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ハルク・エヴァンツェ
しおりを挟む「久しぶりだね。ダーチェ」
誕生祭が行われる数時間前。
ダーチェネリアの目の前には第一王子【ハルク・エヴァンツェ】がいた。
会うのは二週間ぶりくらいだろうか。
ダーチェネリアの目の前のソファーに腰掛ける青髪と銀色の瞳を持った美少年は、ダーチェネリアに柔和な笑みを浮かべている。
正妃の子は彼ただ一人で、腹違いの弟がいるが容姿は違っている。側室の子である彼の弟は金髪碧眼で、見目麗しいといった共通点はあるものの甘やかされ、自分勝手で我儘な性格だと有名だ。第一王子の方の婚約者に選ばれたのはラッキーだったと、ダーチェネリアは内心喜んでいた。
実は五歳の頃、ダーチェネリアは第二王子である【ミュゼル・エヴァンツェ】と会った事がある。第二王子の母である人物が、ダーチェネリアの母の従姉妹という関係で、数回遊び相手として送り込まれた事があるのだ。しかしその頃の第二王子はダーチェネリアの後ろをちょこちょこ付いて回り、彼女が見せる手品のような魔法でよく笑う素直な少年だった為、ここ数年の間で彼に何があったのだと、巷で噂される彼の人物像を信じきれずにいた。
「まだ二週間程しか経っておりませんわ、殿下」
「そうだったかな。キミは毎日のように会いに来てくれていたから、そう感じたのかもしれない。突然ぱたりと来てくれなくなったから、心配していたんだよ。本当は僕が会いに行ければ良かったのだけれど忙しくてね。申し訳なかった。身体の調子は大丈夫?」
完璧な王子スマイルを崩さないハルク王子に、ダーチェネリアも同様に微笑んで返す。完璧な令嬢スマイルを貼り付けて。
「ええ。ご心配頂いてありがとうございます」
私の事なんて毛程も興味無いくせに、白々しいわね。
リオの言う通り、私はこの目の前の王子がどうしようもなく好きだった。王子の髪色は私の瞳の色で、王子の瞳の色は私の髪色だったから、変に同族意識?でも芽生えていたのかもしれない。
好きで、好きで、恋い焦がれて。
それでもある日、公爵邸の庭で仲睦まじくお茶をする両親と、母に抱かれてキャッキャっと笑う妹を見て、ふと思ったのだ。今迄なんとも思わなかったその光景を見た時、私は思った。
"私は全て手にしているのに、一人で何だって出来るのに、こんな感情一つに縛られているなんて、なんて愚かなのだろう"
"愛とは、なんとくだらないのだろう" と———
「そうだ、誕生日おめでとう。これから目に入ると思うけれど、会場に飾ってある花は僕が選んでみたんだ。気に入ってくれたら嬉しいな」
「まあ、そうですの!殿下がお選び下さったなんて光栄です。とても楽しみにしておりますわ」
勿論、何の嬉しみも有り難みも感じない。
...どんなに上っ面が完璧に喜んだものとなっていても、心からの感情ではない。それもこれも、何故か大量の贈り物を続けるセザリオの所為だと、上げた片眉が引き攣りそうになる。
「ところで、キミはいつまで僕を殿下と呼ぶのかな」
急に痛いところを突かれ、飲んでいた紅茶を吹き出しそうになる。
...危ない危ない。
確かに、ダーチェネリアは婚約者であるのにずっと殿下呼びをしていた。愛しの殿下であるはずなのに。
まぁ今思えば、殿下のことを好きではあったけれども、信用していたわけではなかったのだと勝手に納得する。この考えは自分の中にストンと落ちたのだ。
けれど殿下にこう言われては、いつまでも殿下呼びする訳にはいかない。
「では、ハルク様と」
このやり取りで、ふとリオのことを思い出した。セザリオに "リア" と呼ばれてはいるが、別にそれは決まった愛称ではない。そもそもセザリオが許可もなく勝手にそう呼び出したのだ。何度止めろと言っても聞かないセザリオに対し、自分だけが彼を "セザリオ" と呼ぶのは自分が下のように感じて、いつの間にか彼を "リオ" と呼ぶようになった。
「どうしたんだい?」
「いえ、何でもありませんわ」
どうやら無意識に笑ってしまったらしい。変人だと思われてしまうわ。気を付けなければね。
言ってまた、完璧な令嬢スマイルをお届けしたダーチェネリアだったが、ハルク王子は何故か真顔で。しかしそれはほんの一瞬で、すぐ先程の柔らかい表情に戻った。気のせいだったのかもしれない。
「なんか別人みたいだね。以前はもっとこう...「今迄のご無礼をお許し下さい!」
以前、それはもうベッタリと殿下に貼りつき、お茶会などで殿下に他のご令嬢が近づかないよう牽制しまくり、それはそれは恥を晒しまくってきた。
ああ、穴があったら入りたいとはこの事だわ!
