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三章
507話
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侍従と侍女が食べ物や飲み物などの用事をきちんと公用語で応対してるのに対して、ちょっとした物事や仕事について質問されても答えられず、役人がオロオロ周りに助けを求めているのが主賓席側から目立つこと。
ガルフ侯爵たちの眉間に縦皺がビシィッと深くなってるよ。
王都に帰るまでに五歳くらい老けるんじゃなかろうか。
ナギ語を話されてるのじゃないのに、応答できないって外交官としては恥ずかしいよね。
ナギ国がかなりこちらに気を遣ってくれてるというのに。
『キャベルルンやグリーンリバーは言語が近しいからなんとかなってきたがここまで酷いとはな』
今まで気がつかなかったのが奇跡なのでは!
ハーボット一強は国としてはマシだったのか。
でも薬物蔓延は困るし、イダルンダが手を出していた奴隷商は最悪すぎるしねぇ。
王族が口出しできなかった状況は健全じゃないしね。
なんとか役人をマシに育ててもらわねば。
あまり愚痴を他国の人のいる場で漏らしちゃダメだ。
王女さまたちが御付きの人に色々食べ物をチェックしてもらってるのを見て和もう。
向こうでも作って欲しいとか母上が好きそうとか可愛い。
アッガスでは出迎えと歓待が主な役割なので難しいことは王都に丸投げで。
一応、ナギ国から直接やり取りの出来る港なので、アッガス有利な売り込みはしてるそう。
歓待なのでケチケチは出来ずに役立たず役人たちも良い食事をしている。
お酒は王女さまたちが未成年なので少ししか出してないし、ナギ側も遠慮している。
酒出せ、足りないと客人よりうるさいのが役人。仕事出来ないのに飲んで失点をさらに追加したいのかな。
首を刈る勢いでやっちゃうのもありかもって思っちゃう。
『これだけの美味い料理を酒で舌を鈍らせるのも愚かなこと、だが困ったことに酒も美味しいとはよくよく惑わせてくれる』
ガルフ侯爵がおバカ役人を尻目に料理とお酒を褒めてくれた。
『陛下が自分もアッガスに行きたいと宥めるのに苦労するわけです』
王様、勝手に「来ちゃった」するくせに、チャンスがあれば全部逃したくないんだ。
駄々っ子だなぁ。
ガルフ侯爵はちょいちょいこっちに来て話してはまたナギ国の接待に戻る。
息抜きにお義母さまやシャロンさまを眺めている??
まぁマッチョと他国のオッさんと未成年王女じゃ目の保養が足りないか。
あ、私も未成年枠にカウントしてるのかな!まぁお義父さまより少し若いくらいだと私はガキかなぁ。
『『リーシャ、魚を生で食べるのは初めてだけどソースが色々美味しいぞ』』
ファリンさまとルアランさまはお魚飽きてるかと思ったら、珍しさに負けて食べてみたらしい。
『ナギでは生は食べないですか?』
『『魚は蒸すかそのまま焼く、スープにぶち込むなのだ』』
『ぶち込む!?』
思わず聞き返しちゃった。
大鍋に三十センチくらいの魚をバーンと入れて、ほぐしながらスプーンに掬って食べるんだって。
『『こんな切ったりして出さない』』
まさかの丸ごと料理なの??
