実姉をこんなにも好きになる筈がない~危うい僕の変愛ログ~

ちゃかぽこねお

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ep44:規定外の水着姿を至近距離で刮目したい

 デートに着て行く服については、拓海と一緒に考えて、カジュアルで清潔感のある出で立ちがいいんじゃないかという事で、白いTシャツに薄手のジャケットを羽織り、下はジーンズという服装に決まった。

 待ち合わせの駅で待っていると、程なくして脇坂上さんが現れた。クリーム色のサマーセーターとデニム生地のミニスカートという出で立ちだ。制服と全く違う彼女の雰囲気と、制服よりも胸のヴォリューム感が分かるスタイルに胸が高鳴るのを感じた。申し合わせたように二人ともデニムを身に着けていたことで彼女のテンションが上がっていた。

「なんだか、恋人同士に見られちゃいそうだね」
 僕らは二人並んで目的のスポーツ用品店へ歩き出した。彼女が僕に向けた笑顔が、太陽よりも眩し過ぎて真っ直ぐに目を見る事が出来ない。他愛もない話をしているうちに、店に到着した。大きなビルの1Fから3Fまで売り場となっていた。1Fは、冬場ならスキーやスノボの売り場が大半を占めているそうだが、この時期は、キャンプ用品が主力の商品らしく、大小のテントが所狭しと並べられていた。フロアガイドを見ると、水着売り場は3Fだった。僕らはエスカレーターで3Fへと向かった。

 エスカレーターが3Fに着くと、大きな壁一面に描かれた有名スポーツプレイヤーたちの姿が僕らを出迎えていた。その横を真っすぐに進み、色取り取りのテニスラケットや、野球用品が並べられているエリアを抜けた先に、目的の水着売り場があった。彼女は、早々にお気に入りの水着を見つけたらしく、試着室を探した。僕は素朴な疑問を彼女に投げかけた。
「脇坂上さん、水着って試着できるの・・・?」
「うん、出来るよ・・・。ただ、下はインナーを履かないといけないらしいので、今日は履いてきてるよ」
「そうなんだ。準備万端だね」
「・・・うん、私、結構用意周到な性格かも・・・」
「用意周到・・・・・・」

 脇坂上結衣わきさかうえゆいは、鮮やかなブルーの有名なスポーツブランドの競泳水着を一着持ち、試着室に入った。僕は、閉められたカーテンの前で彼女を待つ。目の前の薄いカーテンの向こうで、同級生の女の子が服を脱いでいる。

 程なくして、試着室のカーテンが開いた。僕はその姿に驚いた。競泳水着に包まれた彼女はさっき見た私服の姿の何百倍も眩しかった。綺麗な脚線美を見せる脚の上にややヴォリュームを感じさせる下半身の上にくびれた腰がつながる、・・・いや、正確には、見事なヴォリューム感を持って成長を遂げたバストの膨らみに、僕は真っ先に目と魂を奪われた。驚くほど豊かに育った彼女の白く柔かそうな胸は、水着の脇の部分から横にはみ出し、まるで意志を持ってそこから逃げ出そうとしているのではないかという趣を持って、そこに存在していた。

 
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