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一章
クマの胃、この世界でも
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冒険者ギルドは盛況。
プティさんとこは混んでる。
依頼じゃない獲物の持ち込みだからと、みんなで買い取りカウンターに並ぶ。
コモさんがサクサク応対して、俺たちの番に。
「ブラックベアとフォレストウルフ三体と果物だ」
ランガが言うとコモさんが、
「おー、ジェイルも参加したの?」
って。まぁお手伝い程度に思われても仕方ない。
「ベアはジェイルのだぞ」
「わぁ!すごいね」
カウンター横から裏に行ってと言われて、みんなで入って行く。
オーク?とスネーク?らしきものが解体されてる。
ジョズさんがこっちに来て、クマと狼っていうと空いてるテーブルに出せと言われて、ヤンとヴァロが置く。
「ブラックベアか」
ランガが俺が森で飯食ってて襲われた話をすると、ジョズが俺に拳骨落とした。
親父にも打たれた事ないのに!!!
嘘だけど。おとんにも兄貴にも妹にも何ならおかんにも打たれたことあるけど。
お約束、言ってみたかった。
「何をするにも森の中で警戒を解いたら死ぬぞ」
ご忠告は嬉しい。でも痛ぇって。
毛皮と牙と爪、肉、胃、肝臓と魔石に分かれるので肉を十キロと魔石を返して欲しいって伝える。
胃と肝臓は薬になる。漢方か?
「戻すのは明日になるぞ」
「わかった」
金も明日出るって。
明日の朝のラッシュを避けてこれば良いらしい。
ランガたちの獲物も同じく明日。狼肉は人間は食わないので、肉食の従魔用とかに売られるんだと。テイマーいるんだ。
狼は、毛皮と牙と爪、魔石と雑肉って。
ランガたちの果物もついでにここで買い取り査定。
マンゴーと洋梨みたいなの。少し大きめ。
俺の薬草は混んでるし、早く宿に戻って、ルームでタバコ吸いたいから、明日でいいや。
手伝ってくれたお礼にランガたちに明日の夕食にクマ肉料理を〈小鳥の止まり木〉で作ってもらうからどうかと誘ったら、快諾だった。
ボルクさんの料理はみんな大好きらしい。
帰ったら料理をお願いしよう。
「じゃあ」
ギルド前で別れて、宿に戻ると夕食時間始まってた。
「あら坊や、おかえりぃ」
すぐご飯かお湯が先か聞かれる。
お湯をお願いして、着替えたら降りてくると伝えた。
お湯を片手に抱えて、部屋の鍵開けて。
お湯を備え付けの机に置いて、鍵を閉めたら、〈ルーム〉にiーーーnn!!
はぁ。
早速タバコ咥えて火を付けて、上着やベルトを外してポイポイ。
これやるから散らかるんだよ。わかってるって。
タバコ一本終えて、シャワーでザッと汗流して。ラフな格好に。
脱いだ服は〈洗浄〉で綺麗になるけど何となくパンツとバスタオルは、洗濯機に突っ込む。
冷蔵庫から缶ビール取って、タバコにも火を。
「はー」
吸えるとなって吸えないと辛いんだ。
やっぱ若い時にスパーンと辞めたのは正解だった。
日々イラついてたと思うとね。
禁煙始めてまず思ったのは人の吸う煙がクセェ。
モノによるけど、火を付けた瞬間に甘ったるい匂いが出たと思ったら、そのあとは乾燥したタバコ草の独特の匂いが続くんだよ。
で衣服や部屋に染みついたヤニの匂いな。
吸ってる奴いなくなってもずっと残ってる。
吸ってる時には全然気付かない。
じゃ何で今更吸うんだって感じだけど。
異世界だぞ。ここは日本じゃないんだぞ。
体臭とかは気になるけど、肩身狭くないなら吸いたいんだよ。
しかも〈洗浄〉で息までスッキリなんだぞ。
口の中に余韻が残らないのは少し不満だけど!!
缶ビール飲みながら三本吸って、飯食べに戻った。
「あらゆっくりだったね」
今夜もカウンターで。
メニューはペンネ??の野菜ソースと豚はオーク?かな。大葉使ってる。
早速アレンジすごいなぁ。
「ボルクさん!明日ブラックベアを調理して欲しいんだけど」
「ブラックベア?肉屋に出てたのか?」
ほよ?
自分で狩って来て明日ギルドに取りに行くって言ったらデコピンされた。なぜ。
普段、宿の飯に出るのはビッグベアでブラックベアはCランクが何とか出るレベルで俺みたいなFランクでソロ冒険者が「狩った」とか気軽に言うものじゃないらしい。
向こうからやって来たんだから知らん。
「森の入り口まで出てくるような習性はなかったと思うんだが」
えー、鼻がいいからじゃない。俺の海鮮弁当狙って来たんだし。
「ニコルには報告入ってるだろうし、心配なないか」
ニコルってギルマス?ニコルソン??
