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Insight Inside
16話 自己嫌悪
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「かんぱ~い! ……って俺だけ!?」
泡が溢れんばかりにビールがなみなみ注がれたジョッキ。
それを高々と掲げたビナルファさんが、乾杯の言葉を発さなかった俺とスレイズを交互に見て驚く。
「いやぁ……流石に乾杯は出来る気分じゃないですよ」
「同じく……すみませんビナルファさん」
スレイズの後に俺も続き、平謝りをする。
それを聞いたビナルファさんは大きな溜め息の後、不満げな表情を覗かせた。
「ふぅ……若人よ、国を守る戦士が仲間の死を逐一悼んでたら人生楽しめんぞ?」
わざとらしい御大層な口調で喋るビナルファさんが言っていることは、確かに一理ある。
常に死と隣り合わせな仕事と言っても過言ではない騎士業だ。特に魔神族との争い真っ只中にある今日だと、同僚の訃報はほぼ毎日と言って良いほど届く。
彼の言った通り、一々気にして自粛をする日々が続くと娯楽をロクに満喫出来ぬまま人生を無駄に浪費するだけ、っていうのも理解は出来る。
しかし、今回は人数が人数だ。
百人以上も騎士が殺された日に酒を飲む気にはなれない、というのが俺達の本音だ――。
木製の丸テーブルを囲んで席に座る俺達三人は現在、俺の自宅から徒歩10分の位置にある酒場、“ウィズ・リル・キャット”に来ている。
赤や青、緑や黄色と、多彩で色鮮やかな光を放つ派手な灯飾が特徴的な内装。カウンター10席とテーブル席が20席と、国内でもそこそこの広さを誇るこの店は、俺とスレイズが唯一利用する酒場だ。
ここは、店主の趣味が色濃く出た若いウエイトレスが従業員の殆どを占め、それ目当ての男性利用客が最も多い店として名を馳せる。
更にこの店は二十歳前後の若い女達が素肌の露出の多い制服を身に纏い、コンセプトとして猫の耳を模した被り物を着けながら接客をする。その上更に、客自らが"指名"と称したチップを多く払うことで、テーブル席に女性店員を相席させて一緒にお酒を嗜む事が出来るという、大変魅力的なシステムがあるのだ。
……誤解を招かれないように釈明をさせてもらうが、俺達は普段女の子が目当てでこの店に来る訳ではない。
チャルドは先輩騎士達とよく飲みに出かけるから別として、そもそも俺とスレイズは飲める年齢にあってもそこまで酒が好きではない。
舌が慣れてないせいもあるが、酒を美味しいとはどうしても思えず、自ら進んで酒場に足を運ぶ事なんて決して無いのだ。
じゃあ、何故よりにもよってこの店に唯一来るのかというと――。
「――ご指名ありがとにゃん♪ ミアネロだにゃん♪ 気安くミアって呼んで欲しいにゃん♪」
下着が見え隠れしそうなほどに短いフリルスカートを突き出した下半身。猫の前肢を模した手で甘えるようなポーズ。そして愛嬌あふれる精一杯の笑顔を振り撒くこの女性はミアネロ・フォルデン――俺の姉ちゃんだ。
「……ミア姉ちゃん。それ、毎回やらなくていいから」
「あ、ミアさん。お久しぶりです」
「かっ……カワイイ」
三者三様の反応を示す、丸テーブルの席に座る俺達三人。
「仕方ないにゃーん。毎回これやらなきゃ店長に叱られちゃうんだにゃん。私だって何が楽しくて実の弟の前でこんなことしなきゃいけないんだっていうにゃん」
「"にゃん"をやめてくれえええ!」
……今日だけは無理をしてでも他の店を選ぶべきだった。
この店に俺達が通う理由とは、これだ。
『売り上げに貢献して欲しい』というミア姉ちゃんたっての願いを俺が聞き入れる形で、スレイズやチャルドと共に足を運ぶのだ。
詳しくは解らないがどうやらこの店には、指名を多く受ければ受けるほど売り上げに貢献したということで、より多く収入が増えるというランキングシステムが勤める女の子達の間で存在しているらしい。
なので、月に何度か姉ちゃんを指名して貢献度上げの一助を担っているのだが、やはり実の姉のこの姿は何度見ても慣れないものだ。ていうかつらい!
「にしても珍しいねぇ、レノが自分からこの店に訪れるなんて。スレイズくんも久々だねぇ。えーっと……誰にゃん!?」
俺達の席に着いたミア姉ちゃんが、スレイズの隣に座るビナルファさんを一瞥し、思わず驚く。
「ちょっ、ミア姉ちゃん。失礼な事言わないでよ! この人は――」
「ビナルファ・ヴァイルスと言うにゃん。よろしくミアにゃん」
俺の紹介を遮り、自己紹介をしつつ姉ちゃんに握手を求めるビナルファさん。
てか『ミアにゃん』ってなに!?
「あはは、面白い人だねぇ。こちらこそよろしくね、ビナルにゃん」
……収拾がつかない!
◇◆◇◆
「……しかし驚いたよ、レノリアス。お前の姉ちゃんがこんなにカワイイだなんて。あ、ミアにゃん、ラムコーク追加で」
「嬉しいにゃーん。了解だにゃーん」
ミア姉ちゃんが注文に応え、尾てい骨の位置に着けた作り物の猫の尻尾をフリフリと動かしながらカウンターへと向かう。
姉ちゃんが相席してから数十分、気は進まなかった俺とスレイズだが結果的に酒を飲んでしまっている。
ビナルファさんが『仲間の死を悼むのも良いが、今日は俺達の出会いを祝そう』という都合の良いこじつけで俺達を諭したのだ。
その彼の飲みっぷりは凄まじく、酒の苦手な俺とスレイズは当然そのペースに付き合う事など出来ない。具合が悪くならない程度にちょびちょび飲みながら、なんとかやり過ごしている。
「ほら、レノリアスもスレイズも飲め飲めぇ。ペース遅いぞー」
口ではそう言うが、強要しない辺りはあのディデイロよりはマシだ。
と、奴の事を思い出した所で、俺は少しの間思いに耽ってしまう。
――ディデイロ。
上位魔神にあっという間に殺されてしまったアイツは、さぞかし無念だったろうな。いや、"無念"と感じる間もなかったか。
今になってから言うが、正直同情してしまう。
普段から後輩騎士に当たり散らし幅を利かせていたアイツに対し、俺は脳内で何度も殺意を募らせたことがある。
しかしいざ実際に死なれてしまうと、気分が晴れるでもなく、ただただ陰鬱とした嫌な気持ちばかりが心に残るのだ。
それによって思考もどんどんとネガティブへと陥っていき、同時に一つの後悔に似た感情が心を占める――。
――なんかさ、俺が普段から考えていた事って、下らないよな。
"退屈な日常”と吐き棄て日々を適当に過ごし、国に対する不平不満ばかりを述べ、騎士業に全く専心しない。
おまけに一時のつまらない憧れから、育った国や家族を棄てようとも考えていた。
――うん、自分でも中々に最低だと思う。
ディデイロだって、普段から俺に強く当たってたのは俺から明らかに覇気を感じ取れず『しっかりしろ』というある種のメッセージを込めてのイビりだったのかもしれない。
実力のあるチャルドや他の若手がターゲットになっていない所を鑑みると、恐らくそうなのだろう。
不器用ながらも奴なりに、この国を想っての行動だったのかもな。
そう考えてしまうと、俺は――。
「――どうした、レノ? 浮かない顔して」
隣に座るスレイズから顔色を窺われ、俺は現実に引き戻される。
「あ、ああ。いや、何でも、ない、よ……」
「おいおい……大丈夫か?」
吃る俺に対し、スレイズは怪訝を崩さない。
「ぶははは、レノリアス。全然飲んでねえくせにもう酔っ払っちまったのかあ? だらしねえなあ」
ああ、もうダメだ……。
消極的なことばかり考えてしまう。
こうなったら……飲もう。
飲んで、呑まれて、呑み込もう。
そうと決めた俺は、目の前のグラスに残ったカクテルを一気に飲み干す。
「レノ、お前、良いのか……?」
普段の俺を知ってるスレイズが心配をするが、もう関係ない。飲んで……忘れてやるんだ。
「ぶははは、やればできるんじゃねえか」
ビナルファさんが嬉しそうに笑っている。
「お待ちどうにゃーん。ラムコークだよぉー」
注文された酒を持ってきたミア姉ちゃんが、戻ってきた。
「あのさ、ミア姉ちゃん。戻ってきてそうそう悪いんだけどさ……俺にもラムコーク追加で!」
その日、俺は生まれて初めて酒の力に頼ろうと決めた。
