39 / 786
一章
37話 餅つき大会がしたいの☆★
しおりを挟む
お餅が食べたい。
朝起きたら唐突に思った。
もち米はあるのだ。
アラン達にまた精米作業をしてもらって蒸せばいいのだ!
餅つき機を作れなくないけど、私はあのお祭り感たっぷりの臼と杵で楽しく搗いて出来立ての餅を食べたい。
醤油も海苔もないけどきな粉はある!
いや豆を炒ってミキサーで粉にしなくちゃだけど。
あんこが欲しいんだけど小豆はまだ見つかってない。
とりあえず臼と杵を作ってもらおう。
「・・・ん、リーシャ?」
ベッドの上でお餅への思いを募らせてたら、ジュリアスさまが起きちゃった。
「おはよう、早いな」
ジュリアスさまは寝起きが良い。スッと覚醒しちゃうから私が先に起きちゃった時は起こさないようにって思うんだけど、たまに(?)食べ物のことや作りたいものを思い付いて、バッと起きちゃったりして。
「おはようございます」
申し訳ない。食欲に忠実なもので。
毎朝、ギュッと抱きしめて額や頬にチュってしてくれるので日々テレる。
元日本人の私にはちょっとね、恥ずかしくて落ち着かないよ。
なんかね、寝起きのジュリアスさまは少しだけ表情が柔らかいから。この顔見られるの私だけなのがたまんないよね!
こんな子供っぽい私で申し訳ない気持ちもあるけど、ちゃんと受け入れてくれてる感じを態度で示してくれて安心させてくれる。
早くちゃんと《奥さん》したいねぇ。
私もジュリアスさまをギュッとハグして頬にお返し。
最近ちょっとだけ私からも抱きついたりしてる。
最初は「お!」って驚かれちゃったけど、嬉しそうに笑ってくれるのでこの朝の時間は大好き。
「今日は何をするんだ?」
「おっきな木を貰ってお餅を搗きたいです」
「ん?お餅?」
当然お餅が通じないので臼と杵、もち米の説明をしてみた。
臼と杵はすぐ木工職人にお願いしてくれる事になった。わーい。
多分なんだけど餅つき機を作ってもあのマッチョ達は筋力自慢なので使ってくれないからもう人力で良いよね!
いつもよりニーナを呼ぶの遅くなったからか、ニーナがジュリアスさまに「まさかお手を付けたりしてないですよね?」的に疑いの目で見てたのでびっくり。
ニーナさん、残念ながら何もないんですよ・・・本当に残念なことに・・・
ジュリアスさまが苦笑して流してくれる人で良かったよ。
少し遅れて食堂に行くとお義父さま達はもうお茶タイムだった。
お義父さま達にジュリアスさまがお餅のことを伝えたら、晩餐前に庭で餅を搗こうって。
臼と杵がって思ったら、風魔法で出来るって。
どうせ沢山要るだろうから伐採と加工を騎士達の訓練としてやらせるんだそう。
職権濫用!
「んー、アイツらリーシャちゃんのご飯食えるなら何でも喜んでやると思うよ~」
セリウスさまがそう言ったらみんなが違いないって。
ゾッとする事を言われてしまったので私は離れに置いてあるもち米と豆を本邸に運んでもらって、マッチョ達に籾摺りしてもらって、蒸してもらい。豆を炒っってもらって。粉にするのもやっぱりミキサー使わないの!なんで⁉
騎士さん達もお仕事だけさせておいて、いっしょに食べれないじゃダメだからたくさん用意しなくちゃ。
お餅だけじゃ量を用意するのは大変だからバーベキューやピザの下準備して。
思い付いてすぐ報告しちゃうと食べ物関係はやばい事になるっていい加減学習した。
まぁ食への煩悩で結局その後も何度もというか生涯ヤらかすんだけど、それはまた後の話。
夕方、私はマッチョって鑑賞するだけで良いな、身近にいると大変なんだなって思うことになるのだった。
朝起きたら唐突に思った。
もち米はあるのだ。
アラン達にまた精米作業をしてもらって蒸せばいいのだ!
餅つき機を作れなくないけど、私はあのお祭り感たっぷりの臼と杵で楽しく搗いて出来立ての餅を食べたい。
醤油も海苔もないけどきな粉はある!
いや豆を炒ってミキサーで粉にしなくちゃだけど。
あんこが欲しいんだけど小豆はまだ見つかってない。
とりあえず臼と杵を作ってもらおう。
「・・・ん、リーシャ?」
ベッドの上でお餅への思いを募らせてたら、ジュリアスさまが起きちゃった。
「おはよう、早いな」
ジュリアスさまは寝起きが良い。スッと覚醒しちゃうから私が先に起きちゃった時は起こさないようにって思うんだけど、たまに(?)食べ物のことや作りたいものを思い付いて、バッと起きちゃったりして。
「おはようございます」
申し訳ない。食欲に忠実なもので。
毎朝、ギュッと抱きしめて額や頬にチュってしてくれるので日々テレる。
元日本人の私にはちょっとね、恥ずかしくて落ち着かないよ。
なんかね、寝起きのジュリアスさまは少しだけ表情が柔らかいから。この顔見られるの私だけなのがたまんないよね!
こんな子供っぽい私で申し訳ない気持ちもあるけど、ちゃんと受け入れてくれてる感じを態度で示してくれて安心させてくれる。
早くちゃんと《奥さん》したいねぇ。
私もジュリアスさまをギュッとハグして頬にお返し。
最近ちょっとだけ私からも抱きついたりしてる。
最初は「お!」って驚かれちゃったけど、嬉しそうに笑ってくれるのでこの朝の時間は大好き。
「今日は何をするんだ?」
「おっきな木を貰ってお餅を搗きたいです」
「ん?お餅?」
当然お餅が通じないので臼と杵、もち米の説明をしてみた。
臼と杵はすぐ木工職人にお願いしてくれる事になった。わーい。
多分なんだけど餅つき機を作ってもあのマッチョ達は筋力自慢なので使ってくれないからもう人力で良いよね!
いつもよりニーナを呼ぶの遅くなったからか、ニーナがジュリアスさまに「まさかお手を付けたりしてないですよね?」的に疑いの目で見てたのでびっくり。
ニーナさん、残念ながら何もないんですよ・・・本当に残念なことに・・・
ジュリアスさまが苦笑して流してくれる人で良かったよ。
少し遅れて食堂に行くとお義父さま達はもうお茶タイムだった。
お義父さま達にジュリアスさまがお餅のことを伝えたら、晩餐前に庭で餅を搗こうって。
臼と杵がって思ったら、風魔法で出来るって。
どうせ沢山要るだろうから伐採と加工を騎士達の訓練としてやらせるんだそう。
職権濫用!
「んー、アイツらリーシャちゃんのご飯食えるなら何でも喜んでやると思うよ~」
セリウスさまがそう言ったらみんなが違いないって。
ゾッとする事を言われてしまったので私は離れに置いてあるもち米と豆を本邸に運んでもらって、マッチョ達に籾摺りしてもらって、蒸してもらい。豆を炒っってもらって。粉にするのもやっぱりミキサー使わないの!なんで⁉
騎士さん達もお仕事だけさせておいて、いっしょに食べれないじゃダメだからたくさん用意しなくちゃ。
お餅だけじゃ量を用意するのは大変だからバーベキューやピザの下準備して。
思い付いてすぐ報告しちゃうと食べ物関係はやばい事になるっていい加減学習した。
まぁ食への煩悩で結局その後も何度もというか生涯ヤらかすんだけど、それはまた後の話。
夕方、私はマッチョって鑑賞するだけで良いな、身近にいると大変なんだなって思うことになるのだった。
834
あなたにおすすめの小説
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」
公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。
死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」
目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。
「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」
隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。
そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……?
「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」
資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。
遊び人の令嬢が目を付けたのは、私の真面目な婚約者でした
おいどん
恋愛
子爵家の令嬢エリーネと伯爵家の次男のノルトが婚約を結んだのは、半年前だった。
真面目で優秀なノルトに相応しい婚約者であろうとするものの、エリーネには自信がなかった。
ある日、遊び人と噂の令嬢べルティーナとノルトが共にいるところを見てしまう。
「真面目クンは壁さえ破っちゃえばこっちのもんだからね〜」
「きっと、彼女の美しさに嫉妬しているのだわ…」
「…今度は、ちゃんと言葉にするから」
役立たずと捨てられた万能建築士、隣国で「聖域」を造って無双する。今さら復興のために戻れ? ご自分たちで瓦礫でも積んでいればよろしいのでは?
しょくぱん
恋愛
「お前の魔法は石を積むだけの土木作業だ」と婚約破棄されたので、城を支えていた『構造維持結界』をすべて解除して出て行きますね。今さら「城が崩れる!」と泣きつかれても、私は隣国で氷結の皇帝陛下と「世界最高の聖域」を造っていますので、一切知りません。
王国唯一の建築魔導師アニエスは、その地味な見た目と能力を理由に、王太子シグムンドから婚約破棄と国外追放を言い渡される。 彼の隣には、派手な光魔法を使う自称聖女の姿があった。
「お前の代わりなどいくらでもいる。さっさと出て行け!」 「……分かりました。では、城にかけていた『自動修復』『耐震』『空調』の全術式を解約しますね」
アニエスが去った直後、王城は音を立てて傾き、噴水は泥水に変わり、王都のインフラは崩壊した。 一方、アニエスは隣国の荒野で、呪われた皇帝レオンハルトと出会う。彼女が何気なく造った一夜の宿は、呪いを浄化するほどの「聖域」だった。
「君は女神か? どうか私の国を救ってほしい」 「喜んで。ついでに世界一快適な住居も造っていいですか?」
隣国がアニエスの力で黄金の国へと発展する一方、瓦礫の山となった母国からは「戻ってきてくれ」と悲痛な手紙が届く。 だが、アニエスは冷ややかに言い放つ。 「お断りします。契約外ですので、ご自分で支えていればよろしいのでは?」
これは、捨てられた万能建築士が隣国で溺愛され、幸せを掴む物語。 そして、彼女を捨てた者たちが、物理的にも社会的にも「崩壊」し、最後には彼女が架ける橋の『礎石』として永遠に踏まれ続けるまでの、壮絶な因果応報の記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる