1 / 1
副団長と奥方の秘め事
しおりを挟む「本当にあの婦人は美しい」
既婚者でなければ、妻として迎えていたとぼやく第三王子。
そうだ、王子が恋い焦がれているのは俺の妻だ。
あの茶会からというもの、なにかにつけて「あのご婦人は誰なのだろうか」と俺に訊いてくるし、官吏に聞くも状況が状況なので(俺が将軍から奪ったということになっている)、誰も答えることができなかった。
ただ一人を除いては……ーーー。
王子への指南中にヴァロアはなんの腹いせか、「ああ、あれはジーククリフトの奥方です」と答えたのだ。
王子は驚きつつ、俺の方を振り向いてきた。
「なぜ、黙っていた」
「勤務中だったので……」
ヴァロアを一瞥すれば、口許が弧を描いていた。
「あのご婦人の旦那がお前だなんて………………っ! 夢が砕けた」
夢が砕けた? いや、俺は頑張ってローズを手にしたのに夢が砕けたと言われても困る。
その後、王子から馴れ初めについての質問攻めを受けることになったのは全部ヴァロアのせいだ。
***
帰宅後、ベッドの上でローズに膝枕をしてもらいながら、事の次第を話せば、くすくすと笑っていた。そして、「ジーク様も嫉妬深いのですね……」と溢した。
「ああ、嫉妬深いとも。ようやく、お前が振り向いてくれたのに他の若いやつに横槍をいれられるなんてたまったもんじゃない」
「でも、あなただって若いときはそういう時期があったじゃない」
まるで母親が息子にいうようにローズは俺の頭を撫でながらそう言った。
確かに、ローズと出会ってしばらくは「女遊び」というものを嗜みでしていた。
しかし、20代後半になってからはきっぱりそれをやめたのだ。どうしても、ローズに誠実さを見せたかったから。
ローズとは啄むだけの口づけと添い寝をするだけだった。
いや、正確に言えば添い寝をしているときに勃起してしまって、ローズに慰めてもらったことがあった。
あのときほど、ローズに謝ったときはなかったが勃起するたびにローズが慰めてくれたおかげですっきりしていた。
そんなことを思い返していたら、下半身に熱が集中して、意思に反して肉棒が硬さを帯び始めた。ちらりとローズを見れば、少し頬を赤らませて、目を合わせてくれない。
「ローズ、慰めてくれないのか?」
意地悪く訊けば、ローズはするりと俺の足の間に入ってきて、寝間着をずらしてきた。ローズの目の前には隆起した俺の肉棒がある。ゆっくりと口の中にいれるとなんとも言えない刺激が伝わってきた。
「ん………ローズっ」
口の中で器用に舌をチロチロと動かして、俺のいい部分を刺激してくる。もっと刺激が欲しくて、ローズの頭をおさえて、喉の奥までくわえさせた。
そうすれば、潤んだ瞳でローズが見上げてくる。一気に口から引き抜けば、唾液と先走りの汁が混じって俺とローズを繋いでいた。
俺はそっと、肉棒に右手を添えて、一気にしごいた。そうすれば、快感が一気に押し寄せて、吐精の瞬間が近づいてきた。
「うっ………くっ…………ローズっ」
我慢できずに思いっきり、白濁がローズの豊満な胸に飛び散った。そんな卑猥な様子を見るなり、俺はローズを押し倒して、秘所に手を伸ばせば、挿入できるほど濡れていた。
「舐めただけで感じたのか? いやらしいな。今日はたくさん気持ちよくしてやる」
そう言って一気にローズの一番奥を突いた。
1
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる