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ep54:友人のお姉さんに会いたい
次の日曜日、僕は拓海の住む都内のマンションへと向かった。
最寄りの駅に着くと、待ち合わせ場所には既に拓海が待っていた。駅前にある数本の木のどこかにセミが居るらしく、ミンミンと大きな音で鳴いていた。今日も暑い一日になりそうだ。
「姉貴と俺だけだから、お土産なんて要らないのに・・・」
拓海は、僕の手提げの紙袋を見て言った。拓海とお姉さんは、親元を離れマンションで二人暮らしをしているのだ。
「みんなで一緒に食べようと思ってさ・・・。カステラ」
駅からの道程は、日影が少なく、僕らはカンカン照りの太陽と、熱せられたアスファルトによってピザのように両面焼きされながら歩いた。15分くらいの道のりだったが、マンションに着くころには、下着がグッショリと濡れる程、汗をかいてしまった。
拓海の部屋に入ると、彼のベッドの上で寝そべったお姉さんが、出迎えてくれた。ぶかぶかのTシャツに、短パンというスタイルだ。おそらく寝間着姿のままなのだろう。そしておめざなのだろうか、右手に持ったチョコアイスを頬張っている。お姉さんのぷっくりとした唇に着いた褐色のチョコレートが艶やかでセクシーだ。
「なんで姉貴が、ココに居るんだよぉっ!?」
「だってぇ、・・・この部屋涼しんだもん・・・」
「エアコン付ければいいだろ?」
「二部屋でエアコン付けると勿体ないでしょ?!」
「なんで急にエコなんだよ・・・。友達来たから・・・」
「・・・あの、お邪魔します。本橋元です。あっ、これお土産です」
お姉さんは、食べかけのチョコアイスを口の中に突っ込み、立ち上がって僕のお土産を両手で受け取った。
「んーん、んんんんー」
「何言ってるか、分かんねえんだよ」
「どうも、ありがとうって・・・言ったんですよね?」
すると、お姉さんは、目を見開き、うんうんと頷いた。すると、お姉さんは、紙袋を床に置き、チョコアイスを口から出した。
「姉の芽依です。いつも弟がお世話になっています。ゆっくりしていってね」
「右手にアイス持ってなかったらちゃんとしてるのにな。姉貴よぉ・・・」
「うるさい、アタシはシャワー浴びてくる」
そう言ってチョコアイスの最後の一口を頬張ると、僕にウィンクをして部屋を出て行った。
「変な姉貴でごめんな?」
「面白くて良いお姉さんじゃない?」
「日曜日は大抵、男と出かけて居ないんだけど、今日に限ってドタキャンらしいんだ」
「ふーん・・・。じゃぁ、お姉さんも一緒にゲームしようよ」
「お前が、良いならいいけど・・・」
僕は、お姉さんの大きく開いたTシャツの胸元から覗く白く柔かそうな谷間と、短パンがはち切れそうな大きなお尻、口元に着いたチョコレートの淫靡さを心のスクリーンで鮮やかに反芻していた。
最寄りの駅に着くと、待ち合わせ場所には既に拓海が待っていた。駅前にある数本の木のどこかにセミが居るらしく、ミンミンと大きな音で鳴いていた。今日も暑い一日になりそうだ。
「姉貴と俺だけだから、お土産なんて要らないのに・・・」
拓海は、僕の手提げの紙袋を見て言った。拓海とお姉さんは、親元を離れマンションで二人暮らしをしているのだ。
「みんなで一緒に食べようと思ってさ・・・。カステラ」
駅からの道程は、日影が少なく、僕らはカンカン照りの太陽と、熱せられたアスファルトによってピザのように両面焼きされながら歩いた。15分くらいの道のりだったが、マンションに着くころには、下着がグッショリと濡れる程、汗をかいてしまった。
拓海の部屋に入ると、彼のベッドの上で寝そべったお姉さんが、出迎えてくれた。ぶかぶかのTシャツに、短パンというスタイルだ。おそらく寝間着姿のままなのだろう。そしておめざなのだろうか、右手に持ったチョコアイスを頬張っている。お姉さんのぷっくりとした唇に着いた褐色のチョコレートが艶やかでセクシーだ。
「なんで姉貴が、ココに居るんだよぉっ!?」
「だってぇ、・・・この部屋涼しんだもん・・・」
「エアコン付ければいいだろ?」
「二部屋でエアコン付けると勿体ないでしょ?!」
「なんで急にエコなんだよ・・・。友達来たから・・・」
「・・・あの、お邪魔します。本橋元です。あっ、これお土産です」
お姉さんは、食べかけのチョコアイスを口の中に突っ込み、立ち上がって僕のお土産を両手で受け取った。
「んーん、んんんんー」
「何言ってるか、分かんねえんだよ」
「どうも、ありがとうって・・・言ったんですよね?」
すると、お姉さんは、目を見開き、うんうんと頷いた。すると、お姉さんは、紙袋を床に置き、チョコアイスを口から出した。
「姉の芽依です。いつも弟がお世話になっています。ゆっくりしていってね」
「右手にアイス持ってなかったらちゃんとしてるのにな。姉貴よぉ・・・」
「うるさい、アタシはシャワー浴びてくる」
そう言ってチョコアイスの最後の一口を頬張ると、僕にウィンクをして部屋を出て行った。
「変な姉貴でごめんな?」
「面白くて良いお姉さんじゃない?」
「日曜日は大抵、男と出かけて居ないんだけど、今日に限ってドタキャンらしいんだ」
「ふーん・・・。じゃぁ、お姉さんも一緒にゲームしようよ」
「お前が、良いならいいけど・・・」
僕は、お姉さんの大きく開いたTシャツの胸元から覗く白く柔かそうな谷間と、短パンがはち切れそうな大きなお尻、口元に着いたチョコレートの淫靡さを心のスクリーンで鮮やかに反芻していた。
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