『お・・・お肉は?』
『『これくらいに切り分けてドーンと鍋に入れるか丸焼き』』
おー。
このくらいが五十センチくらいなの。
『食べる時に切るのですね』
切り分けて味しみしみならアリかな。
『『辛い実を丸ごといっぱい入れるから味は濃い』』
唐辛子とか漢方系の実がゴロゴロ入ってるってある意味贅沢だけど辛そうだなぁ。
『『ここの料理はいろんな味がわかるのが面白い』』
素材の味って言いたいみたい。
『『カレー味は知ってる味がいっぱいなのに食べたことない食べ物になってるのがすごい』』
なんか繊細な舌をお持ちのようだ。
私はカレーのスパイスがどれとどれとか覚えてないぞ。最初にこんな感じって作って以降はルルゥたちが好きに混ぜてる。
『『アレキシ殿下がいっぱい自慢して来た変わった味をしっかり堪能しなくては』』
デレードの王子様は幼い王女相手に何言っちゃってるんだ。
王女たちの様子に感激したお義母さまが一緒について行ってお皿にいっぱい盛ってる。
オヤツからずっと食べ続けてるけどお腹はち切れないのかな。
食い意地に負けたっぽいナギの人やガルフ侯爵の側近がこそっとズボン緩めてるの見ちゃった。
『リーシャ、ちゃんと食べてるか』
アンゼリカさまがお肉を盛ったお皿を持って来た。
シャロンさまにガッツリやられたのかお化粧がしっかり。
ジュリアスさまが女性だったらって仕上がりなので、美人さが恨めしいぞ。
『オヤツをいっぱい食べちゃったから』
『そうか。だがおやつは別腹と言うんだ』
アーンってお肉差し出されちゃった。
別腹星人がいっぱいだよ。この世界。
『アンゼリカさま、こっちのミートパイも美味しいですよ』
お返しのアーンだ。
『もらおう』
嬉しそうに屈んで食べてくれちゃう。
お胸のパールのお粉が眩しいよ。
『マデリーが数日大人しすぎる。リーシャ、何か元気になる薬草とかないか』
おお!何か勘づいちゃってる。
レオルカさまとナギの人と談笑してるのを見遣った。
『栄養剤をお出ししておきますね。多分慣れない接待にお疲れなのです』
『そうだな、大掛かりな外交は未経験だ』
マデリーさまはアンゼリカさまと各地に騎士隊派遣で回ってきたから気疲れとか心配してないがって言いつつ、慣れないことをしてるから仕方ないかと納得した。
教えてあげたいけれど、アンゼリカさまはお義父さまタイプ。
レオルカさまと大慌てして大騒ぎしちゃいそうだから、後日ゆっくりお話ししてもらってね。
ガルフ侯爵たちの眉間に縦皺がビシィッと深くなってるよ。
王都に帰るまでに五歳くらい老けるんじゃなかろうか。
ナギ語を話されてるのじゃないのに、応答できないって外交官としては恥ずかしいよね。
ナギ国がかなりこちらに気を遣ってくれてるというのに。
『キャベルルンやグリーンリバーは言語が近しいからなんとかなってきたがここまで酷いとはな』
今まで気がつかなかったのが奇跡なのでは!
ハーボット一強は国としてはマシだったのか。
でも薬物蔓延は困るし、イダルンダが手を出していた奴隷商は最悪すぎるしねぇ。
王族が口出しできなかった状況は健全じゃないしね。
なんとか役人をマシに育ててもらわねば。
あまり愚痴を他国の人のいる場で漏らしちゃダメだ。
王女さまたちが御付きの人に色々食べ物をチェックしてもらってるのを見て和もう。
向こうでも作って欲しいとか母上が好きそうとか可愛い。
アッガスでは出迎えと歓待が主な役割なので難しいことは王都に丸投げで。
一応、ナギ国から直接やり取りの出来る港なので、アッガス有利な売り込みはしてるそう。
歓待なのでケチケチは出来ずに役立たず役人たちも良い食事をしている。
お酒は王女さまたちが未成年なので少ししか出してないし、ナギ側も遠慮している。
酒出せ、足りないと客人よりうるさいのが役人。仕事出来ないのに飲んで失点をさらに追加したいのかな。
首を刈る勢いでやっちゃうのもありかもって思っちゃう。
『これだけの美味い料理を酒で舌を鈍らせるのも愚かなこと、だが困ったことに酒も美味しいとはよくよく惑わせてくれる』
ガルフ侯爵がおバカ役人を尻目に料理とお酒を褒めてくれた。
『陛下が自分もアッガスに行きたいと宥めるのに苦労するわけです』
王様、勝手に「来ちゃった」するくせに、チャンスがあれば全部逃したくないんだ。
駄々っ子だなぁ。
ガルフ侯爵はちょいちょいこっちに来て話してはまたナギ国の接待に戻る。
息抜きにお義母さまやシャロンさまを眺めている??
