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三章
161話
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ジュリアスさまのお着替えの後、夕食までの時間に今日のことを報告したりってことで広間に家族一堂集合。
他にアランとジェイク、そしてアズライトとポムとティム。
アズライトはともかくポムたちはオヤツ欲しいだけじゃん~。
ルルゥたちは夕食の準備に行っちゃうので途中必要であればって。
共有のため、サーキスさまとロジャー先生とカンガリー教授とジョシュー先生、馬屋番、庭師さんたちが同席。
教授達はアズライトのすることに興味津々なので鼻息荒くしてる。
「まずはのぉ、危険なことは何もなかったぞ」
お義父さまが口を開くとジュリアスさまは膝に乗せて私の頭を撫ぜる。無意識っぽいので可愛い!
「そうそう、まだこれから成長する感じでワクワクだよー」
クラウスさまは途中から私がお父様に抱っこで動きが制限されてる中、ルルゥとニックスとで島中を歩き(駆け?)回ってたので私が見てない範囲もみれたみたい。ちょっと羨ましいね。
植生や水中洞窟、モラたち、花蜜蜂たち、生まれたての手長エビもどき、綺麗な魚たちのことも熱心に聞く。
教授たちとサーキスさま、ロジャー先生はいないはずの魚類、この辺りでは育っていない植物について議論を始めた。
やっぱり発生条件や魔獣が出現するレベルによっては問題だとなっちゃうよね。
『我の箱庭に穢らわしきモノなど現れぬと言うとろうに!!』
アズライトはみんなに聞こえるようにして怒った。普段は私とジュリアスさま以外とは特に話す気はないにだとか。
アズライトの言う〈穢らわしきモノ〉はどうもただの大型魔獣のことを言ってるだけじゃないっぽいんだけど詳しくは教えてくれない。
「だが自然発生するんだろう?」
ロジャー先生が聞くと、
『魔力持ちの強力な魔獣は条件が揃わないと出てこぬ』
そう答える。私に教えてくれたのと同じ。
「魔の森の魔獣どもは勝手に発生しとるじゃろう?」
お義父さまが首を傾げる。
「人の手に負えぬモノなどたまにしか現れぬだろ。そういうことだ」
いや、ここの人たちはあっさり狩るけど普通の人たちは多分苦戦するレベルだよ?
しかもそういうことだとってどういうこと!?
「出て来ても大した魔獣ではないということですね?」
サーキスさまがそれなら良いのか?みたいな感じで呟きつつ、若干残念そうなような?
『そもそも我の縄張りを勝手に荒らすようなモノは居座らせぬわ』
アズライトはしっぽをシタンシタンとテーブルに叩きつけて不機嫌そう。ただその尻尾で縄跳びの如くポムとティムが交互に飛んでて台無し。真面目な話をしてるのに和んじゃう。
しかしすでに池から泉飛び越えて、湖サイズなのを箱庭とか言われちゃうと。
アズライトが擬態解いたらあれでも小さいんだろうけどさ。
教授が魚たちの発生についてとか必死に聞き出そうとしてたんだけどアズライトが回線切っちゃった。姦しいらしい。
勝手に発生する現象は気になるの当たり前だと思うけど、アズライト的に人間に話して良い範囲とか区切りがあるみたい?
「花蜜良い香りだわぁ♡」
途中、ルルゥがお茶に蜂蜜添えて、スコーンとパウンドケーキを出してくれた。
花蜜の匂いが芳醇すぎるから、スコーンもパウンドケーキもプレーンで、お茶も香りが控えめのものになってる。
初めて食べた花蜜蜂のみつは濃厚で甘く、鼻先に持って来た時の匂いと口に入れた時の匂い、そのあとの吐息でそれぞれ変化して。スプーンひと匙でしばらく幸せな余韻を残してくれた。
男性陣も普段のハイスピードは鳴りを顰めて黙々とスコーンを口に入れ、香りを堪能してる。すごいぞ!花蜜!!
