324 / 786
三章
315話
しおりを挟む
厨房でひたすらお粥っぽいのとトロトロスープの下拵えをして、流石にニーナとルルゥからストップされちゃったので寝ることにした。
私が無茶しないか心配してそばで待機するって言うので一緒に寝ようって言ったら、ご夫婦のベッドでは・・・主人のベッドではって遠慮されちゃったので、私個人用の予備ベッド、月の障りの時に使う方で一緒に寝てもらうことに。ほぼ使ってないから気にしないで使えるよね?
ジュリアスさまは多分今夜は(すでに空が白んでる)仮眠に戻ってこないだろうから一応メモ書きしてニーナと就寝。
優しい香りに包まれていい気分でぐっすりだった。
目が覚めたらニーナの胸に抱き込まれててびっくり。ジュリアスさまもニーナも抱き枕が好きなのかしら?
私の覚醒と一緒にニーナが起きたので一緒に起きて洗顔とお着替えを手伝ってもらう。
今日も動き回るから簡素なワンピースにしてもらった。
廊下に出たらすでにアランとジェイクが待機してたので一緒に厨房に。
厨房は今もコックさんがフル稼働だ。
深夜と少し顔触れが変わってるから休憩に行けた人もいるのかな。
この状況なのでニーナとアラン、ジェイクも食事を摂ろうと言ったらアランとジェイクはすでに食べたって。
ニーナが膝抱っこしてくれようとしたけど断って、パンと山盛り肉のサラダとスープを久しぶりに自力で食べる。
テーブルはやっぱり高いけど大丈夫!!
そこぉ!!アランとジェイク!私がお皿を持って食べてるのを微笑ましくみない!!
いっぱい動くのでいつもよりしっかり食べておく。
お義母さまが食事に来たので私が起きてるので少しお休みにって伝えたら仮眠は取ったわぁって。
「リーシャちゃん、いっぱい魔力を供給してくれてるんだから他の仕事なんてしなくても十分なくらいなのよぉ~?リーシャちゃんがいてくれて助かるわぁ」
って言ってもらえて役立たず感が少し緩和した。
こんなに大勢がごった返してる状態も初めてで緊張してたのかも。
今日も食べ物や保温用の物を作って貰えたら助かるわって言われたのでそっちを頑張ろう。
食事が済んだので一旦訓練場のマイ酒蔵でお酒の状況と予備で置いてある錬金素材を回収してこようって連れて行ってもらう。
お酒は入れたばっかりのになってて、全部数日後までは仕上がらないのでとりあえず放置。
素材は鉄板とか大物作る時用に置いてた物を全部アイテボックスに。
離れの庭の畑を確認したら採れどきの野菜と果物がいっぱいあったのでケビンたちに全部収穫して厨房に運んでもらうように伝えた。
外に出たついでなので転移陣のある塔に向かってもらった。
「まだ弱ってる人運ばれてますから混雑してますよ」
「物資もグレーデン経由にしてるのでフル稼働です」
転移陣の間に入ると確かに人と物がいっぱい。
「リーシャさま、何かございましたか?」
セバスチャンがちょっとお疲れな顔で指示を出してて私に気がついて寄って来る。
「魔力の補充に来ました」
「有難いのですが大丈夫ですか?」
「ちゃんと寝ましたから回復しました」
「・・・お願いします」
みんな心配性なのでめっちゃ不安気な顔で充填を見守られちゃった。
「セバスチャン、私はある程度放出していた方が調子がいいので心配ないです」
普段からもう少し出せるといいと思うんだー。
魔道具作るだけじゃ使い切れないし。
次の便が向こうから来るので様子を見てたらジュリアスさまが一緒に乗ってた。
「あ、お帰りなさいませ」
「リーシャ、ただいま」
ジュリアスさまが向こうに行ってたの知らなかったけど会えて嬉しい。
抱き上げてハグとキスをしてもらうと、顔にビタンと冷たいのが張り付いた。
『主、我もいるのじゃ』
おや!一緒に帰ってきたのね。黙って残ったくせに怒らないでよね。
後ろでは一緒に陣に乗っていた人たちが運ばれていく。
「寒さで倒れるものが多い。リーシャの作ってくれた板やカイロそれに酒はかなり助かってるぞ」
おおー。やっぱり寒いところは強いお酒がいいね。
「吹雪は収まらないですか?」
「それはまだなんとも、魔獣の元に辿り着けないからな」
前が見えないのと移動手段がないってところかしら?
