Beyond the soul 最強に挑む者たち

Keitetsu003

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十章 アレンバシルの闇

十話 アレンバシルの闇 その六

 夜が明け、ジャック達はカースルクームの入り口前に待ち合わせの約束をしていた。
 本日の予定としては、アイロホーンから受注を受け、シルバーを稼ぎ、再度ジャックの馬捕獲の為に奮闘することになった。
 待ち合わせの時間に最初にやってきたのは、ソレイユで、ムサシ、エリン、テツが集合する。
 ジャックはギリギリの時間で集合場所に到着した。

「みんな、おはよう! 今日もさやかな空気の中、絶好の冒険日よりだよね」

 車のないこの世界では排気ガスは存在せず、澄んだ空気と鳥のさえずりが心地いい気分にさせてくれる。
 ジャックが集合時間にギリギリだったのは、カースルクームの村の周りをランニングしていて夢中になり、遅刻しかけたのだ。
 ジャックにとって、この世界は見るもの全てが新鮮で刺激的だ。
 少し前までは港町で砂浜の砂の感触を楽しみ、船やカモメ、船乗り等の光景や生活に触れ、今度は牧場の人達の生活の営みに触れている。
 日本の一つの街で暮らしていたら絶対に味わえない体験だ。
 この世界が本当につくりものだと目を疑いたくなるほどの出来に、ジャックは心の底からこのゲームに参加できてよかったと思っている。
 もし、難点があるとしたら、テリヤキバーガーやピザ、ポテトチップスといったジャンクフードがないこと、スマホがないことだ。
 ただ、現実に戻れば解決出来るので、本当に便利な世の中だとジャックは思っていた。

「ただ天気がいいだけだろうが。さっさといくぞ」
「相変わらずテツは風情を楽しんでないね。現実の世界で味わえないことをたっぷりと堪能しようよ。いつまで生き残れるのか、分からないわけだしさ」

 ジャックは本気で言っているわけではなかった。もちろん、リリアンに出会えるまで生き延びると信じている。しかし、世の中、思い通りに行かないのが常である。
 そのことをジャックは過去の経験で嫌というほど学んでいる。
 だからこそ、油断せず、用心深く、リラックスしてゲームを楽しもうと言いたかった。
 だが、テツはジャックの想いに気づかず、言葉通りに受け取ってしまう。

「お前がいつ死ぬかは勝手だが、俺と一緒にするな。俺は何が何でも勝ち抜く。どんな手を使ってでもな」

 テツはそれだけを言い残し、さっさと入り口の門を後にする。
 ジャックは肩をすくめ、誰かに同意を得ようとした。
 ソレイユはジャックを素通りする。
 エリンはいつも通りニコニコと微笑んでいるだけ。ムサシだけが苦笑し、ジャックにご愁傷様とアイコンタクトを送る。
 ジャックは肩をすくめ、一番後ろを歩く。
 全員が村の外に出ようとしたとき。

「ちょっと待て」

 衛兵に呼び止められ、ジャック達は出足をくじかれてしまう。何事かと全員が衛兵の方へ振り返った。
 衛兵は二十代前半の若者で、革の鎧や兜といった同じ素材で防具をそろえている。傷は少ないが、年季が入っている装備品だ。
 装備品からして、争いごととは無縁の世界だと推測できる。
 衛兵は羊皮紙を片手にジャック達をジロジロと見つめている。まるで指名手配犯を探しているかのような仕草だ。
 衛兵の態度に、ジャックはさほど気にしていなかった。自分が捕まるとは露程つゆほども思っていないからだ。
 しかし、衛兵の視線がジャックに固定される。その居心地の悪さに、ついジャックは目をそらしてしまう。

「お前が……ジャックか?」

 衛兵はジャックに呼びかけるが……。

「違います」
「ジャックさん。どうしてウソをつくんですか?」

 エリンが首をかしげながら問いかける。仲間なのに、無邪気に仲間を追い詰めるエリンに、ジャックは余裕たっぷり態度で言い返す。

「だって僕、日本人だし。そんな外国人っぽい名前じゃないもん」
「だな。いくぞ、ぽち」
「ぽっ!」

 テツの嫌味たっぷりの笑みに、ジャックは言葉が続かない。ここでぽちであることを否定すれば、じゃあお前誰なんだって事になるだろう。
 だからといって、ぽちの名前を認めてしまえば、まるで自分は犬ですと言っているみたいで人間の尊厳を失ってしまう。
 ジャックは究極の選択を突きつけられていた。
 ぽちと認めるか、人権を護るか。護った場合、イヤな予感しかしないのだが、それでもジャックは……。

「おい、どうした、ぽち? 早く行くぞ」
「……わん」

 テツの呼びかけにジャックは鳴き声で返事する。
 やはり、衛兵のお世話になりたくない。人としてのプライドを捨てたジャックであった。
 そんなジャックに、ソレイユは頭痛がするかのようにこめかみを押さえている。

「猿芝居は終わりか、ジャック。それとも、まだ続けるか?」

 しっかりと衛兵にバレていた。
 ジャックはうつむき何かを考えていたが、しばらくして頭を上げ、衛兵と向き合う。

「僕がジャックですけど、何か用?」

 何事もなかったかのようなそぶりを見せるジャックに衛兵は、苦笑しつつ、用件を伝える。

「残念なお知らせだ。お前に懸賞金がかかっている。だから、俺はお前を捕まえなきゃいけない。一応言っておくぞ。無駄な抵抗はやめて降伏しろ」
「WHY?」

 ジャックはぽかんと口を開け、衛兵に何を言われたのか、把握しようとした。

 ――懸賞金? 捕まる? 何言ってるの、この人?

 ジャックは間違いだよね、僕関係ありません、そう言いたげに両手を広げ、仲間に助けを求めたが……。

「待って! 待ってよ! 何、ナチュラルに冒険に出ようとしているの、みんな! 置いていかないでよ!」

 ジャックを置いて、テツ達は村の外へと出ようとした。
 ジャックに呼び止められ、テツは面倒くさそうに、エリンはジャックが犯罪者になってしまった事を悲しむように涙を拭くフリを、ソレイユは性犯罪者を見るような冷たい視線を、ムサシはオロオロとしていた。

「な、何かの間違いだよな、ジャック。じ、自分は信じているぞ?」

 ムサシはぷるぷると体を震わせ、ジャックに呼びかける。

「いや、信じてないでしょ! 信じてるんなら、僕を置いていかないよね! ねえ、衛兵さん! 人違いなら冗談じゃすまさないよ! とりあえず、弁護士を通してね!」

 ジャックは大股でその場を去ろうとするが、衛兵に肩を掴まれる。

「逃げられちゃ困るんだわ。心当たりあるだろ? 昨日の夜のこと、覚えてないか? 例えば、ムカつく伝道師をぶん殴ったとか?」

 ジャックはようやく衛兵が何を言っているのか、どんな罪を犯したのか理解した。全く納得はしていないのだが。
 ジャックは両手を広げ、慌てて弁論する。

「いや、違うから……違いますから! たまたま、転んだ先に伝道師さんがいらっしゃりましゅて、偶然、肘が顎に当たってしまわれたわけでしゅて……」

 ジャックは必死に衛兵に分かってもらおうとしているせいか、敬語が目茶苦茶でうまくろれつが回らない。
 まさか、あんなことで懸賞金がつくとは思ってもいなかったのだ。
 ジャックは心の中で、あのフランシスコ・ザビエルもどきめ、今度会ったら地獄を見せてやると舌打ちしつつ、衛兵を説得しようとする。
 しかし、健闘むなしく、衛兵には通じなかった。

「相手はそう思っていないようだぜ。暴力を受けたって屯所に押しかけてきたんだ。どうせなら、もっと痛めつけて欲しかったぜ。そしたら、あんな愚痴を一時間も受けずに済んだのにな」
「それはガテンが悪いのでは……」

 衛兵の愚痴にジャックはツッコミをいれ、衛兵は苦々しく笑う。

「全くその通りだ。だが、悲しかな、相手はエラリド人でこのアレンバシルの支配者様だ。道理は通らないんだよ」
「そ、そんな……」

 これからどうなってしまうのか? ジャックはこの世の終わりのような真っ青な顔をしている。
 懸賞金のシステムは他のゲームでも実装されている事がある。
 NPCからお金やアイテムを盗んだり、攻撃した場合や、プレイヤーをPVPではなく、PKし過ぎた場合、衛兵から攻撃を仕掛けられ、キルされたり、装備を回収されて牢獄にぶち込まれる事がある。

 ジャックがしでかしたのは確かにNPCへの暴力行為だ。
 ガテンに突っかかったムサシやエリンは暴力を振るったわけではないので、ギリギリグレーゾーンだったのだろう。懸賞金はかけられなかった。

 ジャックは頭を抱えたかった。最悪な展開だった。
 ここで逃げるという選択肢もある。だが、逃げた場合、ジャックは晴れてお尋ね者にジョブチェンジ。NPCから命を狙われたり、街の施設やギルドのクエストを受けられない可能性が高くなる。
 だが、ここで捕まったら、いつ牢獄から抜け出せるのか? 公平な裁判をしてもらえるのか?
 あの偏見者がジャックに手心を加えるとは到底思えない。そうなると、死刑になってしまうのか?
 お先真っ暗な未来に、ジャックは不安で足が震えてしまう。
 しかし、救いはそこにあった。

「待ちなさい。懸賞金ということは、懸賞金をかけた相手が手配を取り消せば済む話よね?」
「もしくは罰金を払えば済むのか?」
「それとも、小金井色のお菓子をご消耗ですか~?」
「み、みんな……」

 ソレイユ、ムサシ、エリンがジャックを護るように衛兵の間に割り込んでくる。三人の行動に、ジャックは涙が出そうなくらい、感動していた。

 衛兵は笑いながら解決策を提示する。

「一番手っ取り早いのは罰金だな」
「はあ……いくらだ?」

 テツが面倒くさそうに頭をかきながら、衛兵と掛け合う。

「て、テツ~」
「情けねえ声だしてるんじゃねえ」

 あの財布のひもを何重にも縛ってそうなテツがお金を出そうとしてくれているのだ。ジャックは今後、仲間達に足を向けて眠らないことを心の中で誓った。

 さて、罰金を払えば事は済むのだが、いくらとられてしまうのか? 法外な金額を請求されてしまうのか?
 この世界に弁護士はいないし、ぼったくりを取りしまう法律などないだろう。
 しかし、払わなければ、ここで冒険が終わってしまう可能性もある。

 まさか、ジャックは自分の言ったことが今すぐ現実になろうとは思ってもいなかった。
 この世界は本当に理不尽で、現実と同じく、取り返しのつかないことがいきなり襲いかかってくる。
 しかも、昨日は馬の捕獲の道具を買いそろえるのに、シルバーを大量に使ってしまった。シルバーが足りない可能性がある。足りたとしても手痛い出費だ。
 ジャックはごくりと息をのみ、衛兵の請求される金額を待ち続けた。
 衛兵が請求した金額は……。

「百シルバーだ」
「ひゃ、百? たったの? 三千万とかじゃなくて?」

 あまりの安さに、ジャックは逆に驚いていた。ジャックだけでなく、衛兵を除く全員が呆然としてる。

「おいおい、三千万っていくらなんでもぼったくりしすぎだろ? 俺は地域住人から愛されている衛兵なんだぜ。そんな真似するかよ。それに百シルバーでもあんなクズを殴ったくらいで懸賞金を掛けるにはもったいないくらいの金額だ。これくらいで十分だろ? さて、どうする? 俺としては罰金を払ってもらった方が、お互い損はしないと思うぜ。俺は今夜、気兼ねなくエールを飲めるし、あんたらは五体満足でいられる。どうだ?」

 たったの百シルバーしか懸賞金がかからなかったことにジャックは不満だったが、考え方を変えれば、安いお金で無罪放免だ。
 そうジャックは考え直し、衛兵の気が変わらないうちにお金を払うと連呼する。

「払う! 払います! いいよね、テツ?」
「……もっと安くならねえか?」
「テツぅううううううううううううううううううううう!」

 ジャックのおふざけなしの本心からの叫びに、テツは冗談だと笑っていたが、目が笑っていなかったことをジャックは見逃さなかった。

 ――この人、本気で値切ろうとしたんだ……仲間のピンチなのに。

 あまりのがめつさにジャックは泣きたくなった。絶対に復讐してやる、そうジャックは心の中で誓った。
 ジャックは自分の財布から罰金を払おうとしたとき。

「これ、つかってくれ」
「はい、ジャックさん。寄付します」

 ムサシが、エリンが十シルバーずつジャックにカンパしたのだ。
 たかが十シルバー、されど十シルバー。
 ジャックは二人の友情に……。

「ねえ、もう五シルバー寄付する気にはならない?」
「セコッ!」
「流石はジャックさん。テツさんにも劣らない守銭奴ですね~」

 テツのことを全く責める資格のないジャックに、二人は苦笑いを浮かべつつ、もう十シルバーずつジャックにカンパした。
 これに味を占めたジャックは、果敢にもソレイユにカンパを求めた。

 ソレイユは最初、ゴミを見る目でジャックをあしらおうとしたが、ジャックと悪ノリしたリリアンのうっとうしいまでのおねだりと捨てられた子犬のような目でソレイユに挑む。
 あまりのしつこさにソレイユは根負けし、三十シルバーをジャックに寄付した。三十シルバーを寄付したのは負けず嫌いならではのソレイユの性格だろう。
 ジャックが更に調子に乗って。

「もう、ソレイユ! ツンデレなんだから~」

 ジャックは瞬時にソレイユにビンタされ、ようやく我に返った。
 ジャックは自分の行いを反省し、大人しく百シルバーを衛兵に支払おうとしたが。

「おい、バス! 待てくれ!」
「隊長?」

 隊長と呼ばれる衛兵がジャックの前に現れる。なぜ、衛兵の一番偉そうな人がここにやってきたのだろうか。
 ジャックは仲間にシルバーをせびらす、さっさと罰金を払ってその場を後にしとけばよかったと後悔する。
 だが、隊長が現れたことで更なる幸運がジャックにおとずれる。
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