そしてお義母さまはといえば、花蜜を口に入れ、一瞬で天国に逝ってしまった。
目は潤んで、頬は薔薇色に染まって、表情は今までで一番油断してるというか、緩んでいるというか?食事の席以外では誇り高く豪奢な薔薇のような佇まいのお義母さまが少女のような可愛らしい風情を醸し出してる。
すごい!すごいよ!禁断の蜂蜜だよ!
もしかして麻薬のような成分でも入ってるの?鑑定さーん!!
・・・無毒。至高の香り。一口で昇天できる。人格を変えてしまうほど・・・って、やっぱり中毒になりそうじゃん!!
ちなみにジュリアスさまは香りは好きだけど甘すぎだそう。冷静!
お義父さまもそこまでではないようでお義母さまの様子をニコニコして見てる。ラブだな!
みんなそれぞれふわふわしてるんだけど、ちょっとびっくりしたのは、普段キリッとした渋メンのロジャー先生が超笑顔になってて。イメージが変わってるよ。
ポムとティムが頬をパンパンにしつつも千鳥足みたいなりつつクルクルしてて。
これで蜂蜜酒作ったら人間辞めちゃう人が出そうだなぁ。きっと美味しいけど。ダメ!ゼッタイ!!みたいなことになりそうだからやめよう。
ひと匙で収まらずに、ふた匙、さん匙、スコーンとか食べ続けちゃった人たちは夕食も食べずに部屋に戻っちゃった。
食事抜くのなんてあり得ないはず人たちを満足させちゃう花ミツバチの蜜。超ヤバい!
夕食はセリウスさまとサーキスさま、ジュリアスさまと私。
お義父さまはお義母さま付き添って戻ったのでお夜食を取るとのこと。
「花蜜、話には聞いてたけどすごいねー」
セリウスさまは甘いのも好きだけど辛い方が好きだそうで生き残った。
クラウスさまは・・・合掌。
「そんなに手に入らないのですか?」
希少とは言ってたけど、食に貪欲なグレーデン一家が手に入れてないことはないはず。
「ん~、そもそも花蜜バチの好む花園が魔の森の中では珍しいからね~」
あー、遭遇しにくいんだ。
「冒険者が採ってきたのがオークションに出された時しか流通してないんだよー、こんな小さい瓶で金貨百枚とか当たり前なんだー」
うひゃ~!!今日食べた分だけで五百枚くらいはしてそう~!!
だってセリウスさまが指で教えてくれたサイズはメグミがたまに買ってたジャムの小瓶
より小さいんだもん~。
「うちで食べたのって俺が知ってるだけでも2回くらいじゃないかな~、うちオークションには参加しないから魔の森で見つけた分だけどねー」
かなりレアだ!!
「だから島で見つけた時、お義父さまはあんなに嬉しそうだったんだー」
お義母さまが喜ぶ物だから!素敵な旦那さまだ!!
「仕事が落ち着いたら私たちも行きたいですね」
サーキスさまもわりと冒険したい方だよねぇ。
「まぁいつでも行けるでしょ~」
夕食はいつもより控えめな量で。いかにいつも大量に食べてるかわかるほど残ってて。
普段も多少は残るし、コックさんたちや侍従さんたち、夜間警護の騎士さんたちに回されるからお残しじゃないから良いんだけど。
食後のお茶をしつつ、ジュリアスさまたちが仕事のお話をしてるのを聞いて。
お部屋に戻ったら、ジュリアスさまと一緒にお風呂。
お風呂後には、私の全体重を使って。特に凝ってる場所は肘、膝でグリグリとジュリアスさまにマッサージ。
くすぐったいらしいけど、これでも精一杯なの。
ジュリアスさまはマッチョだから筋肉をほぐすのも大事。
私が筋肉の質感を楽しみたかっただけじゃないんだから!