ダーチェネリアが羞恥心から悔い気味に謝罪すれば、ハルクは驚いたのだろう。こんな風にぽかんと口を開けた彼を見るのは初めてだった。
「無礼だなんて、僕は一度も思ったことないよ」
王子の微笑みを胡散臭く感じてしまい、ダーチェネリアは口角が引き攣りそうになるのを堪える。
「殿...ハルク様は、この婚約に不満は御座いませんの?」
「不満?そんなもの感じたことはないよ」
「... ...」
「本当だよ。ダーチェは僕の自慢の婚約者だからね。僕は早くキミと結婚したくて仕方がないんだよ?」
よくもまあ思ってもいない浮ついた台詞を吐けるものだわ。
ダーチェネリアはティーカップで口元を隠すように紅茶を飲んだ。
「でも弟はね、この婚約に猛反対しているんだ。手当たり次第物を壊すわ、僕に暴言を浴びせてくるわで、手に負えなくてね」
一体何が言いたいのだろうと王子の言葉を待つと同時に、何故この婚約に直接的な関わりのないセザリオやミュゼル王子が自分達の婚約を嫌がるのだろうと、少しだけ頭を働かせてはみるが、答えは出ない。
「呼んだからもう直ここへ来ると思うんだけど、キミからも弟を説得してくれないかい?弟はキミにご執心らしいから、キミの言うことなら納得してくれるんじゃないかと思ってね」
***
正直に言えば辟易としていた。社交界デビューをしてからというもの、パーティーや◯◯会など、人が集う類の催しでは常に令嬢達に囲まれ、話し掛けられれば相手をしなければならないし、会話を広げる為にいちいち話題を考えて振らなければならない。
そんな日々にウンザリしていたある日、夕食の為に食堂へ現れた腹違いの弟・ミュゼルの機嫌が心底悪かった。弟は入ってくるやいなや僕を睨みつけ、ツカツカと歩み寄ってくると僕のグラスを払い落としたのだ。
「ミュ、ミュゼル様いけませんっ」
ガシャンッ!!と大きな音を立てて、グラスが粉々に砕け散った。
事情を知っているらしい従者が焦って弟を落ち着かせようとするが、何故こんなに怒りをぶつけられているのか分からない。
「どうしたんだ。僕は何かお前の気に触るような事をしてしまったのかい?」
僕の質問に従者は顔を青ざめさせ、弟はくわっと目を見開く。
「白々しい!おれのこんやくしゃを盗っておいて!!」
「...?一体何の話だ?」
「とぼけるなっ!ファングルス公爵家の長女とこんやくしただろ!」
僕がファングルス公爵家の長女と婚約?そんな話は聞いていない。そもそも、その令嬢を僕は全く知らない。けれど弟の言う通りならば父上が父上の判断で進めているという事だろうか。それならば僕の意見など必要ない。これは第一王子として仕方のない事だ。まあ自分で相手を選べるなんて考えた事もなかった。数多の婚約者候補の中から選んだとしても、最終的に決定を下すのは父上だから。
「その話は今初めて聞いたよ。僕は知らなかった。理由は分からないが、恐らく父上が進めてしまっているんだろう」
「ウソだ!父上はおれがダーチェネリアを気に入っていることをご存知だ!お前が何かしたとしか思えない!!」
婚約者などでギャンギャンと、よく喚くものだなぁと思う。婚約者なんて利害が一致する者なら誰でもいいじゃないか。でもまあ、あの弟がこれだけ一人の人物に執着するなんてそれだけで驚きだ。それだけで、僕がこの婚約に乗り気になる価値がある。だって、我が弟はこんなにも怒りを露わにし、顔を歪ませて悔しそうにしているのだから。自然と口角が上がってしまいそうになる。
「本当に僕は何も知らなかったよ。...でもまあそれは父上の御判断のようだ。父上が僕の婚約者をファングルス公爵家の御令嬢にと決めたのなら従うだけだよ」
僕の言葉に、弟の握り締めた拳が怒りで震えているのが見てとれる。ああ、実に愉快だ。最後に決め手となる一言でも言ってやろう。
「心配しなくても、お前ももう少ししたら素敵な婚約者を選んでもらえるさ」
遠回しに、その令嬢とは自分が婚約するのでお前は無理だという事を含めた確定的な言葉を最大の微笑みを添えて言い放ってやれば、弟は怒りに我を忘れ、食堂は罵詈雑言の嵐となる。
「お前なんかおれの兄じゃないッ!」
それは光栄だ。僕もお前を弟だなんて心から思った事は一度もないからな。現に名前だって一度も呼んだ事はないだろう?