まぁマッチョと他国のオッさんと未成年王女じゃ目の保養が足りないか。
あ、私も未成年枠にカウントしてるのかな!まぁお義父さまより少し若いくらいだと私はガキかなぁ。
『『リーシャ、魚を生で食べるのは初めてだけどソースが色々美味しいぞ』』
ファリンさまとルアランさまはお魚飽きてるかと思ったら、珍しさに負けて食べてみたらしい。
『ナギでは生は食べないですか?』
『『魚は蒸すかそのまま焼く、スープにぶち込むなのだ』』
『ぶち込む!?』
思わず聞き返しちゃった。
大鍋に三十センチくらいの魚をバーンと入れて、ほぐしながらスプーンに掬って食べるんだって。
『『こんな切ったりして出さない』』
まさかの丸ごと料理なの??
『お・・・お肉は?』
『『これくらいに切り分けてドーンと鍋に入れるか丸焼き』』
おー。
このくらいが五十センチくらいなの。
『食べる時に切るのですね』
切り分けて味しみしみならアリかな。
『『辛い実を丸ごといっぱい入れるから味は濃い』』
唐辛子とか漢方系の実がゴロゴロ入ってるってある意味贅沢だけど辛そうだなぁ。
『『ここの料理はいろんな味がわかるのが面白い』』
素材の味って言いたいみたい。
『『カレー味は知ってる味がいっぱいなのに食べたことない食べ物になってるのがすごい』』
なんか繊細な舌をお持ちのようだ。
私はカレーのスパイスがどれとどれとか覚えてないぞ。最初にこんな感じって作って以降はルルゥたちが好きに混ぜてる。
『『アレキシ殿下がいっぱい自慢して来た変わった味をしっかり堪能しなくては』』
デレードの王子様は幼い王女相手に何言っちゃってるんだ。
王女たちの様子に感激したお義母さまが一緒について行ってお皿にいっぱい盛ってる。
オヤツからずっと食べ続けてるけどお腹はち切れないのかな。
食い意地に負けたっぽいナギの人やガルフ侯爵の側近がこそっとズボン緩めてるの見ちゃった。
『リーシャ、ちゃんと食べてるか』
アンゼリカさまがお肉を盛ったお皿を持って来た。
シャロンさまにガッツリやられたのかお化粧がしっかり。
ジュリアスさまが女性だったらって仕上がりなので、美人さが恨めしいぞ。
『オヤツをいっぱい食べちゃったから』
『そうか。だがおやつは別腹と言うんだ』
アーンってお肉差し出されちゃった。
別腹星人がいっぱいだよ。この世界。
『アンゼリカさま、こっちのミートパイも美味しいですよ』
お返しのアーンだ。
『もらおう』
嬉しそうに屈んで食べてくれちゃう。
お胸のパールのお粉が眩しいよ。
『マデリーが数日大人しすぎる。リーシャ、何か元気になる薬草とかないか』
おお!何か勘づいちゃってる。
レオルカさまとナギの人と談笑してるのを見遣った。
『栄養剤をお出ししておきますね。多分慣れない接待にお疲れなのです』
『そうだな、大掛かりな外交は未経験だ』
マデリーさまはアンゼリカさまと各地に騎士隊派遣で回ってきたから気疲れとか心配してないがって言いつつ、慣れないことをしてるから仕方ないかと納得した。
教えてあげたいけれど、アンゼリカさまはお義父さまタイプ。
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