「ジュリアスさま、おやすみなさい」
マッサージ中にうつ伏せで寝ちゃったので私はジュリアスさまの腰に頭を置いて寝る。
きっとジュリアスさまが夜中に一度起きて姿勢を整えるだろうから、位置は気にしないで大丈夫。
他にアランとジェイク、そしてアズライトとポムとティム。
アズライトはともかくポムたちはオヤツ欲しいだけじゃん~。
ルルゥたちは夕食の準備に行っちゃうので途中必要であればって。
共有のため、サーキスさまとロジャー先生とカンガリー教授とジョシュー先生、馬屋番、庭師さんたちが同席。
教授達はアズライトのすることに興味津々なので鼻息荒くしてる。
「まずはのぉ、危険なことは何もなかったぞ」
お義父さまが口を開くとジュリアスさまは膝に乗せて私の頭を撫ぜる。無意識っぽいので可愛い!
「そうそう、まだこれから成長する感じでワクワクだよー」
クラウスさまは途中から私がお父様に抱っこで動きが制限されてる中、ルルゥとニックスとで島中を歩き(駆け?)回ってたので私が見てない範囲もみれたみたい。ちょっと羨ましいね。
植生や水中洞窟、モラたち、花蜜蜂たち、生まれたての手長エビもどき、綺麗な魚たちのことも熱心に聞く。
教授たちとサーキスさま、ロジャー先生はいないはずの魚類、この辺りでは育っていない植物について議論を始めた。
やっぱり発生条件や魔獣が出現するレベルによっては問題だとなっちゃうよね。
『我の箱庭に穢らわしきモノなど現れぬと言うとろうに!!』
アズライトはみんなに聞こえるようにして怒った。普段は私とジュリアスさま以外とは特に話す気はないにだとか。
アズライトの言う〈穢らわしきモノ〉はどうもただの大型魔獣のことを言ってるだけじゃないっぽいんだけど詳しくは教えてくれない。
「だが自然発生するんだろう?」
ロジャー先生が聞くと、
『魔力持ちの強力な魔獣は条件が揃わないと出てこぬ』
そう答える。私に教えてくれたのと同じ。
「魔の森の魔獣どもは勝手に発生しとるじゃろう?」
お義父さまが首を傾げる。
「人の手に負えぬモノなどたまにしか現れぬだろ。そういうことだ」
いや、ここの人たちはあっさり狩るけど普通の人たちは多分苦戦するレベルだよ?
しかもそういうことだとってどういうこと!?
「出て来ても大した魔獣ではないということですね?」
サーキスさまがそれなら良いのか?みたいな感じで呟きつつ、若干残念そうなような?
『そもそも我の縄張りを勝手に荒らすようなモノは居座らせぬわ』
アズライトはしっぽをシタンシタンとテーブルに叩きつけて不機嫌そう。ただその尻尾で縄跳びの如くポムとティムが交互に飛んでて台無し。真面目な話をしてるのに和んじゃう。
しかしすでに池から泉飛び越えて、湖サイズなのを箱庭とか言われちゃうと。
アズライトが擬態解いたらあれでも小さいんだろうけどさ。
教授が魚たちの発生についてとか必死に聞き出そうとしてたんだけどアズライトが回線切っちゃった。姦しいらしい。
勝手に発生する現象は気になるの当たり前だと思うけど、アズライト的に人間に話して良い範囲とか区切りがあるみたい?
「花蜜良い香りだわぁ♡」
途中、ルルゥがお茶に蜂蜜添えて、スコーンとパウンドケーキを出してくれた。
花蜜の匂いが芳醇すぎるから、スコーンもパウンドケーキもプレーンで、お茶も香りが控えめのものになってる。
初めて食べた花蜜蜂のみつは濃厚で甘く、鼻先に持って来た時の匂いと口に入れた時の匂い、そのあとの吐息でそれぞれ変化して。スプーンひと匙でしばらく幸せな余韻を残してくれた。
男性陣も普段のハイスピードは鳴りを顰めて黙々とスコーンを口に入れ、香りを堪能してる。すごいぞ!花蜜!!