自分でも愚かだとは思ってる。でも、他にやれることが思い付かないんだ。
ディデイロ……さん。今までアンタに強要されて、なんとか断ってきた分の酒。今日で全部飲むつもりだからさ、安らかに眠ってくれよ。
今まで、ありがとう。明日から、本気出すよ。
泡が溢れんばかりにビールがなみなみ注がれたジョッキ。
それを高々と掲げたビナルファさんが、乾杯の言葉を発さなかった俺とスレイズを交互に見て驚く。
「いやぁ……流石に乾杯は出来る気分じゃないですよ」
「同じく……すみませんビナルファさん」
スレイズの後に俺も続き、平謝りをする。
それを聞いたビナルファさんは大きな溜め息の後、不満げな表情を覗かせた。
「ふぅ……若人よ、国を守る戦士が仲間の死を逐一悼んでたら人生楽しめんぞ?」
わざとらしい御大層な口調で喋るビナルファさんが言っていることは、確かに一理ある。
常に死と隣り合わせな仕事と言っても過言ではない騎士業だ。特に魔神族との争い真っ只中にある今日だと、同僚の訃報はほぼ毎日と言って良いほど届く。
彼の言った通り、一々気にして自粛をする日々が続くと娯楽をロクに満喫出来ぬまま人生を無駄に浪費するだけ、っていうのも理解は出来る。
しかし、今回は人数が人数だ。
百人以上も騎士が殺された日に酒を飲む気にはなれない、というのが俺達の本音だ――。
木製の丸テーブルを囲んで席に座る俺達三人は現在、俺の自宅から徒歩10分の位置にある酒場、“ウィズ・リル・キャット”に来ている。
赤や青、緑や黄色と、多彩で色鮮やかな光を放つ派手な灯飾が特徴的な内装。カウンター10席とテーブル席が20席と、国内でもそこそこの広さを誇るこの店は、俺とスレイズが唯一利用する酒場だ。
ここは、店主の趣味が色濃く出た若いウエイトレスが従業員の殆どを占め、それ目当ての男性利用客が最も多い店として名を馳せる。
更にこの店は二十歳前後の若い女達が素肌の露出の多い制服を身に纏い、コンセプトとして猫の耳を模した被り物を着けながら接客をする。その上更に、客自らが"指名"と称したチップを多く払うことで、テーブル席に女性店員を相席させて一緒にお酒を嗜む事が出来るという、大変魅力的なシステムがあるのだ。
……誤解を招かれないように釈明をさせてもらうが、俺達は普段女の子が目当てでこの店に来る訳ではない。
チャルドは先輩騎士達とよく飲みに出かけるから別として、そもそも俺とスレイズは飲める年齢にあってもそこまで酒が好きではない。
舌が慣れてないせいもあるが、酒を美味しいとはどうしても思えず、自ら進んで酒場に足を運ぶ事なんて決して無いのだ。
じゃあ、何故よりにもよってこの店に唯一来るのかというと――。
「――ご指名ありがとにゃん♪ ミアネロだにゃん♪ 気安くミアって呼んで欲しいにゃん♪」
下着が見え隠れしそうなほどに短いフリルスカートを突き出した下半身。猫の前肢を模した手で甘えるようなポーズ。そして愛嬌あふれる精一杯の笑顔を振り撒くこの女性はミアネロ・フォルデン――俺の姉ちゃんだ。
「……ミア姉ちゃん。それ、毎回やらなくていいから」
「あ、ミアさん。お久しぶりです」
「かっ……カワイイ」
三者三様の反応を示す、丸テーブルの席に座る俺達三人。
「仕方ないにゃーん。毎回これやらなきゃ店長に叱られちゃうんだにゃん。私だって何が楽しくて実の弟の前でこんなことしなきゃいけないんだっていうにゃん」
「"にゃん"をやめてくれえええ!」
……今日だけは無理をしてでも他の店を選ぶべきだった。
この店に俺達が通う理由とは、これだ。
『売り上げに貢献して欲しい』というミア姉ちゃんたっての願いを俺が聞き入れる形で、スレイズやチャルドと共に足を運ぶのだ。
詳しくは解らないがどうやらこの店には、指名を多く受ければ受けるほど売り上げに貢献したということで、より多く収入が増えるというランキングシステムが勤める女の子達の間で存在しているらしい。
なので、月に何度か姉ちゃんを指名して貢献度上げの一助を担っているのだが、やはり実の姉のこの姿は何度見ても慣れないものだ。ていうかつらい!
「にしても珍しいねぇ、レノが自分からこの店に訪れるなんて。スレイズくんも久々だねぇ。えーっと……誰にゃん!?」
俺達の席に着いたミア姉ちゃんが、スレイズの隣に座るビナルファさんを一瞥し、思わず驚く。
「ちょっ、ミア姉ちゃん。失礼な事言わないでよ! この人は――」
「ビナルファ・ヴァイルスと言うにゃん。よろしくミアにゃん」
俺の紹介を遮り、自己紹介をしつつ姉ちゃんに握手を求めるビナルファさん。
てか『ミアにゃん』ってなに!?
「あはは、面白い人だねぇ。こちらこそよろしくね、ビナルにゃん」
……収拾がつかない!
◇◆◇◆
「……しかし驚いたよ、レノリアス。お前の姉ちゃんがこんなにカワイイだなんて。あ、ミアにゃん、ラムコーク追加で」
「嬉しいにゃーん。了解だにゃーん」
ミア姉ちゃんが注文に応え、尾てい骨の位置に着けた作り物の猫の尻尾をフリフリと動かしながらカウンターへと向かう。
姉ちゃんが相席してから数十分、気は進まなかった俺とスレイズだが結果的に酒を飲んでしまっている。
ビナルファさんが『仲間の死を悼むのも良いが、今日は俺達の出会いを祝そう』という都合の良いこじつけで俺達を諭したのだ。
その彼の飲みっぷりは凄まじく、酒の苦手な俺とスレイズは当然そのペースに付き合う事など出来ない。具合が悪くならない程度にちょびちょび飲みながら、なんとかやり過ごしている。
「ほら、レノリアスもスレイズも飲め飲めぇ。ペース遅いぞー」
口ではそう言うが、強要しない辺りはあのディデイロよりはマシだ。
と、奴の事を思い出した所で、俺は少しの間思いに耽ってしまう。
――ディデイロ。
上位魔神にあっという間に殺されてしまったアイツは、さぞかし無念だったろうな。いや、"無念"と感じる間もなかったか。
今になってから言うが、正直同情してしまう。
普段から後輩騎士に当たり散らし幅を利かせていたアイツに対し、俺は脳内で何度も殺意を募らせたことがある。
しかしいざ実際に死なれてしまうと、気分が晴れるでもなく、ただただ陰鬱とした嫌な気持ちばかりが心に残るのだ。
それによって思考もどんどんとネガティブへと陥っていき、同時に一つの後悔に似た感情が心を占める――。
――なんかさ、俺が普段から考えていた事って、下らないよな。
"退屈な日常”と吐き棄て日々を適当に過ごし、国に対する不平不満ばかりを述べ、騎士業に全く専心しない。
おまけに一時のつまらない憧れから、育った国や家族を棄てようとも考えていた。
――うん、自分でも中々に最低だと思う。
ディデイロだって、普段から俺に強く当たってたのは俺から明らかに覇気を感じ取れず『しっかりしろ』というある種のメッセージを込めてのイビりだったのかもしれない。
実力のあるチャルドや他の若手がターゲットになっていない所を鑑みると、恐らくそうなのだろう。
不器用ながらも奴なりに、この国を想っての行動だったのかもな。
そう考えてしまうと、俺は――。
「――どうした、レノ? 浮かない顔して」
隣に座るスレイズから顔色を窺われ、俺は現実に引き戻される。
「あ、ああ。いや、何でも、ない、よ……」
「おいおい……大丈夫か?」
吃る俺に対し、スレイズは怪訝を崩さない。
「ぶははは、レノリアス。全然飲んでねえくせにもう酔っ払っちまったのかあ? だらしねえなあ」
ああ、もうダメだ……。
消極的なことばかり考えてしまう。
こうなったら……飲もう。
飲んで、呑まれて、呑み込もう。
そうと決めた俺は、目の前のグラスに残ったカクテルを一気に飲み干す。
「レノ、お前、良いのか……?」
普段の俺を知ってるスレイズが心配をするが、もう関係ない。飲んで……忘れてやるんだ。
「ぶははは、やればできるんじゃねえか」
ビナルファさんが嬉しそうに笑っている。
「お待ちどうにゃーん。ラムコークだよぉー」
注文された酒を持ってきたミア姉ちゃんが、戻ってきた。
「あのさ、ミア姉ちゃん。戻ってきてそうそう悪いんだけどさ……俺にもラムコーク追加で!」
その日、俺は生まれて初めて酒の力に頼ろうと決めた。
自分でも愚かだとは思ってる。でも、他にやれることが思い付かないんだ。
ディデイロ……さん。今までアンタに強要されて、なんとか断ってきた分の酒。今日で全部飲むつもりだからさ、安らかに眠ってくれよ。
今まで、ありがとう。明日から、本気出すよ。
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