ゴツい大男に可愛すぎねぇ?
「まぁまぁあなた、ブラックベアは美味しいから良かやないと」
エンマさんが嬉しそうなので俺も嬉しい。
「どれくらい肉を持ってくる」
「十イル(キロ)頼んである」
〈鋼鉄の拳〉と〈新月の雷光〉もいるだろうし、他に客がいたら出さないのもケチ臭いし。
「良い値段なんだがな」
えー。そうなんだ。
「あ、持ち込み料と他の材料と調理料はちゃんと取ってね」
そこは大事。
「持ち込み料??」
あ、そう言うシステムがないの?
「何か持ち込んだら残った材料をもらうからお互い様とね」
肉残るかな??
「残るかな?それで良いなら俺は良いよ」
うん!十キロなんて余裕で食えそうな体格の男ばっかだけど。
ワイン煮込みお願いとか言いたいけど、面倒になりそうだからやめとこ。
ルームで高級肉をショップで買って、好きに作ってストックするのが良いかな。
ネット小説ではチートで商人無双や料理無双とかあったけど、いざその立場になると面倒くさいな。
社畜から解放されたばっかりだから忍耐力がゼロなのか。
自分の時間が取れなさそうなのが嫌かな。
今日は宴会は無かったけど明日は宴会かな。自分でクマ肉食べるの誘ったから仕方ない。
恩はすぐ返したいタイプだ。
食事が済んだので「ごちそうさま」して、部屋に戻った。
うーん、カントリー。
そう言えばこの部屋でゆっくりしてなかったとベッドに座って窓の外を見る。
飲み屋と屋台が賑やかで昼には見かけないタイプの人たちが陽気に歩いてる。
多少、若い女性もいるようだ。
なぜ俺には出会う機会がないのだろう??
ベッドはワラを敷いてカバーをしてるので痛くはないけど、生地が麻の粗めだ。
やっぱルームで寝たい。
ルームに入って、タバコを咥えてスマホを覗く。
メールボックスがピカピカしてる。
未読メッセージ有りって主張する仕様になったのか?
ボックスをタップすれば。
ほぼドリアス。
会ったことのない神様の名前も。
教会に行ったから認識したことになって文字化け解除したっぽい。
マジでどんだけメール送ってくるのよ。
プティさんとこは混んでる。
依頼じゃない獲物の持ち込みだからと、みんなで買い取りカウンターに並ぶ。
コモさんがサクサク応対して、俺たちの番に。
「ブラックベアとフォレストウルフ三体と果物だ」
ランガが言うとコモさんが、
「おー、ジェイルも参加したの?」
って。まぁお手伝い程度に思われても仕方ない。
「ベアはジェイルのだぞ」
「わぁ!すごいね」
カウンター横から裏に行ってと言われて、みんなで入って行く。
オーク?とスネーク?らしきものが解体されてる。
ジョズさんがこっちに来て、クマと狼っていうと空いてるテーブルに出せと言われて、ヤンとヴァロが置く。
「ブラックベアか」
ランガが俺が森で飯食ってて襲われた話をすると、ジョズが俺に拳骨落とした。
親父にも打たれた事ないのに!!!
嘘だけど。おとんにも兄貴にも妹にも何ならおかんにも打たれたことあるけど。
お約束、言ってみたかった。
「何をするにも森の中で警戒を解いたら死ぬぞ」
ご忠告は嬉しい。でも痛ぇって。
毛皮と牙と爪、肉、胃、肝臓と魔石に分かれるので肉を十キロと魔石を返して欲しいって伝える。
胃と肝臓は薬になる。漢方か?
「戻すのは明日になるぞ」
「わかった」
金も明日出るって。
明日の朝のラッシュを避けてこれば良いらしい。
ランガたちの獲物も同じく明日。狼肉は人間は食わないので、肉食の従魔用とかに売られるんだと。テイマーいるんだ。
狼は、毛皮と牙と爪、魔石と雑肉って。
ランガたちの果物もついでにここで買い取り査定。
マンゴーと洋梨みたいなの。少し大きめ。
俺の薬草は混んでるし、早く宿に戻って、ルームでタバコ吸いたいから、明日でいいや。
手伝ってくれたお礼にランガたちに明日の夕食にクマ肉料理を〈小鳥の止まり木〉で作ってもらうからどうかと誘ったら、快諾だった。
ボルクさんの料理はみんな大好きらしい。
帰ったら料理をお願いしよう。
「じゃあ」
ギルド前で別れて、宿に戻ると夕食時間始まってた。
「あら坊や、おかえりぃ」
すぐご飯かお湯が先か聞かれる。
お湯をお願いして、着替えたら降りてくると伝えた。
お湯を片手に抱えて、部屋の鍵開けて。
お湯を備え付けの机に置いて、鍵を閉めたら、〈ルーム〉にiーーーnn!!
はぁ。
早速タバコ咥えて火を付けて、上着やベルトを外してポイポイ。
これやるから散らかるんだよ。わかってるって。
タバコ一本終えて、シャワーでザッと汗流して。ラフな格好に。
脱いだ服は〈洗浄〉で綺麗になるけど何となくパンツとバスタオルは、洗濯機に突っ込む。
冷蔵庫から缶ビール取って、タバコにも火を。
「はー」
吸えるとなって吸えないと辛いんだ。
やっぱ若い時にスパーンと辞めたのは正解だった。
日々イラついてたと思うとね。
禁煙始めてまず思ったのは人の吸う煙がクセェ。
モノによるけど、火を付けた瞬間に甘ったるい匂いが出たと思ったら、そのあとは乾燥したタバコ草の独特の匂いが続くんだよ。
で衣服や部屋に染みついたヤニの匂いな。
吸ってる奴いなくなってもずっと残ってる。
吸ってる時には全然気付かない。
じゃ何で今更吸うんだって感じだけど。
異世界だぞ。ここは日本じゃないんだぞ。
体臭とかは気になるけど、肩身狭くないなら吸いたいんだよ。
しかも〈洗浄〉で息までスッキリなんだぞ。
口の中に余韻が残らないのは少し不満だけど!!
缶ビール飲みながら三本吸って、飯食べに戻った。
「あらゆっくりだったね」
今夜もカウンターで。
メニューはペンネ??の野菜ソースと豚はオーク?かな。大葉使ってる。
早速アレンジすごいなぁ。
「ボルクさん!明日ブラックベアを調理して欲しいんだけど」
「ブラックベア?肉屋に出てたのか?」
ほよ?
自分で狩って来て明日ギルドに取りに行くって言ったらデコピンされた。なぜ。
普段、宿の飯に出るのはビッグベアでブラックベアはCランクが何とか出るレベルで俺みたいなFランクでソロ冒険者が「狩った」とか気軽に言うものじゃないらしい。
向こうからやって来たんだから知らん。
「森の入り口まで出てくるような習性はなかったと思うんだが」
えー、鼻がいいからじゃない。俺の海鮮弁当狙って来たんだし。
「ニコルには報告入ってるだろうし、心配なないか」
ニコルってギルマス?ニコルソン??
ゴツい大男に可愛すぎねぇ?
「まぁまぁあなた、ブラックベアは美味しいから良かやないと」
エンマさんが嬉しそうなので俺も嬉しい。
「どれくらい肉を持ってくる」
「十イル(キロ)頼んである」
〈鋼鉄の拳〉と〈新月の雷光〉もいるだろうし、他に客がいたら出さないのもケチ臭いし。
「良い値段なんだがな」
えー。そうなんだ。
「あ、持ち込み料と他の材料と調理料はちゃんと取ってね」
そこは大事。
「持ち込み料??」
あ、そう言うシステムがないの?
「何か持ち込んだら残った材料をもらうからお互い様とね」
肉残るかな??
「残るかな?それで良いなら俺は良いよ」
うん!十キロなんて余裕で食えそうな体格の男ばっかだけど。
ワイン煮込みお願いとか言いたいけど、面倒になりそうだからやめとこ。
ルームで高級肉をショップで買って、好きに作ってストックするのが良いかな。
ネット小説ではチートで商人無双や料理無双とかあったけど、いざその立場になると面倒くさいな。
社畜から解放されたばっかりだから忍耐力がゼロなのか。
自分の時間が取れなさそうなのが嫌かな。
今日は宴会は無かったけど明日は宴会かな。自分でクマ肉食べるの誘ったから仕方ない。
恩はすぐ返したいタイプだ。
食事が済んだので「ごちそうさま」して、部屋に戻った。
うーん、カントリー。
そう言えばこの部屋でゆっくりしてなかったとベッドに座って窓の外を見る。
飲み屋と屋台が賑やかで昼には見かけないタイプの人たちが陽気に歩いてる。
多少、若い女性もいるようだ。
なぜ俺には出会う機会がないのだろう??
ベッドはワラを敷いてカバーをしてるので痛くはないけど、生地が麻の粗めだ。
やっぱルームで寝たい。
ルームに入って、タバコを咥えてスマホを覗く。
メールボックスがピカピカしてる。
未読メッセージ有りって主張する仕様になったのか?
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