10 / 30
第十話 ファティマ
しおりを挟む
「あぁ、ファティマさん。おはようございますぅ」
クウネルが声をかける。
現れたのはファティマと呼ばれる女性であった。ファティマは和装のような装いをした小柄で妙齢な女性で、その目つきは鋭く冷徹な雰囲気を漂わせていた。
「くるとは聞いていないが? それにおまけもついているようだが、そいつはなんだ?」
ファティマはクウネルに冷たい視線を向ける。
「いやぁ、すみませんねぇ。急ぎお話したい要件ができたものでぇ。彼はカズトくん言いますぅ。私の大事なパートナーですぅ」
「ほう、お主がパートナーを連れてくるとはな。──面白い、話してみろ」
そう言うとファティマは俺達を迎え入れた。
そしてクウネルから瀝青防水について話をした。画期的な方法であること、ゆくゆくは国中に広めていきたいこと、実際の工事はファティマにお願いしたいこと。
「それが事実であれば確かに画期的だ。だが、私はこの男のことを知りもしないし、実物を見たわけでもない。言葉だけで話に乗れというのはどだい無理な話なのでは?」
ファティマの言うことは正論であった。
「ふふぅ、そう言われると思いましてぇ」
クウネルは不気味な笑いを浮かべながら、自分の手荷物から瀝青の欠けらを取り出した。
「たった一つの欠けらでどうするつもりだ?」
ファティマが追求する。
「いえいえぇ。実は荷車にたくさんの瀝青を積んでおりましてねぇ」
確かに荷車にはたくさんの荷物が乗っていたが、まさか瀝青だったなんて。俺はクウネルの用意周到さに驚嘆したと共に、クウネルが今回の話をどこまで計算しているのかと恐ろしくもなった。
「ほう。では見せてもらおうか。瀝青防水とやらを」
「えぇ。もちろんですぅ。それではカズトさん、よろしゅうにぃ」
「へ......?」
ここで話が振られるとは思ってもいなかった俺は完全に不意を突かれたのであった。おそらく荷の正体を隠していたのもこうなることを俺に悟らせないためであろう。
(クウネル、本当に恐ろしいキツネだ)
--------
結局、俺は瀝青防水のデモンストレーションを行なっていた。しかもクウネルの用意した大量の瀝青のおかげで、ファティマの巨大な屋敷の屋根全てに施すことになってしまったであった。
「これを1人で......少なくとも1週間はかかるぞ」
俺は小さくボヤいた。
だが、当面の宿泊場所などはクウネルが手配してくれている。生活基盤をクウネルに握られてしまった俺はクウネルの提案に従わざるを得なかった。
淡々と作業を進めていると、昼を告げる鐘の音がした。
アレクの牧場にいたころはあまり気にしていなかったのだが、この世界には時計がない。そのためこの鐘の音がおおよその時間を知らせる時計の代わりなのであった。
「もうお昼か......」
俺はそう言うと、アレクの店を目指して歩き出した。アレクの店では加工品の販売のほか、店内で飲食するスペースも設けられており、この街に来たばかりで街に疎い俺にとっては足の運びやすい店なのであった。
「レイミさん、こんにちは」
店頭にいたレイミに声をかけた。
「あ、カズトさん! こんにちは! 今日はどうされたんですか?」
レイミは先日会った時と変わらず、明朗快活であった。
そして俺は瀝青防水のことやクウネルとファティマのことの話をした。
「なるほどー! よくわからないけどわかりました! あ、私もこれからお昼休憩なのでお邪魔じゃなければ一緒にご飯食べませんか??」
レイミの提案を断る理由もなかった俺は「もちろんです」と承諾する。
そして店内に入り、食事を共にすることとなった。レイミは店のまかないを食べるとのことで、こっそりと俺の分も用意してくれた。
この日のまかないは、フィローネというのだろうか細長い形状のパンにハムやチーズをサンドしたものに加え、ポタージュであった。
どちらもアレクの牧場で取れたものを使用しているのであろうか、牧場の味を感じる。
そして食事をしながらクウネルやファティマのことを教えてもらった。
レイミの話によると、クウネルもファティマもこの街ではそこそこ名の知れた存在であるようだった。2人ともキャラが非常に濃いため、有名であっても何ら疑問ではなかったが、特にファティマに関しては誰もが知るレベルの人物であるようだ。
ファティマが仕切っている一団は建物の建設から農作業、そして狩猟や傭兵など依頼があればなんでもこなす集団だというのだ。そのためファティマ達は街の誰からも頼りにされ、そして感謝されている存在なのであった。
--------
そして1週間後、俺はファティマの屋敷の屋根全てに瀝青防水を施し終えた。
屋根を全面葺き替えるとなるとおそらく半年は掛かっていたであろう。それを1週間でやり切ったのだから上出来だ。
俺は早速ファティマに工事完了の報告をした。
「聞いていた通り早いな」
ファティマの表情に変化は見えなかったが、心なしか柔らかい口調に感じた。
そしてファティマは続けた。
「見事だ。お主達の話は事実であったようだな。──よかろう、瀝青防水とやらを広める手助けをしてやる」
ファティマはそういうとどこかへ歩き始めた。
「どうした?ついてこい。──領主のところへ行くぞ」
「領主!?」
「この街にある建物の大半は領主が保有しているものだ。領民はそれを借り受けているに過ぎ無い。瀝青防水を行うのであれば領主に話をつけにいくのは至極当然のことだろう?」
この街に領主がいるとは誰にも聞いていなかった。しかも大半の建物を所有しているとなると、相当な権力者なのではないだろうか。
ファティマの言い分は正論なのだが、はたして相手にされるのだろうか。
俺はそう思いながらも、ずいと進むファティマの後をおずおずと着いて行ったのであった。
