実姉をこんなにも好きになる筈がない~危うい僕の変愛ログ~

ちゃかぽこねお

文字の大きさ
21 / 89

ep21:女子と一緒に泳ぎたい

 Tシャツと短パンを脱ぎ、水泳パンツ一丁になった僕は、水泳部の部室のドアから出て、美咲の待つプールへと向かった。水着の強い締め付けと、股間の膨らみが多少気になったが、月明かりがあるとはいえ、この暗がりなら恥ずかしさは多少和らいだ。
 
 プールは、部室の後ろ側にある。小屋の後ろ側へ回ると、プールへの入り口が見えた。足の裏にひんやりとした冷たさを感じながら数段のコンクリート製の階段を上がると、月明かりに照らされプールの全貌が初めて見えた。というのも、入り口以外は、2メートル程の高い目隠しとなるフェンスが設置されているため、この場所以外からプールの全容を見る事が出来ないからだ。

 美咲は既に水飛沫を上げて豪快に泳いでいた。まさに水を得た魚と言える泳ぎだ。僕はプールサイドで暫く美咲の泳ぎを眺めていた。僕に気付いた美咲が泳ぎをやめ、プールサイドへと上がった。月明かりが彼女の全身を照らす。彼女の肢体から滴り落ちる水がセクシーだった。
「マーメイドだな・・・・・・」僕は彼女の姿を見て思わずつぶやいた。

「似合ってるじゃん。やっぱりその水着お兄ちゃんにぴったりだったね」
「そう?履き慣れてないから、なんだか落ち着かないよ・・・。色々と・・・」
「色々・・・・・・?」
「いや、何でもない。それより美咲、流石水泳部だな。見事な泳ぎだよ」
「アタシなんてまだまだだよ。それより、お兄ちゃんも泳いで見せてよ・・・」
「美咲に見られるの緊張するよ・・・」
「いいから、いいから・・・」
 そう言って美咲は僕の背中を押して、飛び込み台へ誘った。

 飛び込み台から見るプールは、昼間のそれとは違って暗闇に吸い込まれそうな恐怖を感じた。
「お兄ちゃん、思い切って飛び込んでっ!気持ちイイよ!」
 彼女の言葉に押され僕は、その漆黒の水の中へ、勢いよく飛び込んだ。水中に入ると、耳にコポコポと、独特の音が響いて、久しぶりの感覚が僕の体を包んだ。そのままクロールで25m泳ぎ切った。

「お兄ちゃん、泳げるじゃん・・・」
「馬鹿にするなよ」
「でもね、もっと腕をまっすぐに、耳に付けるように・・・」
 美咲は、僕の正面から至近距離に近づき、僕の右腕を両手で掴み、上へ伸ばそうとした。僕の腕が上に伸びたところで、彼女のバストトップが、柔らかく僕の体に当たった―――。人間の体は60%が水で出来ているというが、100%なんじゃないかという柔らかさ。お互いの視線がぶつかり、彼女の顔が少し紅潮したように見えた。
「・・・耳に、当たるくらいのところで、・・・動かした方が、もっと良くなるよ・・・」
「・・・うん、わかった」

 ひとしきり泳いだ僕らは、部室に戻り、着替えることにした。
「あっ、俺、パンツ忘れた・・・」
「ノーパンで良いじゃん。アタシも持ってきてないよ」
 お互い反対方向を向き、水着を脱いだ。Tシャツと短パンを履くと、やっぱり股間がムズムズした。
「お兄ちゃん、ここに水着イれて・・・」差し出された水着用のバッグには、美咲の水着が先に入っていて、僕の濡れた水着をその上に載せた。

 帰り道は、異常に股間が刺激された。直接短パンを履いていることと、想像以上に美咲の胸が柔らかかったことと、隣を走る美咲もノーパンという事実に想像力が暴走して、僕の性剣エクスカリバーは、すっかり臨戦可能状態になっていた。








感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。