ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む

紫楼

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三章

334話

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 みんなが盛り上がっちゃってすぐ挨拶に行けーとかやってルークのお休みの調整とかサクサク。
 ニーナは流れに任せてって感じで淡々としていたけどルークが実家に行きたくなくて超渋々って感じで。

 マーベルハントにはグレーデンと王都に通じる転移陣があるのでそれを使って、王都からはグレーデンのタウンハウスの転移陣を使って帰ってくるから移動日要らずで四日って言い張った。
 帰り道ゆっくりとかしたらいいのでは?って提案も「押した仕事を片付けるのは自分なので」ってバッサリとクールに言われた。

「リーシャさまがカイダール領に向かわれる時や視察の時に付いていくのでそれが旅行でいいでしょう」

 かーーーーーっ!!
 それは仕事でしょーーーー!!!

 何このノンデリカシー男!!

「リーシャさまのお側を長期離れるのは私も望みません」

 ニーナまで!!

「お互い納得があってのことなのでご心配は無用ですよ」

 ニーナが私を大事にしてくれるのは嬉しいけどお休み取らなすぎるのよ。ブラック雇用主は滅べと思ってるんだよ。私は。

 そしてルークもジュリアスさまが好きすぎでしょ。側近ってもう滅私奉公なのね。

 本人たちが良いって言うのだから仕方ないよね。ジュリアスさまも私もお義父さまたちも二週間くらいゆっくりして良いって言ったんだけど「「イヤです」」ってさ。

 グレーデン家からのお祝いと私から両方のお家にお酒三種と化粧水のセットを持たせて送り出した。


 ニーナの留守中はメイドのサラとメルがニーナの分も付いていてくれることに。
 流石に私を抱き上げられまい!!ふははは。

 二人が戻って来るまでにお祝いの品を作らねばなので私は訓練場の作業場に。

 マイ酒蔵もちゃんとチェック。ケビンがまめに様子を見てくれてるので出来上がったらすぐ別の材料を入れてくれてるので私は特にすることはない。私が入れたいものがあれば伝えておくと次に入れてくれる。
 これはもうマイ酒蔵じゃなくてケビンの酒蔵になってしまった?
 アズライトやポムたちも好きな果物や薬草をケビンに持ってきてお願いしてるらしい。いつの間に!!

 ちなみにグレーデン家が作る工場は着々と進んでる。ジェイデン、アッガス、ディゴー、ヘルンなどグレーデン領各地の空き地にどんどん建ててるらしい。張り切りすぎ!
 タンクは鍛治師さんと魔導師さんたちにまず水割りにしたのを試飲をさせてから「この酒が飲めるならば!!」と頑張ってくれてるらしい。
 最低限は私が作ると思ってたら必要なかったようだ。
 水割りなのは原液状態だとインパクトが強すぎて暴動が起きかねないからだそう。そこまで!?

 ルルゥが「そのうちドワーフやハイエルフが酒を求めてやって来そうよね~」って言ってた。レイドラアースにと言うかグレーデンに多種族が集まるの面白いから歓迎だ。

 さて。
 まずは保存ケースだ。数個作ってあげよう。宝物は増えていくだろうしね!

 鉱石と魔石でイメージを固めて土台作り。
 ガラスは窓に使われてた割れたのを錬金術で再形成。透明度をアップさせたよ。
 時空魔法の魔法陣と魔法式を底板に書き込んで。これは長持ちさせたいので掘り込んでさらに魔力インクで埋めた。
 サーキスさま、ルークが見たら怒りそうなので魔法陣は見えないように二重底にしておこう。剥がせないよ!
 
 土台を少し飾りを入れてみたので高級に見えるはず。魔石も宝石代わりに埋め込んでおこう。

 ポムたちのブーケもこれで永久保存版だ。

 ついでに銀の髪飾りを作った。ルークの髪色と目の色を使えば良いよね。
 繊細な銀糸のように伸ばしてレース編みっぽくして小さな魔石を散りばめた。
 ルークにはジュリアスさまが用意するだろうから良いかな。

 あとはボディクリームを作った。
 前回作ったのはバストとヒップのアップ効果は得られなかったけど、ニーナにはアップ効果は必要ないから香りだけ変えた。
 花嫁衣装を着る時に輝かんばかりのお肌にして誰よりも綺麗で幸せなお嫁さんにするのだ。
 パールのお粉も使わないとだ。

 あ!入浴剤も!!!
 とにかくエステっぽいのを全部やってもらおう!

 めっちゃたのし~!!

 ニーナがキラッキラなお嫁さんになってるのを想像したらニマニマしちゃう。
 ルークも肌ケアしてもらおうかな。美形すぎるからあまりいじらない方がいいかしら。

 ウキウキして作業してたら夕刻超えますよってアランが止めに来た。
 サラとメルが声を掛けてくれたらしいけど私があまりに熱中してたから無理に止めるのを悩んでしまって強く言えなかったそうだ。ごめんね。

 本邸に戻ると今日はお祖父様とお祖母様、お義母さまが庭で素振りしていた。
 なぜかポムとティムまで枝で素振り。君らどこを目指してるの。

「あらおかえり」
「おう!一緒にやるか?」
「リーシャちゃん、良い汗かくわよぉ~」
 
 ちょっと悩んだ。でもなんかガチめなので尻込み。
 ソフトめからお願いしたいの。

「もうすぐ若旦那さまがお戻りですよ」
 
 スッと現れたハロルドがさりげなく助けてくれた。感謝!

 シエルがお祖父様たちにタオルを持って行って終了を促してる。ハロルドの教育ガチ行き届いてる~。

 








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