実姉をこんなにも好きになる筈がない~危うい僕の変愛ログ~

ちゃかぽこねお

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ep53:友人の家に遊びに行きたい

「・・・本橋元くん、起きて・・・。本橋元くんっ!」

 僕は、彼女のベッドで目覚めた。
「シャワー空いたよ?・・・どうぞ?」
「・・・あっ、・・・うん」
 
 フラフラしながら浴室へと向かう本橋元優斗もとはしもとゆうとを見送った後、結衣は、さっき撮影したばかりの画像を少し加工した後、早速投稿サイトにアップした。

「あっ、美優?画像見た?・・・そう、メルロ・・・どうだった?・・・そうでしょ?「KODANE」がリアルでしょ?・・・え?本物じゃないってぇ・・・・・・。それは、その・・・企業秘密ってやつで・・・・・・」



 脇坂上結衣わきさかうえゆいの家からの帰り道、優斗は、スマートフォンで『精子を増やす食材』と検索してみた。食材のラインナップに牡蠣、ナッツが含まれていた。その時、スマートフォンが震えた。並木沢美咲なみきさわみさきからのメッセージだった。今夜勉強を教わりたいから、家に行っていいかと聞いてきているが、断った。エキサイティングな初デートに精神と体力が奪われ、今日はもう何もしたくない気持ちだった。
 駅から家に向かうバスの中から、なんとなく外を眺めていると、高齢の男性が、交差点の傍らに建てられた地蔵の前に座ってお線香を供えているようだった。よく見ると、セキジイだった。


「どうだったんだよ?初デートは?」
 次の日の昼休み、僕と拓海は、いつも通り校舎の屋上に居た。
「・・・彼女の水着を買って、喫茶店でお茶して、・・・それで終わりさ」
「なんだよ、もっと色々二人で楽しめば良かったのに・・・」
「・・・例えば?」
「俺だって分からないよ。女の子とデートしたことないからさぁ。でも、映画行ったりとかあるじゃないか?」
「・・・そうか」
 僕は、彼女の家での出来事を思い出した。昨日の事なのに何だか夢の中での出来事のようだ。昨夜は疲れているのになかなか眠りにつくことが出来ず、今日は少し寝不足気味だ。

「そういえば、拓海が言ってた通り、彼女胸が大きすぎて、結局水着はメーカー取り寄せになったんだ」
「・・・水着姿の脇坂上見たんだな?」
「・・・ああ」
「あああぁぁっ!羨ましいなぁ」
「何言ってるんだよ。今度一緒にプールに行くんだろ?」
「・・・ああ、そうだったな」
「それより、拓海の家に遊びに行きたいんだけど・・・」
「ああ、次の日曜日に来るかい?」
「もちろん。拓海のお姉さんにやっと会えるな」
「うーん、それはどうかなぁ?日曜日は大抵男とデートしてるからなぁ・・・」
「モテモテじゃないか」
「彼氏は途切れたことないって本人は自慢してるわ」
「拓海の評価は低いけど、魅力的なお姉さんなんじゃないのか?兄弟だとその辺気付かないだけで・・・」
「うーん、そうなのかなぁ・・・?」











 


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