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決勝戦第六試合決着
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ゆっくりと距離を縮めていた相手が、突如一気に盾を構えた体勢でカナさんに襲い掛かった。アーツを使わないのは、動きを読まれるからだろう。カナさんの回避は間に合わない、本人も同じこと思ったようで必死に盾を上げて防御する。しかし、盾同士のぶつかり合いはカナさんが大きく吹き飛ばされるという形になってしまった。
吹き飛ばされたカナさんは受け身こそ何とか取ったようだが、盾を手放してしまった上に武舞台の上を何度も転がってから止まる。転がった事で肩に刺さった剣が何度もカナさんにダメージを与えてしまったようで、カナさんの左肩はより真っ赤に血で染まっている。カナさんは立ち上がったが、明確にダメージが見て取れる。
息も荒いし、右手に持っている剣も何とか持てているという感じで心許ない。満身創痍とでもいうべき姿をさらしている。それでもカナさんは立っている。まだ戦う心は折れていないのだろう。
「敵ながら見事という他ない。それほどまでにダメージを受けてなお心が折れないとは。ならば、その心身を切り落とすまで」
相手はそんな言葉を吐きつつ、またゆっくりとカナさんに迫る。カナさんは荒い息を何度も吐きつつも、必死で呼吸を整えようとしている。そんなボロボロのカナさんを前にしてなお、相手は全く油断をしていない。じりじりと盾をしっかり構えて距離を詰めていく。そして、動いた。
「《ピアース・オブ・ナイトメア》!」
相手が黒いオーラを纏った剣をカナさんに突き立てようとしてきた。その瞬間、カナさんも動いた。
「《応報・鎧通し》!」
カナさんはうっすらと白いオーラを纏った剣を、相手の剣の切っ先に合わせて突きを放つ。この時にカナさんの口からはかなりの血が吐き出されていたが、カナさんはお構いなしとばかりにアーツを出し切る。二つのアーツが真っ向からぶつかり合ったその瞬間、相手の剣にまとわりついていた黒いオーラが反転し、相手に襲い掛かったのだ。
「な、これはっ!? ぐおおおおっ!!?」
今度は相手が派手に吹き飛ばされた。その後に背中から落ちて数回わずかなバウンドを経て相手の動きが止まった。カナさんの隠し玉はこれか? あの様子からして、相手の攻撃を跳ね返す系統のアーツだと思うが──
「く、してやられたわ……これほどの技をここまで隠し持っていたとはな……」
しかし、致命の一撃には届かずか。かなりのダメージこそあったようだが相手は立ち上がってくる。一方でカナさんは──
「カナ!?」「大丈夫か!?」
ブルーカラーの面々が焦るのも無理はない。先ほどのアーツを放ったことが原因で、カナさんの右腕部分の鎧には無数のひびが入り、更には出血もかなり見受けられる。カナさんはこれで両腕に多大なダメージを貰ってしまった事になるのか。先ほどのアーツ、それなりのリスクがある系統だったか。もしくは、相手のアーツが強力過ぎて完全には返しきれなかったという可能性も否定できない。
どっちにしろ、両腕に多大なダメージを受けてしまった以上カナさんにもう戦う力は……おそらくない。右手に握っていた剣も取り落してしまった。そのまま武舞台の上で荒い息を吐き続けるカナさん。倒れないのはカナさんの意地かもしれない。しかし、こうなってしまっては──
相手は、そんなカナさんを見てなお盾を構えて様子をうかがっている。相手にとって、先ほどのアーツは完全に想定外だったのだろう。顔からは大量の汗が流れ落ちている事から、相当に精神的な動揺は大きかったように見受けられる。だからこそ、自分自身を落ち着けるためと最大限の警戒を行っているがゆえに立っているのが精いっぱいなカナさんに襲い掛からないのだろう。
だが、カナさんは荒い息を吐き続けるだけ。流石にここまでくればもはや打つ手もないだろうと相手が考えるのは無理もない。再び距離を詰める相手、しかしかなりゆっくりだ。何時カナさんが最後の力を振り絞って飛び掛かってきても対処できるようにするためか? とても慎重に歩を進めている。
やがて間合いは、相手の剣の間合いに詰まる。当然相手は剣を構えるが、すぐに振り下ろしたりはしない。その状態が一分以上維持されることとなる──それだけの時間を掛けてから、相手はカナさんを倒すべく剣をカナさんに振るった。直後、カナさんの瞳が大きく見開かれ──そして体が動く。
「馬鹿なっ!? その体、その腕でこれを成すか!?」