そしてお義母さまはといえば、花蜜を口に入れ、一瞬で天国に逝ってしまった。
目は潤んで、頬は薔薇色に染まって、表情は今までで一番油断してるというか、緩んでいるというか?食事の席以外では誇り高く豪奢な薔薇のような佇まいのお義母さまが少女のような可愛らしい風情を醸し出してる。
すごい!すごいよ!禁断の蜂蜜だよ!
もしかして麻薬のような成分でも入ってるの?鑑定さーん!!
・・・無毒。至高の香り。一口で昇天できる。人格を変えてしまうほど・・・って、やっぱり中毒になりそうじゃん!!
ちなみにジュリアスさまは香りは好きだけど甘すぎだそう。冷静!
お義父さまもそこまでではないようでお義母さまの様子をニコニコして見てる。ラブだな!
みんなそれぞれふわふわしてるんだけど、ちょっとびっくりしたのは、普段キリッとした渋メンのロジャー先生が超笑顔になってて。イメージが変わってるよ。
ポムとティムが頬をパンパンにしつつも千鳥足みたいなりつつクルクルしてて。
これで蜂蜜酒作ったら人間辞めちゃう人が出そうだなぁ。きっと美味しいけど。ダメ!ゼッタイ!!みたいなことになりそうだからやめよう。
ひと匙で収まらずに、ふた匙、さん匙、スコーンとか食べ続けちゃった人たちは夕食も食べずに部屋に戻っちゃった。
食事抜くのなんてあり得ないはず人たちを満足させちゃう花ミツバチの蜜。超ヤバい!
夕食はセリウスさまとサーキスさま、ジュリアスさまと私。
お義父さまはお義母さま付き添って戻ったのでお夜食を取るとのこと。
「花蜜、話には聞いてたけどすごいねー」
セリウスさまは甘いのも好きだけど辛い方が好きだそうで生き残った。
クラウスさまは・・・合掌。
「そんなに手に入らないのですか?」
希少とは言ってたけど、食に貪欲なグレーデン一家が手に入れてないことはないはず。
「ん~、そもそも花蜜バチの好む花園が魔の森の中では珍しいからね~」
あー、遭遇しにくいんだ。
「冒険者が採ってきたのがオークションに出された時しか流通してないんだよー、こんな小さい瓶で金貨百枚とか当たり前なんだー」
うひゃ~!!今日食べた分だけで五百枚くらいはしてそう~!!
だってセリウスさまが指で教えてくれたサイズはメグミがたまに買ってたジャムの小瓶
より小さいんだもん~。
「うちで食べたのって俺が知ってるだけでも2回くらいじゃないかな~、うちオークションには参加しないから魔の森で見つけた分だけどねー」
かなりレアだ!!
「だから島で見つけた時、お義父さまはあんなに嬉しそうだったんだー」
お義母さまが喜ぶ物だから!素敵な旦那さまだ!!
「仕事が落ち着いたら私たちも行きたいですね」
サーキスさまもわりと冒険したい方だよねぇ。
「まぁいつでも行けるでしょ~」
夕食はいつもより控えめな量で。いかにいつも大量に食べてるかわかるほど残ってて。
普段も多少は残るし、コックさんたちや侍従さんたち、夜間警護の騎士さんたちに回されるからお残しじゃないから良いんだけど。
食後のお茶をしつつ、ジュリアスさまたちが仕事のお話をしてるのを聞いて。
お部屋に戻ったら、ジュリアスさまと一緒にお風呂。
お風呂後には、私の全体重を使って。特に凝ってる場所は肘、膝でグリグリとジュリアスさまにマッサージ。
くすぐったいらしいけど、これでも精一杯なの。
ジュリアスさまはマッチョだから筋肉をほぐすのも大事。
私が筋肉の質感を楽しみたかっただけじゃないんだから!
「ジュリアスさま、おやすみなさい」
マッサージ中にうつ伏せで寝ちゃったので私はジュリアスさまの腰に頭を置いて寝る。
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