かにそうだ。酒を飲んでブランコに揺られたら、酔いが回ってしまいそうだ。

 僕は姉を抱き抱え、リビングのソファに、座らせた。
「優斗・・・。水飲みたい・・・」
 僕が冷えたミネラルウォーターをコップに入れ渡すと、姉は、口の端に水を垂らしながら、ごくごくと一気に飲み干した。こんな酩酊の姉も僕は愛しい。

 ソファに、だらしなく座りながら姉は、上着を脱ぎ始めたので、僕は、それを手伝ってあげた。
「優斗・・・。苦しい・・・」
 どうやら、ブラウスのボタンを外したいようだ。
「ボタン、外すよ・・・」
「ありがと・・・優斗」

 僕は、上から順番にボタンを外し始めた。姉は、意識が朦朧としているようで、このままソファに座ったまま眠ってしまいそうだ。姉は、バスに乗った時も、酒に酔った時もすぐに眠る。とにかくどこでもよく眠るのだ。そして、なかなか起きない。僕は思った。到来だと。
 ブラウスの3番目のボタンを外すと、ブラの一部が見えてきた。
「お姉ちゃん、ボタンもっと外すよ・・・。苦しいでしょ?」
「うん・・・優斗・・・。もっと外して・・・」
 姉の同意が得られたので、僕は堂々と姉の服を脱がすことが出来る。今夜何処まで行けるか、挑戦してみよう。姉の瞼は閉じている。既に夢の世界の入り口に居るようだ。

 よし、ブラウスのボタンをもう一つ外そう。なんたってなのだ。これは僕にとってだけだが。







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