「ダーチェネリアだって、お前のことを絶対きらいになる!お前なんか好きになるものか!」
互いが互いをどう思っていようと、それは王族や貴族の婚約に関係ない。最も重要なのは互いに利益を得られるかどうかだ。そんな事も理解していないのか。
「おれやダーチェネリアだけじゃないぞ!みんなお前がきらいなんだ!お前のかみと目の色は、おじいさまや父上とはちがうから!」
弟がそう言った瞬間、食堂の空気がキンと冷えた。端で控えていた者や、この騒動をなんとかしようと慌てていた者達皆がピタリと口を閉じ、僕の機嫌を窺うように、ちらちらと居心地の悪い視線を感じる。
「父上はほんとうは母上の方を愛しているのに、お前の母親がいるからガマンしていらっしゃるんだ!」
今更何を。それは有名な話じゃないか。
「この城の者はみな、お前をジャマだとおもってるんだからな!」
もう話が全く関係のない方へ飛び火して、婚約の件についてどうこうではなく、僕個人への誹謗中傷に形を変えていた。この場にいる者全員が僕の発言を待っているのを感じたので、僕は何食わぬ顔でいつものように完璧な王子スマイルを貼り付ける。
「お前の気持ちは分かるし、言っていることも正しいけれど、あまり感情のままに行動してはいけないよ。少し落ち着いて周りをご覧。皆困っているだろう?」
僕が弟の言葉を認める発言をした瞬間、多くの者が焦るのが伝わってきた。それもそうだろう。自分達が第一王子である僕に対して陰口を言っている事を本人が知っているのだ。実際は誰がなんていうのは知らないし、どうでもいいので気にしたことなんてないが。
結局最後まで喚き立てる弟をスルーして夕食を終え、自室へ戻ろうとした。しかしふと、弟が言っていた僕の婚約者とやらを見てみたいと思い、今頃父上がいるであろう書斎へと赴く。事の経緯を話せば、父上は渋る様子もなく、僕の婚約者にと決めた令嬢の写真を見せてくれた。
「...っ、」
彼女の写真を見た途端、息が止まった。僕の髪と同じ青色の瞳に、僕の瞳と同じ銀色の髪をした少女。尚且つ、ここまで整った容姿の令嬢は初めて見るので、どこか神々しく見える。
「... ...父上、何故この御令嬢を僕の婚約者に...?」
気になった事をそのまま尋ねてみれば、どうやら僕が彼女を気に入らなかったと受け取ったらしく、「嫌なのか」と聞いてきた。だから、弟が言っていた事をそのまま伝えると、父上は溜息をつく。
「ファングルス公爵家の令嬢はあらゆる面で完璧な令嬢だ。だからこそ我が王家に必要であり、ミュゼルには相応しくない」
父上の言葉に、つい顔がにやけてしまいそうになるのを堪える。父上が僕より弟を愛している事など知っているが、それだけで王家の行く末を託すなんて愚行は犯さない。ファングルス公爵家の令嬢は王妃となるに相応し過ぎる人物であるから、弟には任せられない。それはつまり、王として選ばれたのは僕だという事だ。その事実は確かに喜ばしいものだけれど、それよりも僕はファングルス公爵家の令嬢に会いたい気持ちの方が強かった。
彼女について詳しく聞いてみると、僕は驚きで言葉を失った。
なんと彼女は齢四歳にして全属性の魔法を行使出来たらしい。一人一属性の魔法が一般的なこの世界に対し、三属性の魔法を扱える僕は特別なんだと思っていた節もあった自分を恥ずかしく思った。また、彼女は上級魔術書を読み、読めるだけでも凄いのに内容全てをきちんと理解しており、文武両道らしいのだ。この容姿に加え、そんなに優秀な令嬢なら、ファングルス公爵にとって自慢の娘であることは間違いないが、こうも考えてしまう。逆に恐れられてはいないか、と。そう考えて写真に触れた時、一瞬、俯いて小さく肩を震わせる少女の後ろ姿が脳内を過ぎり、ぱっと写真に触れていた指先を離す。
これが、初めて僕が他者を深く知りたいと思った瞬間だった。
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