「出てくる魔獣はどうとでもなるが本元がな」
山の中とかにいたら厳しいね。
「ちょっと~、イチャつくなら外にしてー」
転移陣にいた人の一番最後にリックさまが出てきた。
「リックさま!!」
「久しぶり、作戦会議するにも寒すぎるから一旦こっちに来たよ」
次の便はこちらかららしいので向こうの魔力は足りてるのかと聞いたらリックさまが補充してきたって。
「リーシャさまが置いてくれた魔石の分はまだ残ってるし心配ないよ」
それは良かった。
「とりあえず美味いスープとあの力漲る栄養剤ちょうだい」
寒さが堪えたらしく一緒に戻ってきた騎士さんたちも私をめっちゃ見てきた。
「厨房にいっぱい温かいもの用意してますから向かってください」
騎士さんたちがわっと喜んで出て行った。
栄養剤は追加がいるかな。
ジュリアスさまが抱っこで運んでくれるのでみんなで屋敷に戻った。
大広間にはまだ新しく避難してきた人がいるのでその様子を見たリックさまが「早く片付けないとなぁ」って呟いた。
ふと窓の外を見たらお花畑があった場所の草がわっさわっさと成長していって一気に色づきが変わっていくのが見えた。
確かめなくてもわかる気がするけど一応窓の外をジュリアスさまと確認。
ポムとティムが激しくお尻をフリフリ、手を上げ下げしてディディエがグルグルと飛んでる。
「あー・・・」
『食べ物がたくさんいると判断したようじゃの』
そうだねー。有難い配慮。
食料に困ってないって言ってもかき集めるのは大変だからとても良い。
ただお花畑、元に戻るかな・・・。
まぁホーン家の方にもたくさんあった方が良いから今はポムたちに感謝だよ。
私が無茶しないか心配してそばで待機するって言うので一緒に寝ようって言ったら、ご夫婦のベッドでは・・・主人のベッドではって遠慮されちゃったので、私個人用の予備ベッド、月の障りの時に使う方で一緒に寝てもらうことに。ほぼ使ってないから気にしないで使えるよね?
ジュリアスさまは多分今夜は(すでに空が白んでる)仮眠に戻ってこないだろうから一応メモ書きしてニーナと就寝。
優しい香りに包まれていい気分でぐっすりだった。
目が覚めたらニーナの胸に抱き込まれててびっくり。ジュリアスさまもニーナも抱き枕が好きなのかしら?
私の覚醒と一緒にニーナが起きたので一緒に起きて洗顔とお着替えを手伝ってもらう。
今日も動き回るから簡素なワンピースにしてもらった。
廊下に出たらすでにアランとジェイクが待機してたので一緒に厨房に。
厨房は今もコックさんがフル稼働だ。
深夜と少し顔触れが変わってるから休憩に行けた人もいるのかな。
この状況なのでニーナとアラン、ジェイクも食事を摂ろうと言ったらアランとジェイクはすでに食べたって。
ニーナが膝抱っこしてくれようとしたけど断って、パンと山盛り肉のサラダとスープを久しぶりに自力で食べる。
テーブルはやっぱり高いけど大丈夫!!
そこぉ!!アランとジェイク!私がお皿を持って食べてるのを微笑ましくみない!!
いっぱい動くのでいつもよりしっかり食べておく。
お義母さまが食事に来たので私が起きてるので少しお休みにって伝えたら仮眠は取ったわぁって。
「リーシャちゃん、いっぱい魔力を供給してくれてるんだから他の仕事なんてしなくても十分なくらいなのよぉ~?リーシャちゃんがいてくれて助かるわぁ」
って言ってもらえて役立たず感が少し緩和した。
こんなに大勢がごった返してる状態も初めてで緊張してたのかも。
今日も食べ物や保温用の物を作って貰えたら助かるわって言われたのでそっちを頑張ろう。
食事が済んだので一旦訓練場のマイ酒蔵でお酒の状況と予備で置いてある錬金素材を回収してこようって連れて行ってもらう。
お酒は入れたばっかりのになってて、全部数日後までは仕上がらないのでとりあえず放置。
素材は鉄板とか大物作る時用に置いてた物を全部アイテボックスに。
離れの庭の畑を確認したら採れどきの野菜と果物がいっぱいあったのでケビンたちに全部収穫して厨房に運んでもらうように伝えた。
外に出たついでなので転移陣のある塔に向かってもらった。
「まだ弱ってる人運ばれてますから混雑してますよ」
「物資もグレーデン経由にしてるのでフル稼働です」
転移陣の間に入ると確かに人と物がいっぱい。
「リーシャさま、何かございましたか?」
セバスチャンがちょっとお疲れな顔で指示を出してて私に気がついて寄って来る。
「魔力の補充に来ました」
「有難いのですが大丈夫ですか?」
「ちゃんと寝ましたから回復しました」
「・・・お願いします」
みんな心配性なのでめっちゃ不安気な顔で充填を見守られちゃった。
「セバスチャン、私はある程度放出していた方が調子がいいので心配ないです」
普段からもう少し出せるといいと思うんだー。
魔道具作るだけじゃ使い切れないし。
次の便が向こうから来るので様子を見てたらジュリアスさまが一緒に乗ってた。
「あ、お帰りなさいませ」
「リーシャ、ただいま」
ジュリアスさまが向こうに行ってたの知らなかったけど会えて嬉しい。
抱き上げてハグとキスをしてもらうと、顔にビタンと冷たいのが張り付いた。
『主、我もいるのじゃ』
おや!一緒に帰ってきたのね。黙って残ったくせに怒らないでよね。
後ろでは一緒に陣に乗っていた人たちが運ばれていく。
「寒さで倒れるものが多い。リーシャの作ってくれた板やカイロそれに酒はかなり助かってるぞ」
おおー。やっぱり寒いところは強いお酒がいいね。
「吹雪は収まらないですか?」
「それはまだなんとも、魔獣の元に辿り着けないからな」
前が見えないのと移動手段がないってところかしら?
「出てくる魔獣はどうとでもなるが本元がな」
山の中とかにいたら厳しいね。
「ちょっと~、イチャつくなら外にしてー」
転移陣にいた人の一番最後にリックさまが出てきた。
「リックさま!!」
「久しぶり、作戦会議するにも寒すぎるから一旦こっちに来たよ」
次の便はこちらかららしいので向こうの魔力は足りてるのかと聞いたらリックさまが補充してきたって。
「リーシャさまが置いてくれた魔石の分はまだ残ってるし心配ないよ」
それは良かった。
「とりあえず美味いスープとあの力漲る栄養剤ちょうだい」
寒さが堪えたらしく一緒に戻ってきた騎士さんたちも私をめっちゃ見てきた。
「厨房にいっぱい温かいもの用意してますから向かってください」
騎士さんたちがわっと喜んで出て行った。
栄養剤は追加がいるかな。
ジュリアスさまが抱っこで運んでくれるのでみんなで屋敷に戻った。
大広間にはまだ新しく避難してきた人がいるのでその様子を見たリックさまが「早く片付けないとなぁ」って呟いた。
ふと窓の外を見たらお花畑があった場所の草がわっさわっさと成長していって一気に色づきが変わっていくのが見えた。
確かめなくてもわかる気がするけど一応窓の外をジュリアスさまと確認。
ポムとティムが激しくお尻をフリフリ、手を上げ下げしてディディエがグルグルと飛んでる。
「あー・・・」
『食べ物がたくさんいると判断したようじゃの』
そうだねー。有難い配慮。
食料に困ってないって言ってもかき集めるのは大変だからとても良い。
ただお花畑、元に戻るかな・・・。
まぁホーン家の方にもたくさんあった方が良いから今はポムたちに感謝だよ。
507
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」
公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。
死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」
目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。
「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」
隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。
そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……?
「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」
資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる