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シモ的な闇市場
ムスコの過去
しおりを挟むテツ「おまえ」
テツ「どうして自分のムスコで戦わないんだ?」
シン「…」
テツ「ずっと、ユウのムスコで戦って。それでいいと思っているのか?」
シン「いや、普通に自分のムスコを堂々と晒すの嫌だろ」
テツ「今更何言ってんだ!!!これは戦いなんだ!!!男のデュエルなんだ!!!」
テツ「それとも本当にタマが無いのか?」
シン「あるわ」
テツ「確かに無さそうな雰囲気あるもんな~。ヒョロいし人のムスコ借りないと何1つ出来ないし」
シン「黙れ」
テツ「今まで、男としての行動力も気概も無く生きてきたんだろーな」
シン「…黙れ」
テツ「性に興味が無いフリして今まで逃げてきたんだろ?なんかトラウマでもあんの?」
シン「黙れ!!!」
シュン!!!
テツ「消えた…!!!」
テツ「!!!」
シンは目前に迫っていた
シン「死ねぇ!!!」
シン「グハッ…!」ドサ
倒れたのはテツではなくシンだった。
テツ「無理だよおめーには」
テツ「もう立ち上がらなくていいぜ」
テツ「男じゃねーよおまえは」
テツ「あーあ、」
テツ「好きな女にすらまともにアピールできなかったんだろうな」
昔、オレには好きな女がいた。
でも、あまりに可愛すぎて不釣り合いだと思った。
それなりには仲良かったが、結局、告白せずに終わった。
シン「アヤさん…」
オレは意気地無しなのだろうか…。
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