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ep45:初めて同士のデートを楽しみたい
「この水着、ちょっと小さいみたい・・・・・・」
違う、君の胸が大き過ぎるのだ。店員に相談すると、バストサイズ違いの同じ商品が在庫になく、メーカーに取り寄せてもらう事になった。それだけ彼女のバストサイズは通常サイズから逸脱しているという事か・・・。まあ、僕としては、彼女のセクシー過ぎる水着姿を至近距離で刮目することが出来てラッキーだったが・・・。
スポーツ用品店を後にした僕たちは、近くの喫茶店に入った。脇坂上さんの提案だった。店内は薄暗く、落ち着いた色合いのソファや家具、レンガを使った壁、裸電球が醸し出す暖かな光でレトロな雰囲気が濃密に漂っている。メニュー表にはメロンソーダやナポリタンなどが並んでいた。そんな風景を脇坂上結衣はスマートフォンのカメラで何枚も切り取っていた。僕らはアイスコーヒーを頼んだ。
「・・・脇坂上さんは、このお店によく来るの・・・?」
「ううん?初めて。・・・ずっと気になってて来てみたかったんだけど」
「そうなんだ」
「本橋元、今日は付き合ってくれてありがとう。せっかくの日曜日に」
「そんなことないよ。どうせ日曜日なんてゲームやるくらいだから」
それに、脇坂上さんの水着姿というスペシャルなものが見られたので、どちらかというと最高の日曜日なんだけど・・・・・・僕は心の中で呟いた。
「・・・そうか。・・・あのね。私・・・こういう男の子とのデート・・・初めてなんだ。本橋元君は?」
「僕も、初めて・・・」
「・・・そうなんだ。・・・じゃあ、私達、初めて同士なんだねっ」
彼女は、僕の目を見ず、アイスコーヒーのグラスに着いた水滴を見つめながら言った。
「・・・本橋元君、この後本屋に行きたいんだけど、お願いついでに付き合ってもらってもいい?」
「うん、もちろん。・・・脇坂上さんは、本好きなの?図書委員だし・・・。ああ、拓海は、じゃんけんで負けて図書委員になったみたいだけど・・・」
「私も同じような感じ。小説は少し読むけど、漫画やアニメが好きなの」
「そうなんだ」
「コスプレもするよ」
「へぇ~・・・。コスプレ・・・」
アイスコーヒーを飲み終えた僕らは、近くの大型書店へ向かった。彼女について本屋の奥に進んでいくと、鮮やかな表紙の漫画の最新刊が平積みになっており、壁には様々なジャンルの漫画が整然と並べられていた。
「僕、いつもネットで本買うから、あんまり本屋に来ないんだけど、いろんな本が並んでて楽しいね。」
「・・・そうだよね。私も電子版も買うけど、本当に好きな作品は紙の本で手に入れたいんだよね」
彼女は、一冊の本を手に取った。
「私が、今一番好きな漫画」
そう言って表紙を僕に見せた。ピッタリした黒いボディスーツに身を包んだオッドアイの美少女が、所謂雌豹のポーズをしている姿が描かれている。ボディスーツの胸の部分が大きく開いており、彼女の豊かなバストが重力で零れ落ちそうだ。どうみても、男性向けのエッチな漫画だ。
タイトルは、『不器用宇宙人メルロの搾取活動』・・・か。
違う、君の胸が大き過ぎるのだ。店員に相談すると、バストサイズ違いの同じ商品が在庫になく、メーカーに取り寄せてもらう事になった。それだけ彼女のバストサイズは通常サイズから逸脱しているという事か・・・。まあ、僕としては、彼女のセクシー過ぎる水着姿を至近距離で刮目することが出来てラッキーだったが・・・。
スポーツ用品店を後にした僕たちは、近くの喫茶店に入った。脇坂上さんの提案だった。店内は薄暗く、落ち着いた色合いのソファや家具、レンガを使った壁、裸電球が醸し出す暖かな光でレトロな雰囲気が濃密に漂っている。メニュー表にはメロンソーダやナポリタンなどが並んでいた。そんな風景を脇坂上結衣はスマートフォンのカメラで何枚も切り取っていた。僕らはアイスコーヒーを頼んだ。
「・・・脇坂上さんは、このお店によく来るの・・・?」
「ううん?初めて。・・・ずっと気になってて来てみたかったんだけど」
「そうなんだ」
「本橋元、今日は付き合ってくれてありがとう。せっかくの日曜日に」
「そんなことないよ。どうせ日曜日なんてゲームやるくらいだから」
それに、脇坂上さんの水着姿というスペシャルなものが見られたので、どちらかというと最高の日曜日なんだけど・・・・・・僕は心の中で呟いた。
「・・・そうか。・・・あのね。私・・・こういう男の子とのデート・・・初めてなんだ。本橋元君は?」
「僕も、初めて・・・」
「・・・そうなんだ。・・・じゃあ、私達、初めて同士なんだねっ」
彼女は、僕の目を見ず、アイスコーヒーのグラスに着いた水滴を見つめながら言った。
「・・・本橋元君、この後本屋に行きたいんだけど、お願いついでに付き合ってもらってもいい?」
「うん、もちろん。・・・脇坂上さんは、本好きなの?図書委員だし・・・。ああ、拓海は、じゃんけんで負けて図書委員になったみたいだけど・・・」
「私も同じような感じ。小説は少し読むけど、漫画やアニメが好きなの」
「そうなんだ」
「コスプレもするよ」
「へぇ~・・・。コスプレ・・・」
アイスコーヒーを飲み終えた僕らは、近くの大型書店へ向かった。彼女について本屋の奥に進んでいくと、鮮やかな表紙の漫画の最新刊が平積みになっており、壁には様々なジャンルの漫画が整然と並べられていた。
「僕、いつもネットで本買うから、あんまり本屋に来ないんだけど、いろんな本が並んでて楽しいね。」
「・・・そうだよね。私も電子版も買うけど、本当に好きな作品は紙の本で手に入れたいんだよね」
彼女は、一冊の本を手に取った。
「私が、今一番好きな漫画」
そう言って表紙を僕に見せた。ピッタリした黒いボディスーツに身を包んだオッドアイの美少女が、所謂雌豹のポーズをしている姿が描かれている。ボディスーツの胸の部分が大きく開いており、彼女の豊かなバストが重力で零れ落ちそうだ。どうみても、男性向けのエッチな漫画だ。
タイトルは、『不器用宇宙人メルロの搾取活動』・・・か。
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