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夫婦の危機
しおりを挟む「ああ、レイラ。かわいい……」
そう言いながら、アルフォードは肉棒を中で擦り付けた。
しかし、レイラの脚を己の肩に乗せて、一気に再奥を突いた。そうすれば、悲鳴にも近いような声がレイラの口から漏れた。そんな声に反して、レイラの中は痛いほどアルフォードの熱い肉棒を締め付けて離そうとしない。
「もうっ……や、め……」
生理的な涙がレイラの頬を伝うが、その姿を見てアルフォードが興奮したせいか余計にレイラの中にあるものが質量を増していく。我慢できないと、アルフォードは腰の動きを早めて、気づけばうめき声と共にレイラの中に精を吐き出していた。
レイラは薄っすらとその瞼を開けているだけで、疲れ果て得ている様子である。
28歳になり、両親にそろそろ嫁を迎えろと言われた。辺境に赴任している自分に嫁ぎたいと思うような令嬢がいるのだろううかと両親には文を綴った。
その一方で、アルフォードは密かに売り子の少女に好意を寄せていた。辺境にいる騎士達の憧れであったレイラ。宴会を催せば、必ず売り子としてやってくるのをいい事にアルフォードはその晩他の騎士達の前でレイラに求婚をした。
レイラの前に跪き、レイラのか細い手の平を包み込んで、
「レイラ、どうか私の妻になって頂けないだろうか」
そう言えば、レイラはきょとんとした顔をしてしまったのでアルフォードは慌てて、他の言葉を送った。
「貴女を一生愛することを、騎士として誓う」
そして、レイラの手の甲に口づけをすれば、レイラの顔は真っ赤になり、小さく「はい」とだけ答えた。
その晩から、こうして夫婦の情事は続いているのだが、レイラにとってしてみれば朝起きれない上に、時には筋肉痛に苛まれるものだから夫に回数を減らしてほしいと訴えた。
そしたら、アルフォードは「夫婦の危機だ!!」と騒いで、その上で「強化月間」なるものを設けてしてしまったのだ。アルフォード曰く、普段の回数でも全く足りないそうだ。おかげで、レイラは泣きながら夫に抱かれることになっている。
行為が終わり、アルフォードがゆっくりとレイラの額に口づけを落とせば、レイラは彼の名前を呼んだ。
「どうした?」
「そ、その……回数を減らして頂けないでしょうか。最近、い、痛いんです」
「痛い? その十分に濡らしているはずだ」
「ま、毎回アルフォード様が激しすぎるので、少しは労ってください」
そう言って、レイラが泣き出してしまったのでアルフォードは狼狽えてしまった。そうか、激しくしなければいいのかということに気づいて、後日アルフォードがスローセックスを試すことになったのは言うまでもない。
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