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ep13:姉とTVゲームがしたい
「どうした、優斗?眠そうにして・・・」
月曜朝の教室、友人の村上屋拓海が、話しかけてきたが、頭がボーとしている。
「ああ、例の新作格闘ゲームのやり過ぎで、寝不足だよ」
「いいなぁ。俺と対戦しようぜ」
「じゃぁ、お前も買えよ」
「簡単に言うなよ。来月発売の新作RPGの為に、小遣い温存中なんだよ」
「じゃあ、我慢するしかないね」
「冷たいじゃん・・・。あっ、そうだ、優斗の家に遊びに行っていいか?」
「えぇ?・・・まあ、いいけど」
「本当っ?」
日曜日、友人の拓海を初めて家に招いた。
「良いところじゃん、静かで」
拓海は、僕の部屋の窓から外を眺めながら言う。
「田舎って言いたいんだろ?拓海は都内の高級マンション住まいだからな・・・」
「高級じゃないって。ここは近くに小さな公園もあるし、住むにはこういうところがいいかもな。刺激は無いけど」
「おいっ、ゲームの準備できたぜ」
「よし、やろう!」
1週間やり込んだ僕と拓海との実力差は大きく、5回連続で対戦したが、僕が負けることは無かった。
「あ~、全然勝負にならないな~」
「仕方ないよ、拓海は今日初めてなんだらから・・・」
「でも、このシリーズは遊んだ経験あるから、ちょっと自信あったんだけどな~」
その時ノックの音が聞こえた。姉の沙也加が、ジュースとお菓子を持ってきてくれたのだ。
「いらっしゃい。優斗がいつもお世話になっています・・・」
「・・・・・・あっ、お邪魔しています・・・」
「ゆっくりしていってね」
「ありがとうございます・・・・・・」
姉が部屋から出て聞くと、拓海が興奮状態で僕に言う。
「おいっ!お前の姉ちゃんメチャクチャ美人じゃねえかよっ!!」
「・・・そ、そうかなぁ・・・?姉弟だから良く分からないよ」
「あぁぁ~、羨ましいぜぇぇ・・・・・・」
「拓海にもお姉ちゃん居るだろ?」
「お前の姉ちゃんと比べたら雲泥の差だよ・・・」
「そんなことないだろ?」
「・・・そんなことあるって・・・。おい、優斗、お姉ちゃん呼んでくれよ。俺とゲームで勝負だ」
「なんでそうなるんだよ・・・」
「お前には勝てそうもないから、あの美人のお姉ちゃんでリベンジだ」
拓海が何を言っているのかよく分からないが、姉の紗耶香に友達がゲームで対戦したがっていると伝えたら喜んでやってきた。
「拓海君、負けないわよ~」
「その言葉そっくり、紗耶香さんに返しますっ!」
気安く姉の名前を呼ぶな。拓海は、巨漢プロレスラーのキャラクターを選び、姉は、中国拳法使いのお爺さんを選んだ。拳法の達人爺が、巨漢プロレスラーを圧倒していた。
姉は、異常に器用なところがある。初めてのゲームで、姉のキャラクターの爺は、中国拳法のコンボを出しまくっていた。拓海は姉にも全敗し、彼のリベンジは失敗に終わったのだった。
月曜朝の教室、友人の村上屋拓海が、話しかけてきたが、頭がボーとしている。
「ああ、例の新作格闘ゲームのやり過ぎで、寝不足だよ」
「いいなぁ。俺と対戦しようぜ」
「じゃぁ、お前も買えよ」
「簡単に言うなよ。来月発売の新作RPGの為に、小遣い温存中なんだよ」
「じゃあ、我慢するしかないね」
「冷たいじゃん・・・。あっ、そうだ、優斗の家に遊びに行っていいか?」
「えぇ?・・・まあ、いいけど」
「本当っ?」
日曜日、友人の拓海を初めて家に招いた。
「良いところじゃん、静かで」
拓海は、僕の部屋の窓から外を眺めながら言う。
「田舎って言いたいんだろ?拓海は都内の高級マンション住まいだからな・・・」
「高級じゃないって。ここは近くに小さな公園もあるし、住むにはこういうところがいいかもな。刺激は無いけど」
「おいっ、ゲームの準備できたぜ」
「よし、やろう!」
1週間やり込んだ僕と拓海との実力差は大きく、5回連続で対戦したが、僕が負けることは無かった。
「あ~、全然勝負にならないな~」
「仕方ないよ、拓海は今日初めてなんだらから・・・」
「でも、このシリーズは遊んだ経験あるから、ちょっと自信あったんだけどな~」
その時ノックの音が聞こえた。姉の沙也加が、ジュースとお菓子を持ってきてくれたのだ。
「いらっしゃい。優斗がいつもお世話になっています・・・」
「・・・・・・あっ、お邪魔しています・・・」
「ゆっくりしていってね」
「ありがとうございます・・・・・・」
姉が部屋から出て聞くと、拓海が興奮状態で僕に言う。
「おいっ!お前の姉ちゃんメチャクチャ美人じゃねえかよっ!!」
「・・・そ、そうかなぁ・・・?姉弟だから良く分からないよ」
「あぁぁ~、羨ましいぜぇぇ・・・・・・」
「拓海にもお姉ちゃん居るだろ?」
「お前の姉ちゃんと比べたら雲泥の差だよ・・・」
「そんなことないだろ?」
「・・・そんなことあるって・・・。おい、優斗、お姉ちゃん呼んでくれよ。俺とゲームで勝負だ」
「なんでそうなるんだよ・・・」
「お前には勝てそうもないから、あの美人のお姉ちゃんでリベンジだ」
拓海が何を言っているのかよく分からないが、姉の紗耶香に友達がゲームで対戦したがっていると伝えたら喜んでやってきた。
「拓海君、負けないわよ~」
「その言葉そっくり、紗耶香さんに返しますっ!」
気安く姉の名前を呼ぶな。拓海は、巨漢プロレスラーのキャラクターを選び、姉は、中国拳法使いのお爺さんを選んだ。拳法の達人爺が、巨漢プロレスラーを圧倒していた。
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