文字の大きさ
大
中
小
539 / 783
連載
番外編 ブルーカラーの新年会
今度はプレイヤー視点で。
こういう時ブルーカラーのメンバーは便利です。
********************************************
「「「「「「新年あけましておめでとう!!!!!」」」」」」
ギルド『ブルーカラー』のギルドエリア内では、ツヴァイ、ノーラ、レイジ、カザミネ、ロナ、こーんぽたーじゅが集まり、新年を祝っていた。新年を迎えたついでにブルーカラーのギルドエリア内に建てられる家を立派な物にしており、その家の中で新年会を始めている状態だ。
「しかし残念ですね。折角の新年会なのに、ミリーさんとエリザさんとの時間的都合がどうしようもなかったのが」
カザミネがそうこぼした。ミリーとエリザはどうしてもこの新年会をやる時間とリアルとの都合が合わず、私達抜きで始めてくださいと言っていたのだ。
「まあ仕方ないさ。リアルのほうが大事だからな……残念だってのは俺もカザミネと同意見だけどな」
カザミネの言葉に、ツヴァイも同意する。だがどうしてもその時期は忙しいというミリーとエリザに対して無理強いを強いるつもりは無い。あくまでこちらは仮想世界であり、こちらをメインにしてしまうわけにもいかない。
「それにしても用事って何だろうね? お正月からいきなり忙しいって言うのも大変だよね……お仕事だとしたら、一体何をやっているんだろうね?」
ロナは新年会のために集められた料理をぱくつきながらそう発言する。
「今じゃ正月でも普通に働く人は多いからな、ことわざにある『怠け者の節句働き』はもう完全に死語となっただろうな。正月に働いている人たちが、普段怠けているという訳ではないのだからな……いうまでもないが、こういうネットゲームの会社も正月休みなんて無いな。休みだったらこうやってこちらの世界で集まることも出来ない」
レイジの言葉に皆頷く。ちなみに怠け者の節句働きという言葉の意味は、『ふだん怠けている者に限って、皆が休む日に忙しそうに働いたりするものだということ』であるが、今の時代コンビニで働いている人を始めとして正月に働く人は普通にいる。当然働いている人がふだん怠けているわけではないので、レイジはことわざが今の時代では死語になっているなと言ったのである。
「私達も将来つく事になる仕事によっては、お正月とか関係なくなりそうですね」
こーんぽたーじゅの言葉に、ああーとか、ありうるありうると言う声がいくつも聞こえてくる。将来のことなど分からないが、可能性としては十分にありうる未来だろう。
「ま、そうなったらそうなったでしょうが無いわよ。そんなことを今考えても頭が痛くなるだけよ~」
手をひらひらさせながら、ノーラがそう言う。それもそうか、とほかの面子も考えを改める。
「そりゃそうだ。今はこうやって一緒に話をして遊べれば十分だよな」
と、ツヴァイがこの話を締める。
「ところで、ギルマス。今後ブルーカラーとしての活動内容はどうするんだ?」
レイジからの言葉に、ツヴァイは……。
「新規メンバーは増やさず、今いるメンバー全体の底上げだろうな。とりあえずまだ次の大型アップデートは来そうにないし、PTを組めば山道ダンジョンの麓までオーガを1匹引っ張ってきて戦えば勝てる、というところまで鍛えたいところだな。そこまでいけば自分なりの戦い方も見えるだろうし、各個人の資金的にも余裕が出来てくる」
と答えた。ギルマスとして、ギルドメンバー全体の底上げを図るのは当然の事だろう。あまりに実力差がありすぎて一緒に遊べないというのは、交流を激減させる要素のひとつである。
「ではしばらく私達の役割は、彼や彼女らのサポートになりますか?」
カザミネの確認に、ツヴァイは「ああ、すまねえが頼むぜ」と話す事で肯定する。
「大半が女性だけどね……ツヴァイ君、これ以上のハーレム拡大は流石にやめてほしいな?」
ニヤニヤしながら話すノーラに、ツヴァイは頭を抱えた。
「そんなつもりは無いんだっての……本当になんでこうなった。女性ばかりを狙って勧誘したわけじゃないのによ……」
そんなツヴァイにロナが一言。
「でもね、普段から4人以上違う女性を常にそばに置いていたら、他の人からハーレムギルドって言われてもしょうがないと思うんだ。他の人からして見れば女性を常にとっかえひっかえしてるように見えているだろうし、掲示板でも『爆ぜろ』『爆発しろ』『砕け散れ』『ワンモア世界における男の敵』とか常に言われてるよ? この世界は脳の精神的混乱を防ぐためにプレイヤーの性別変更は不可能になっているわけだから、女性プレイヤーはリアルでも女性なのは確定だもんね」
ロナの容赦ない言葉に、ツヴァイは机に突っ伏す。
「ロナさん、結構容赦ないですね」
こーんぽたーじゅは、そんなロナに向けて苦笑いを見せている。
「ハーレム云々はおいといてだ、全体の底上げを図るというのはいいと思うぞ。そうすればここにいる初期メンバーが用事や病気でこれなくても、PTを組む幅が広がる。幸い参加しているメンバーが使う武器や魔法属性はバラけているし、鍛え上げれば頼もしい戦力になる」
机に突っ伏しているツヴァイに助け舟を出す意味も込めて、レイジが話の方向を変える。
「まあそうね、その点は私も同意見ね。私も時間を見つけつつちょいちょい指導してるけど、あの子達も結構強くなって来ているから戦力になるまでそう時間はかからないと思うわよ?」
ノーラがそう状況をみんなに報告する。
「私の方もそんな感じですね。前衛も後衛も、ギルドに入った直後に比べれば大きく成長しています」
カザミネもその報告に乗っかって、鍛えていた数名の成長経過を報告する。
「そっか、じゃあ山道ダンジョンで戦えるようになるまでそんなにかからないかな? 山道ダンジョンの麓で戦えるところまでいければ、後はしばらくあの子達だけでPTを組んでもらって、戦い方の訓練をしてきた結果を見せてもらう事にしよっか?」
ロナの意見に、そうしようかと他の面子も同意する。
「じゃあそういうことでいいな? 後はのんびり楽しもうぜ!」
復活したツヴァイの言葉で今後のお話は終わりとなり、後は雑談をしながら料理を食べる新年会となった。
************************************************
明日は親戚への挨拶があるので、更新が遅くなるかもです。
ですが必ず更新します!
こういう時ブルーカラーのメンバーは便利です。
********************************************
「「「「「「新年あけましておめでとう!!!!!」」」」」」
ギルド『ブルーカラー』のギルドエリア内では、ツヴァイ、ノーラ、レイジ、カザミネ、ロナ、こーんぽたーじゅが集まり、新年を祝っていた。新年を迎えたついでにブルーカラーのギルドエリア内に建てられる家を立派な物にしており、その家の中で新年会を始めている状態だ。
「しかし残念ですね。折角の新年会なのに、ミリーさんとエリザさんとの時間的都合がどうしようもなかったのが」
カザミネがそうこぼした。ミリーとエリザはどうしてもこの新年会をやる時間とリアルとの都合が合わず、私達抜きで始めてくださいと言っていたのだ。
「まあ仕方ないさ。リアルのほうが大事だからな……残念だってのは俺もカザミネと同意見だけどな」
カザミネの言葉に、ツヴァイも同意する。だがどうしてもその時期は忙しいというミリーとエリザに対して無理強いを強いるつもりは無い。あくまでこちらは仮想世界であり、こちらをメインにしてしまうわけにもいかない。
「それにしても用事って何だろうね? お正月からいきなり忙しいって言うのも大変だよね……お仕事だとしたら、一体何をやっているんだろうね?」
ロナは新年会のために集められた料理をぱくつきながらそう発言する。
「今じゃ正月でも普通に働く人は多いからな、ことわざにある『怠け者の節句働き』はもう完全に死語となっただろうな。正月に働いている人たちが、普段怠けているという訳ではないのだからな……いうまでもないが、こういうネットゲームの会社も正月休みなんて無いな。休みだったらこうやってこちらの世界で集まることも出来ない」
レイジの言葉に皆頷く。ちなみに怠け者の節句働きという言葉の意味は、『ふだん怠けている者に限って、皆が休む日に忙しそうに働いたりするものだということ』であるが、今の時代コンビニで働いている人を始めとして正月に働く人は普通にいる。当然働いている人がふだん怠けているわけではないので、レイジはことわざが今の時代では死語になっているなと言ったのである。
「私達も将来つく事になる仕事によっては、お正月とか関係なくなりそうですね」
こーんぽたーじゅの言葉に、ああーとか、ありうるありうると言う声がいくつも聞こえてくる。将来のことなど分からないが、可能性としては十分にありうる未来だろう。
「ま、そうなったらそうなったでしょうが無いわよ。そんなことを今考えても頭が痛くなるだけよ~」
手をひらひらさせながら、ノーラがそう言う。それもそうか、とほかの面子も考えを改める。
「そりゃそうだ。今はこうやって一緒に話をして遊べれば十分だよな」
と、ツヴァイがこの話を締める。
「ところで、ギルマス。今後ブルーカラーとしての活動内容はどうするんだ?」
レイジからの言葉に、ツヴァイは……。
「新規メンバーは増やさず、今いるメンバー全体の底上げだろうな。とりあえずまだ次の大型アップデートは来そうにないし、PTを組めば山道ダンジョンの麓までオーガを1匹引っ張ってきて戦えば勝てる、というところまで鍛えたいところだな。そこまでいけば自分なりの戦い方も見えるだろうし、各個人の資金的にも余裕が出来てくる」
と答えた。ギルマスとして、ギルドメンバー全体の底上げを図るのは当然の事だろう。あまりに実力差がありすぎて一緒に遊べないというのは、交流を激減させる要素のひとつである。
「ではしばらく私達の役割は、彼や彼女らのサポートになりますか?」
カザミネの確認に、ツヴァイは「ああ、すまねえが頼むぜ」と話す事で肯定する。
「大半が女性だけどね……ツヴァイ君、これ以上のハーレム拡大は流石にやめてほしいな?」
ニヤニヤしながら話すノーラに、ツヴァイは頭を抱えた。
「そんなつもりは無いんだっての……本当になんでこうなった。女性ばかりを狙って勧誘したわけじゃないのによ……」
そんなツヴァイにロナが一言。
「でもね、普段から4人以上違う女性を常にそばに置いていたら、他の人からハーレムギルドって言われてもしょうがないと思うんだ。他の人からして見れば女性を常にとっかえひっかえしてるように見えているだろうし、掲示板でも『爆ぜろ』『爆発しろ』『砕け散れ』『ワンモア世界における男の敵』とか常に言われてるよ? この世界は脳の精神的混乱を防ぐためにプレイヤーの性別変更は不可能になっているわけだから、女性プレイヤーはリアルでも女性なのは確定だもんね」
ロナの容赦ない言葉に、ツヴァイは机に突っ伏す。
「ロナさん、結構容赦ないですね」
こーんぽたーじゅは、そんなロナに向けて苦笑いを見せている。
「ハーレム云々はおいといてだ、全体の底上げを図るというのはいいと思うぞ。そうすればここにいる初期メンバーが用事や病気でこれなくても、PTを組む幅が広がる。幸い参加しているメンバーが使う武器や魔法属性はバラけているし、鍛え上げれば頼もしい戦力になる」
机に突っ伏しているツヴァイに助け舟を出す意味も込めて、レイジが話の方向を変える。
「まあそうね、その点は私も同意見ね。私も時間を見つけつつちょいちょい指導してるけど、あの子達も結構強くなって来ているから戦力になるまでそう時間はかからないと思うわよ?」
ノーラがそう状況をみんなに報告する。
「私の方もそんな感じですね。前衛も後衛も、ギルドに入った直後に比べれば大きく成長しています」
カザミネもその報告に乗っかって、鍛えていた数名の成長経過を報告する。
「そっか、じゃあ山道ダンジョンで戦えるようになるまでそんなにかからないかな? 山道ダンジョンの麓で戦えるところまでいければ、後はしばらくあの子達だけでPTを組んでもらって、戦い方の訓練をしてきた結果を見せてもらう事にしよっか?」
ロナの意見に、そうしようかと他の面子も同意する。
「じゃあそういうことでいいな? 後はのんびり楽しもうぜ!」
復活したツヴァイの言葉で今後のお話は終わりとなり、後は雑談をしながら料理を食べる新年会となった。
************************************************
明日は親戚への挨拶があるので、更新が遅くなるかもです。
ですが必ず更新します!
感想 5,013
あなたにおすすめの小説
名門御曹司の婚約者を奪ったあざといルームメイトが、三日後「助けて」と泣きついてきた
熾星 午前一時、大学近くの女性専用シェアハウスは、エアコンの低い音だけが響いていた。森下莉香から一枚の写真が送られてきた。ホテルのスイートルームらしいベッドの上で、彼女は片方の肩を露わにし、鎖骨のあたりには生々しい赤い痕が残っていた。
背後の男の顔は写っていなかった。けれど、画面の端に映った手首だけで、私は十分だった。そこに巻かれていた白檀の腕輪念珠を、私は知っていた。
あれは、私が神宮寺怜央に贈ったものだった。
東京・港区の旧財閥系一族、神宮寺家の後継者。神宮寺家は老舗の不動産開発会社を中核に、近年は医療・介護施設への投資も広げていた。怜央はその跡取りとして、著名な卒業生であり、大学の有力なスポンサーでもある人物として、たびたび私たちの大学に顔を出していた。
『嘘の病気で同情を買うな』と私を死に追いやった婚約者、私の墓標の前で額を叩きつけ、血の涙を流して号泣する大破滅!
熾星婚姻届を出す前日、久世景人はようやく、十年遅れの婚約指輪を私の指にはめた。
銀色の輪が薬指に滑り込んだ瞬間、私は照明の下で光るダイヤをぼんやり見つめた。長く続いた待ち時間が、やっと終わったような気がした。けれど次の瞬間、彼は私の手を見下ろし、まるで似合わない品物を評するように静かな声で言った。
「正直、澪の手ってあまりきれいじゃないよな」
私は言葉を失った。
景人はそのまま私の指先を取ると、さっきはめたばかりの指輪を抜き取った。十年待ち続けた指輪は、彼の手のひらの上で冷たく光っていた。
「この指輪、瑠奈の手にあったほうが似合うと思う」
私は手を引き戻し、信じられない思いで彼を見た。
「どういう意味? 瑠奈と結婚するつもりなの?」
景人は目を伏せ、指輪の縁を指先でなぞった。まるで、たいしたことではない問いを少し考えているだけのようだった。
「そこまでじゃない。ただ、会えない時間が長くなると、どうしても瑠奈のことを考えるんだ」
その瞬間、私は自分がどうやってあのタワーマンションを出たのかさえ覚えていない。
「もやし炒めかぁ」——切り忘れた本音が、世界中のお姉さんを落とした件。
冬野 結流行りのイケメンボイスが出せず、事務所の同期やマネージャーから「才能がない」とバカにされ契約解除された底辺個人VTuber。絶望しながら最後の個人配信を終えた後、マイクの切り忘れに気づかず「お姉さん達に美味しいご飯作ってあげたいな」と素朴な本音を愚痴ってしまう。その不器用なギャップがSNSで世界中に大拡散。配信画面に戻ると、赤スパチャの嵐。元事務所が泣きついてくるが、すでに億万長者になった彼は完全無視する。
「お姉様の刺繍は素人ね」と笑った義妹の婚礼衣装——裏地を見た女官十二人が、一斉に針を置いた
歩人(あゆと)「お姉様の刺繍は、素人の手習いに見えますわね」――王太子妃となる異母妹アデリーナは、王宮女官たちの前で姉ローゼを笑った。翌週の婚礼の朝。式典装の最終確認のため、十二人の女官が衣装の裏地を検めた瞬間――一人、また一人と、針を置いた。裏地に縫い込まれていたのは、女官たちが十二年間ずっと探していた一筆の銀糸。即位式の絹外套、二人の王女の婚礼ドレス、亡き王太后の弔意の喪服。王家儀礼衣装のすべての裏地に、同じ手で、同じ糸で、同じ銀の花が縫い込まれていた。「アデリーナ様、これは――あなた様の手では、ございません」縫い手は、ずっと一人だった。それを十二年間、誰の名でも呼べなかっただけのこと。
夫が私の移植用心臓を運ぶヘリを愛人の犬に回したので、目覚めた私は彼を知らないふりをした
熾星 宗一郎がシャツの三つ目のボタンを留めたときには、私はもうスマートフォンで銀行アプリを開いていた。
ベッドの脇には女物のワンピースと彼のベルトが散らばっている。神崎美月はホテルのバスローブをまとい、浴室の入り口に立っていた。鎖骨には意味ありげな赤い痕。まるで私に見せつけるために、そこに立っているようだった。
カーテンは完全には閉じられていない。朝の光が絨毯に差し込み、部屋の惨状を残酷なほど鮮明に照らしていた。
初めてこんな場面に出くわしたとき、私は部屋のグラスを叩き割り、宗一郎の胸ぐらをつかんで理由を問い詰めた。
あのときの彼はベッドヘッドにもたれて煙草を吸い、ズボンすらまともに穿かないまま、淡々と言った。
「部屋が暗くて、お前と間違えた」
その後、同じような「人違い」は二度起きた。
それをきっかけに、私たちは書面で取り決めを交わした。不貞行為が一度発覚するたび、離婚成立前の解決金として、彼は私に五百万円を支払う。
「振り込んで」
「愛していない」って言われましても
小鳥遊 れいら結婚式前夜に「お前など愛していない」と言ったフォーエル侯爵家嫡男のルーカスに嫁ぐことになったスターリング伯爵家長女のべリーチェは、驚きながらも冷静だった。所詮は、貴族同士の政略結婚なのだから愛してほしいなど願ったこともなかった。べリーチェの反応に驚きながらも恋人との時間を優先していくルーカス。
ルーカスが本当に大切なものに気づいた時には時すでに遅かった・・・
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。
古森真朝 「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。
俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」
新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは――
※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。