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ep39:脳内の素敵な女性を鮮やかに反芻したい
≪山田:おっ・・・久しぶりに、この方からメールが届きました。
ラジオネーム「近所のマーメイド」さん。
「マンベル様、お久しぶりです。『近所のマーメイド』です。ちょっと、色々あって気になる彼と距離を置いています」・・・ふーん、そうなんだ。「自分の気持ちは変わらず彼を好きなんだけど、彼の気持ちが分からな過ぎて、どうしていいか分かりません。喧嘩をしたわけでもないので、次に会う約束をどう取り付ければ良いか分からないのです。『恋の伝道師』であるマンベル様お二人に、アドバイス頂きたいです」・・・・・・というメールですが、我々いつから『恋の伝道師』になったんでしょうかねぇ。
鈴木:山田さん、『恋の伝道師』と言われたら、恥ずかしい答えは出来ませんねぇ・・・?
山田:うーん。しばらくの間敢えて連絡とらずに彼と距離を置いて過ごしたらどうでしょうかねぇ・・・。しびれを切らした彼が、連絡を取ってきたら、チャンスかと思いますねぇ・・・。
鈴木:おっ?山田さん、いつになく真面目な回答ですね。どうしたんですか?今日は?
山田:『恋の伝道師』と言われたマウンテン&ベルの山田と致しましては、ふざけた回答は控えようかと・・・
鈴木:あのー、お笑い芸人のラジオですから、笑いも入れて頂かないと・・・
山田:「会えない時間が、愛育てるのさ~♪
鈴木:山田さんのモノマネ、相変らず似てネェ~!
山田:うるさいっ!!」≫
真夏と呼べる季節には早いが、真夏に負けない紫外線を含んだ強い日差しが校舎の屋上に降り注いでいた。僕と村上屋拓海は、その日差しから非難するように、階段の出入り口の裏側に出来た小さな影に身を隠し、先日参加したスポーツクラブ「センチュリーウィルビークラブ(SWC)」の無料体験会について話していた。
「控えめに言って、最高だったなぁ・・・。夢奈さんの水着姿・・・」
拓海は目を細め遠くを見つめながら言った。彼女のセクシーな水着姿が、彼の脳内スクリーンに鮮やかに投影されているのだろう。
「確かに・・・。オリンピック選手時代より少し体のボリューム感は増した感じだけど、それがセクシーだった・・・」
「ああ。俺も同意見だ。セクシーさが増してたな」
「来月も行こうぜ」
「・・・ああ、もちろんっ」
その時、同じクラスの女子が姿を現した。
「あっ、・・・村上屋君、ここに居たんだ。探したんだよ」
「んっ?脇坂上?何の用だよ?」
彼女は、脇坂上結衣。確か、拓海と同じ中学校の出身だ。
「今日の放課後、図書委員会だけど、覚えてる?」
「ああ、忘れてた・・・」
「やっぱり・・・。放課後図書室に集合だから忘れずに来てね」
「ああ、分かったよ。脇坂上ありがとう」
脇坂上結衣は、僕を一瞥し、階段を下りて行った。
ラジオネーム「近所のマーメイド」さん。
「マンベル様、お久しぶりです。『近所のマーメイド』です。ちょっと、色々あって気になる彼と距離を置いています」・・・ふーん、そうなんだ。「自分の気持ちは変わらず彼を好きなんだけど、彼の気持ちが分からな過ぎて、どうしていいか分かりません。喧嘩をしたわけでもないので、次に会う約束をどう取り付ければ良いか分からないのです。『恋の伝道師』であるマンベル様お二人に、アドバイス頂きたいです」・・・・・・というメールですが、我々いつから『恋の伝道師』になったんでしょうかねぇ。
鈴木:山田さん、『恋の伝道師』と言われたら、恥ずかしい答えは出来ませんねぇ・・・?
山田:うーん。しばらくの間敢えて連絡とらずに彼と距離を置いて過ごしたらどうでしょうかねぇ・・・。しびれを切らした彼が、連絡を取ってきたら、チャンスかと思いますねぇ・・・。
鈴木:おっ?山田さん、いつになく真面目な回答ですね。どうしたんですか?今日は?
山田:『恋の伝道師』と言われたマウンテン&ベルの山田と致しましては、ふざけた回答は控えようかと・・・
鈴木:あのー、お笑い芸人のラジオですから、笑いも入れて頂かないと・・・
山田:「会えない時間が、愛育てるのさ~♪
鈴木:山田さんのモノマネ、相変らず似てネェ~!
山田:うるさいっ!!」≫
真夏と呼べる季節には早いが、真夏に負けない紫外線を含んだ強い日差しが校舎の屋上に降り注いでいた。僕と村上屋拓海は、その日差しから非難するように、階段の出入り口の裏側に出来た小さな影に身を隠し、先日参加したスポーツクラブ「センチュリーウィルビークラブ(SWC)」の無料体験会について話していた。
「控えめに言って、最高だったなぁ・・・。夢奈さんの水着姿・・・」
拓海は目を細め遠くを見つめながら言った。彼女のセクシーな水着姿が、彼の脳内スクリーンに鮮やかに投影されているのだろう。
「確かに・・・。オリンピック選手時代より少し体のボリューム感は増した感じだけど、それがセクシーだった・・・」
「ああ。俺も同意見だ。セクシーさが増してたな」
「来月も行こうぜ」
「・・・ああ、もちろんっ」
その時、同じクラスの女子が姿を現した。
「あっ、・・・村上屋君、ここに居たんだ。探したんだよ」
「んっ?脇坂上?何の用だよ?」
彼女は、脇坂上結衣。確か、拓海と同じ中学校の出身だ。
「今日の放課後、図書委員会だけど、覚えてる?」
「ああ、忘れてた・・・」
「やっぱり・・・。放課後図書室に集合だから忘れずに来てね」
「ああ、分かったよ。脇坂上ありがとう」
脇坂上結衣は、僕を一瞥し、階段を下りて行った。
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