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三章
665話
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ラヴァたちとの飛行は少し穏やかめ。
「ギャギャギューー♫」
「ギュギュギョアーー♪」
ご機嫌な歌?の中でちょっと音痴な子がいるんだよ。
鳴き声で少し個性が分かるようになってきた。ジュリアスさまたちは当然知ってるんだろうけど、私の中ではいつも新発見で楽しい。
次のリュフェリー領まではグレーデンからウォレスよりは近い旅なのだ。
レイドラアース国の東の境界を守護するリュフェリー家は、北のホーン家の寒さ厳しい領地でディーランティス山脈から降りてくる魔獣を討伐する役目、南のグレーデン家の不毛な荒地と多くの魔の森からの魔獣の脅威を抑える役目とは少し違って、穏やかな気候で住みやすいものの、長く緊張関係にある隣国アドラービスに睨みを利かせる役目を持っている。
もちろん魔の森もあるし、国境沿いにある魔の森の討伐を向こうが魔獣をリュフェリー側に押し込んできたりでなかなか厄介らしい。
と言っても、リュフェリー領に何か仕掛けようものなら、リュフェリー侯爵騎士団が応戦するし、ホーン辺境伯騎士団とグレーデン辺境伯騎士団がすぐに駆けつけて、アドラービス国を叩くし、近隣国から友好条約を破棄されるのは目に見えてるので、ここ五十年は大人しいらしい。
最近までじゃん!て感じだよ。
お祖父様たちの代でギッタギタにされて戦争賠償もかなり払ったのに懲りないと言うか、損した分を取り戻したいんだろう。
アドラービス国の王家は昔から、とにかく領土を増やしたい野心がある国らしい。
ジュリアスさまが、あの国境門は戦後ずっと閉鎖中だと説明してくれた。
魔の森を突っ切ってくる猛者は確認できた範囲では出てないそう。
魔の森じゃない範囲には壁と結界が張り巡らされている。
領地はホーンやグレーデンの半分だけど、めっちゃ大変な役割を受け持っているんだね。
リュフェリー領にはワイバーンの飛行時間ニ時間ちょいで到着した。
ワイバーンの着陸地は普段から指定されている場所で、次男のハンメルさまが出迎えてくれた。
「ようこそ」
「しばらく頼む」
ラヴァたちをお世話担当の騎士さんとリュフェリー家の騎士さんたちに預けた。
ここにはよく来ているそうでお気に入りの騎士さんがいるようで、オヤツくれって騒いでいる。
「良い子にしてろよ」
ジュリアスさまにポンポンとされて「ギョアーー」と返事が返ってきた。
馬車を用意してくれていて、それに乗ってお屋敷に向かった。
建物はお城まではいかないけれど、大きくて綺麗な洋館だ。
玄関ホールでは、当主のルシードさま、長男のラジェールさま、長男夫人のカリナさま、お子さまのラシードさま、ユーリアさまが出迎えてくれた。
「よく来てくれた」
「ようこそ、リュフェリーへ」
ラジェールさまはジュリアスさまより少し年上で、お子さまは八歳と六歳だそう。
やはり魔力の関係か、ルシードさまとラジェールさま、ハンメルさま、ラシードさまとハンコのように似ている。金太郎飴?
ユーリアさまは少しだけ夫人が入ってる。
ラジェールさまはジュリアスさまとセリウスさまと軽くハグで再会を喜ぶ。
ユーリアさまはなんと私に興味を持って・・・ポムとティムだったーー。
私が抱っこしていた二匹を見ていたのだった。ちぇー。
アズライトにもちょっと興味があるかな?アズライトはグレーデン家の外では、小さなトカゲの姿だから可愛いっちゃ可愛いのだ。
ラシードさまはジャスパーに興味がありそう。
ご挨拶が済んだら遊んであげてねって念話でお願いした。
侍従侍女さんたちが私たちの荷物とお土産を運び入れてくれてる。
旅装なので先に着替えさせて貰うために用意してくれている客室に案内された。
サラとメルと、リュフェリー家からエリザさんと言う侍女さんがお世話に来てくれた。
「初めまして、グレーデン辺境伯さま、グレーデン辺境伯夫人、ご滞在の間、何かございましたら私、エリザにお申し付けくださいませ」
「お世話になります」
キリッとした感じのお義母さまくらいの年齢の方かな。
サラとメルと一緒に私の着替えと髪を整えてくれた。王都で流行りの髪型だそう。
ふわっとさせた編み込み。
ジュリアスさまも腰のラインが綺麗なジェケット姿で見惚れちゃった。
「ほほ、旦那さまのおしゃる通りの仲睦まじいご夫婦ですね」
ルシードさまかハンメルさま、何をおっしゃってるのか・・・。
ジュリアスさまも私の髪型がいつもと違ってるから「その髪型も似合うな」って言ってくれた。
着替えが済んだらお茶をとのことなので応接室に案内された。
「ギャギャギューー♫」
「ギュギュギョアーー♪」
ご機嫌な歌?の中でちょっと音痴な子がいるんだよ。
鳴き声で少し個性が分かるようになってきた。ジュリアスさまたちは当然知ってるんだろうけど、私の中ではいつも新発見で楽しい。
次のリュフェリー領まではグレーデンからウォレスよりは近い旅なのだ。
レイドラアース国の東の境界を守護するリュフェリー家は、北のホーン家の寒さ厳しい領地でディーランティス山脈から降りてくる魔獣を討伐する役目、南のグレーデン家の不毛な荒地と多くの魔の森からの魔獣の脅威を抑える役目とは少し違って、穏やかな気候で住みやすいものの、長く緊張関係にある隣国アドラービスに睨みを利かせる役目を持っている。
もちろん魔の森もあるし、国境沿いにある魔の森の討伐を向こうが魔獣をリュフェリー側に押し込んできたりでなかなか厄介らしい。
と言っても、リュフェリー領に何か仕掛けようものなら、リュフェリー侯爵騎士団が応戦するし、ホーン辺境伯騎士団とグレーデン辺境伯騎士団がすぐに駆けつけて、アドラービス国を叩くし、近隣国から友好条約を破棄されるのは目に見えてるので、ここ五十年は大人しいらしい。
最近までじゃん!て感じだよ。
お祖父様たちの代でギッタギタにされて戦争賠償もかなり払ったのに懲りないと言うか、損した分を取り戻したいんだろう。
アドラービス国の王家は昔から、とにかく領土を増やしたい野心がある国らしい。
ジュリアスさまが、あの国境門は戦後ずっと閉鎖中だと説明してくれた。
魔の森を突っ切ってくる猛者は確認できた範囲では出てないそう。
魔の森じゃない範囲には壁と結界が張り巡らされている。
領地はホーンやグレーデンの半分だけど、めっちゃ大変な役割を受け持っているんだね。
リュフェリー領にはワイバーンの飛行時間ニ時間ちょいで到着した。
ワイバーンの着陸地は普段から指定されている場所で、次男のハンメルさまが出迎えてくれた。
「ようこそ」
「しばらく頼む」
ラヴァたちをお世話担当の騎士さんとリュフェリー家の騎士さんたちに預けた。
ここにはよく来ているそうでお気に入りの騎士さんがいるようで、オヤツくれって騒いでいる。
「良い子にしてろよ」
ジュリアスさまにポンポンとされて「ギョアーー」と返事が返ってきた。
馬車を用意してくれていて、それに乗ってお屋敷に向かった。
建物はお城まではいかないけれど、大きくて綺麗な洋館だ。
玄関ホールでは、当主のルシードさま、長男のラジェールさま、長男夫人のカリナさま、お子さまのラシードさま、ユーリアさまが出迎えてくれた。
「よく来てくれた」
「ようこそ、リュフェリーへ」
ラジェールさまはジュリアスさまより少し年上で、お子さまは八歳と六歳だそう。
やはり魔力の関係か、ルシードさまとラジェールさま、ハンメルさま、ラシードさまとハンコのように似ている。金太郎飴?
ユーリアさまは少しだけ夫人が入ってる。
ラジェールさまはジュリアスさまとセリウスさまと軽くハグで再会を喜ぶ。
ユーリアさまはなんと私に興味を持って・・・ポムとティムだったーー。
私が抱っこしていた二匹を見ていたのだった。ちぇー。
アズライトにもちょっと興味があるかな?アズライトはグレーデン家の外では、小さなトカゲの姿だから可愛いっちゃ可愛いのだ。
ラシードさまはジャスパーに興味がありそう。
ご挨拶が済んだら遊んであげてねって念話でお願いした。
侍従侍女さんたちが私たちの荷物とお土産を運び入れてくれてる。
旅装なので先に着替えさせて貰うために用意してくれている客室に案内された。
サラとメルと、リュフェリー家からエリザさんと言う侍女さんがお世話に来てくれた。
「初めまして、グレーデン辺境伯さま、グレーデン辺境伯夫人、ご滞在の間、何かございましたら私、エリザにお申し付けくださいませ」
「お世話になります」
キリッとした感じのお義母さまくらいの年齢の方かな。
サラとメルと一緒に私の着替えと髪を整えてくれた。王都で流行りの髪型だそう。
ふわっとさせた編み込み。
ジュリアスさまも腰のラインが綺麗なジェケット姿で見惚れちゃった。
「ほほ、旦那さまのおしゃる通りの仲睦まじいご夫婦ですね」
ルシードさまかハンメルさま、何をおっしゃってるのか・・・。
ジュリアスさまも私の髪型がいつもと違ってるから「その髪型も似合うな」って言ってくれた。
着替えが済んだらお茶をとのことなので応接室に案内された。
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