クウネルが声をかける。
現れたのはファティマと呼ばれる女性であった。ファティマは和装のような装いをした小柄で妙齢な女性で、その目つきは鋭く冷徹な雰囲気を漂わせていた。
「くるとは聞いていないが? それにおまけもついているようだが、そいつはなんだ?」
ファティマはクウネルに冷たい視線を向ける。
「いやぁ、すみませんねぇ。急ぎお話したい要件ができたものでぇ。彼はカズトくん言いますぅ。私の大事なパートナーですぅ」
「ほう、お主がパートナーを連れてくるとはな。──面白い、話してみろ」
そう言うとファティマは俺達を迎え入れた。
そしてクウネルから瀝青防水について話をした。画期的な方法であること、ゆくゆくは国中に広めていきたいこと、実際の工事はファティマにお願いしたいこと。
「それが事実であれば確かに画期的だ。だが、私はこの男のことを知りもしないし、実物を見たわけでもない。言葉だけで話に乗れというのはどだい無理な話なのでは?」
ファティマの言うことは正論であった。
「ふふぅ、そう言われると思いましてぇ」
クウネルは不気味な笑いを浮かべながら、自分の手荷物から瀝青の欠けらを取り出した。
「たった一つの欠けらでどうするつもりだ?」
ファティマが追求する。
「いえいえぇ。実は荷車にたくさんの瀝青を積んでおりましてねぇ」
確かに荷車にはたくさんの荷物が乗っていたが、まさか瀝青だったなんて。俺はクウネルの用意周到さに驚嘆したと共に、クウネルが今回の話をどこまで計算しているのかと恐ろしくもなった。
「ほう。では見せてもらおうか。瀝青防水とやらを」
「えぇ。もちろんですぅ。それではカズトさん、よろしゅうにぃ」
「へ......?」
ここで話が振られるとは思ってもいなかった俺は完全に不意を突かれたのであった。おそらく荷の正体を隠していたのもこうなることを俺に悟らせないためであろう。
(クウネル、本当に恐ろしいキツネだ)
--------
結局、俺は瀝青防水のデモンストレーションを行なっていた。しかもクウネルの用意した大量の瀝青のおかげで、ファティマの巨大な屋敷の屋根全てに施すことになってしまったであった。
「これを1人で......少なくとも1週間はかかるぞ」
俺は小さくボヤいた。
だが、当面の宿泊場所などはクウネルが手配してくれている。生活基盤をクウネルに握られてしまった俺はクウネルの提案に従わざるを得なかった。
淡々と作業を進めていると、昼を告げる鐘の音がした。
アレクの牧場にいたころはあまり気にしていなかったのだが、この世界には時計がない。そのためこの鐘の音がおおよその時間を知らせる時計の代わりなのであった。
「もうお昼か......」
俺はそう言うと、アレクの店を目指して歩き出した。アレクの店では加工品の販売のほか、店内で飲食するスペースも設けられており、この街に来たばかりで街に疎い俺にとっては足の運びやすい店なのであった。
「レイミさん、こんにちは」
店頭にいたレイミに声をかけた。
「あ、カズトさん! こんにちは! 今日はどうされたんですか?」
レイミは先日会った時と変わらず、明朗快活であった。
そして俺は瀝青防水のことやクウネルとファティマのことの話をした。
「なるほどー! よくわからないけどわかりました! あ、私もこれからお昼休憩なのでお邪魔じゃなければ一緒にご飯食べませんか??」
レイミの提案を断る理由もなかった俺は「もちろんです」と承諾する。
そして店内に入り、食事を共にすることとなった。レイミは店のまかないを食べるとのことで、こっそりと俺の分も用意してくれた。
この日のまかないは、フィローネというのだろうか細長い形状のパンにハムやチーズをサンドしたものに加え、ポタージュであった。
どちらもアレクの牧場で取れたものを使用しているのであろうか、牧場の味を感じる。
そして食事をしながらクウネルやファティマのことを教えてもらった。
レイミの話によると、クウネルもファティマもこの街ではそこそこ名の知れた存在であるようだった。2人ともキャラが非常に濃いため、有名であっても何ら疑問ではなかったが、特にファティマに関しては誰もが知るレベルの人物であるようだ。
ファティマが仕切っている一団は建物の建設から農作業、そして狩猟や傭兵など依頼があればなんでもこなす集団だというのだ。そのためファティマ達は街の誰からも頼りにされ、そして感謝されている存在なのであった。
--------
そして1週間後、俺はファティマの屋敷の屋根全てに瀝青防水を施し終えた。
屋根を全面葺き替えるとなるとおそらく半年は掛かっていたであろう。それを1週間でやり切ったのだから上出来だ。
俺は早速ファティマに工事完了の報告をした。
「聞いていた通り早いな」
ファティマの表情に変化は見えなかったが、心なしか柔らかい口調に感じた。
そしてファティマは続けた。
「見事だ。お主達の話は事実であったようだな。──よかろう、瀝青防水とやらを広める手助けをしてやる」
ファティマはそういうとどこかへ歩き始めた。
「どうした?ついてこい。──領主のところへ行くぞ」
「領主!?」
「この街にある建物の大半は領主が保有しているものだ。領民はそれを借り受けているに過ぎ無い。瀝青防水を行うのであれば領主に話をつけにいくのは至極当然のことだろう?」
この街に領主がいるとは誰にも聞いていなかった。しかも大半の建物を所有しているとなると、相当な権力者なのではないだろうか。
ファティマの言い分は正論なのだが、はたして相手にされるのだろうか。
俺はそう思いながらも、ずいと進むファティマの後をおずおずと着いて行ったのであった。
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる