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chapter1
プロローグ
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プロローグ
みんなは想像できるだろうか?
自分が入部している部活動をいきなり退部にさせられる姿を……。
これは、東条空こと俺が高校二年の夏に、身を以って経験した出来事である。
※
「……東条。部活をクビになるか、学校を退学になるかどちらがいいか、選ばせてやる」
俺は、いきなり所属しているバスケ部の顧問である後藤先生に昼休みに呼び出され、開口一番まさかのクビ宣告をされていた。
「……は? いや、なんですか、その二択。その二択なら学校退学はちょっと厳しいですね」
なにその究極の二択⁉ しかも部活クビ回避をしても、学校退学になったら結局部活クビになるルート一本なんだよなぁ……。
一応選択肢を与えてくれているつもりなのか、はたまた俺を絶望の淵に落とし込もうとしているのか、どちらにせよ、性格が悪すぎない?
「……そうか、ならお前にはバスケ部を辞めてもらう。以上だ」
……は? え? 嘘だよね?
俺は状況把握が出来ずに佇んでいた。
果たして、この状況が理解できる人は居るのだろうか? 否。当然、俺は頭が真っ白で思考停止状態である。
そして、俺にクビ宣告を告げた後藤先生は俺の前から踵を返し、姿を消したのであった。
いやいや、嘘でしょ? タイトル詐欺にも程があるぞ!
だが、こうして俺の部活動を通しての青春が終わりを告げたのである。
みんなは想像できるだろうか?
自分が入部している部活動をいきなり退部にさせられる姿を……。
これは、東条空こと俺が高校二年の夏に、身を以って経験した出来事である。
※
「……東条。部活をクビになるか、学校を退学になるかどちらがいいか、選ばせてやる」
俺は、いきなり所属しているバスケ部の顧問である後藤先生に昼休みに呼び出され、開口一番まさかのクビ宣告をされていた。
「……は? いや、なんですか、その二択。その二択なら学校退学はちょっと厳しいですね」
なにその究極の二択⁉ しかも部活クビ回避をしても、学校退学になったら結局部活クビになるルート一本なんだよなぁ……。
一応選択肢を与えてくれているつもりなのか、はたまた俺を絶望の淵に落とし込もうとしているのか、どちらにせよ、性格が悪すぎない?
「……そうか、ならお前にはバスケ部を辞めてもらう。以上だ」
……は? え? 嘘だよね?
俺は状況把握が出来ずに佇んでいた。
果たして、この状況が理解できる人は居るのだろうか? 否。当然、俺は頭が真っ白で思考停止状態である。
そして、俺にクビ宣告を告げた後藤先生は俺の前から踵を返し、姿を消したのであった。
いやいや、嘘でしょ? タイトル詐欺にも程があるぞ!
だが、こうして俺の部活動を通しての青春が終わりを告げたのである。
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