相手が驚愕の声を上げたことには納得がいく。カナさんがやったことは真剣白刃取り──相手の剣は消して遅くなかった。にもかかわらずカナさんは真剣白刃取りを決めて相手の剣を止めて見せたのだ。この土壇場で、あの体の状態でなおアーツにも頼らずやってのける度胸! 失敗すれば頭部から真っ二つだというのに。
カナさんは受け止めた剣を捻って相手の体勢を崩し、裏に回って相手の右腕を捻り上げて関節を極める。直後、相手の痛みによる絶叫が木霊した。しかし、カナさんにも余裕は一切ない。相手を関節で極めたはいいが、両腕からの出血が止まっていないことが確認できる。あのままでは失血によるスリップダメージで、カナさんのHPが尽きてしまう。
「ぐ、うう……ぐっ!」
関節を極めたカナさんの方が辛そうだ。相手だって必死に抵抗している。カナさんはどうやら相手の右腕をへし折りたいようだが、今までに受けたダメージと止まらない出血、相手の抵抗がそれをなかなか許してくれない。それでも、確実にゆっくりと相手の腕が曲がってはいけない方向に曲がっていく。ややあって、鈍い音が聞こえた。
「ぬああああああっ!?」
相手の悲鳴。そして明確にぶらんぶらんとしている相手の右腕。カナさんは相手の右腕を見事にへし折った。しかし、残念ながらカナさんの反撃はここまでだった。左肩を始めとして様々な場所から出血していた体は、ついに限界を迎えてカナさんの体は武舞台の上に伏すこととなった。失血によるスリップダメージの蓄積によって力尽きた、という事だろう。残念だ。
『そこまで! この試合はマッスルウォーリアーの勝利となります! 次の選手は準備を整えて武舞台に上がってください!』
進行役のプレイヤーからも宣言がなされた。こちらの次の選手はカザミネだったな。カザミネは自分の獲物を念入りに確認し、武舞台の上へと上がっていった。入れ替わりでカナさんが武舞台の下に現れる。
「申し訳ございません、勝利を掴む事が叶いませんでした」
肩を落として申し訳なさそうに言葉を口にしたカナさん。しかし、相手も右腕を折られたことはかなりのダメージになっただろうし、相手のアーツを跳ね返したのもまた効いているはず。カナさんもまた、相手に相当のダメージは与えたのだ。胸を張って後のメンツを応援してほしい。
「勝ち負けは水ものだからな、あまり気に病んでも仕方がない。気持ちを切り替えて、応援をしてくれよ」
と、ツヴァイの言葉がカナさんに掛けられた。カナさんも負けたことは悔しいが、気持ちを引きずっても仕方がないと割り切っているようでカザミネへの応援を始めた。さて、カザミネは勝ってくれるだろうか? 正直カザミネまで負けるとこちらは相当苦しい。そろそろ二勝目の星が欲しい。
吹き飛ばされたカナさんは受け身こそ何とか取ったようだが、盾を手放してしまった上に武舞台の上を何度も転がってから止まる。転がった事で肩に刺さった剣が何度もカナさんにダメージを与えてしまったようで、カナさんの左肩はより真っ赤に血で染まっている。カナさんは立ち上がったが、明確にダメージが見て取れる。
息も荒いし、右手に持っている剣も何とか持てているという感じで心許ない。満身創痍とでもいうべき姿をさらしている。それでもカナさんは立っている。まだ戦う心は折れていないのだろう。
「敵ながら見事という他ない。それほどまでにダメージを受けてなお心が折れないとは。ならば、その心身を切り落とすまで」
相手はそんな言葉を吐きつつ、またゆっくりとカナさんに迫る。カナさんは荒い息を何度も吐きつつも、必死で呼吸を整えようとしている。そんなボロボロのカナさんを前にしてなお、相手は全く油断をしていない。じりじりと盾をしっかり構えて距離を詰めていく。そして、動いた。
「《ピアース・オブ・ナイトメア》!」
相手が黒いオーラを纏った剣をカナさんに突き立てようとしてきた。その瞬間、カナさんも動いた。
「《応報・鎧通し》!」
カナさんはうっすらと白いオーラを纏った剣を、相手の剣の切っ先に合わせて突きを放つ。この時にカナさんの口からはかなりの血が吐き出されていたが、カナさんはお構いなしとばかりにアーツを出し切る。二つのアーツが真っ向からぶつかり合ったその瞬間、相手の剣にまとわりついていた黒いオーラが反転し、相手に襲い掛かったのだ。
「な、これはっ!? ぐおおおおっ!!?」
今度は相手が派手に吹き飛ばされた。その後に背中から落ちて数回わずかなバウンドを経て相手の動きが止まった。カナさんの隠し玉はこれか? あの様子からして、相手の攻撃を跳ね返す系統のアーツだと思うが──
「く、してやられたわ……これほどの技をここまで隠し持っていたとはな……」
しかし、致命の一撃には届かずか。かなりのダメージこそあったようだが相手は立ち上がってくる。一方でカナさんは──
「カナ!?」「大丈夫か!?」
ブルーカラーの面々が焦るのも無理はない。先ほどのアーツを放ったことが原因で、カナさんの右腕部分の鎧には無数のひびが入り、更には出血もかなり見受けられる。カナさんはこれで両腕に多大なダメージを貰ってしまった事になるのか。先ほどのアーツ、それなりのリスクがある系統だったか。もしくは、相手のアーツが強力過ぎて完全には返しきれなかったという可能性も否定できない。
どっちにしろ、両腕に多大なダメージを受けてしまった以上カナさんにもう戦う力は……おそらくない。右手に握っていた剣も取り落してしまった。そのまま武舞台の上で荒い息を吐き続けるカナさん。倒れないのはカナさんの意地かもしれない。しかし、こうなってしまっては──
相手は、そんなカナさんを見てなお盾を構えて様子をうかがっている。相手にとって、先ほどのアーツは完全に想定外だったのだろう。顔からは大量の汗が流れ落ちている事から、相当に精神的な動揺は大きかったように見受けられる。だからこそ、自分自身を落ち着けるためと最大限の警戒を行っているがゆえに立っているのが精いっぱいなカナさんに襲い掛からないのだろう。
だが、カナさんは荒い息を吐き続けるだけ。流石にここまでくればもはや打つ手もないだろうと相手が考えるのは無理もない。再び距離を詰める相手、しかしかなりゆっくりだ。何時カナさんが最後の力を振り絞って飛び掛かってきても対処できるようにするためか? とても慎重に歩を進めている。
やがて間合いは、相手の剣の間合いに詰まる。当然相手は剣を構えるが、すぐに振り下ろしたりはしない。その状態が一分以上維持されることとなる──それだけの時間を掛けてから、相手はカナさんを倒すべく剣をカナさんに振るった。直後、カナさんの瞳が大きく見開かれ──そして体が動く。
「馬鹿なっ!? その体、その腕でこれを成すか!?」
相手が驚愕の声を上げたことには納得がいく。カナさんがやったことは真剣白刃取り──相手の剣は消して遅くなかった。にもかかわらずカナさんは真剣白刃取りを決めて相手の剣を止めて見せたのだ。この土壇場で、あの体の状態でなおアーツにも頼らずやってのける度胸! 失敗すれば頭部から真っ二つだというのに。
カナさんは受け止めた剣を捻って相手の体勢を崩し、裏に回って相手の右腕を捻り上げて関節を極める。直後、相手の痛みによる絶叫が木霊した。しかし、カナさんにも余裕は一切ない。相手を関節で極めたはいいが、両腕からの出血が止まっていないことが確認できる。あのままでは失血によるスリップダメージで、カナさんのHPが尽きてしまう。
「ぐ、うう……ぐっ!」
関節を極めたカナさんの方が辛そうだ。相手だって必死に抵抗している。カナさんはどうやら相手の右腕をへし折りたいようだが、今までに受けたダメージと止まらない出血、相手の抵抗がそれをなかなか許してくれない。それでも、確実にゆっくりと相手の腕が曲がってはいけない方向に曲がっていく。ややあって、鈍い音が聞こえた。
「ぬああああああっ!?」
相手の悲鳴。そして明確にぶらんぶらんとしている相手の右腕。カナさんは相手の右腕を見事にへし折った。しかし、残念ながらカナさんの反撃はここまでだった。左肩を始めとして様々な場所から出血していた体は、ついに限界を迎えてカナさんの体は武舞台の上に伏すこととなった。失血によるスリップダメージの蓄積によって力尽きた、という事だろう。残念だ。
『そこまで! この試合はマッスルウォーリアーの勝利となります! 次の選手は準備を整えて武舞台に上がってください!』
進行役のプレイヤーからも宣言がなされた。こちらの次の選手はカザミネだったな。カザミネは自分の獲物を念入りに確認し、武舞台の上へと上がっていった。入れ替わりでカナさんが武舞台の下に現れる。
「申し訳ございません、勝利を掴む事が叶いませんでした」
肩を落として申し訳なさそうに言葉を口にしたカナさん。しかし、相手も右腕を折られたことはかなりのダメージになっただろうし、相手のアーツを跳ね返したのもまた効いているはず。カナさんもまた、相手に相当のダメージは与えたのだ。胸を張って後のメンツを応援してほしい。
「勝ち負けは水ものだからな、あまり気に病んでも仕方がない。気持ちを切り替えて、応援をしてくれよ」
と、ツヴァイの言葉がカナさんに掛けられた。カナさんも負けたことは悔しいが、気持ちを引きずっても仕方がないと割り切っているようでカザミネへの応援を始めた。さて、カザミネは勝ってくれるだろうか? 正直カザミネまで負けるとこちらは相当苦しい。そろそろ二勝目の星が欲しい。
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