Can't stop mylove ~完璧な旦那様との新婚生活~

世羅

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メイドさんごっこ

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  恥ずかしくて言えないと思いながら、ぼそぼそと呟くと和樹さんに聞こえないからはっきりしゃべってと言われてしまった。

「ローターじゃ……なくて……他のおもちゃで……遊んで……ください」

「他のってどれか言わないとわからないよ」

「で……電マ………」

  恥ずかしくて声が出なかった。しかし、和樹さんはローターのスイッチを切って、ショーツからローターを取り出してくれた。そのまま、和樹さんの脚の間に座らされると、彼は電マを手に取ってスイッチをいれた。そうすると、ヴィイーンという音がなって、本体が振動し始めた。
  軽く胸元らへんを何度も電マが往復して、それだけで思わず声が漏れてしまう。けれども、和樹さんはそんな可愛いものじゃ満足しない人だ。突然、私の秘部に電マを宛がってきた。そして、そのまま私の手を取って、電マを握らせた。

「ほら自分でしてごらん? いつも俺がいないときしてるんだろ?」

「んあ……………んっう………」

 「気持ちいとこに当てなきゃだめだろ」

  そう言って、ぐいっと陰核付近に宛がわれると、一気に下半身に熱が集中してしまう。けれども、和樹さんは急に電マのスイッチを切ってしまった。蜜口がひくひくと動いていて、愛液が湧き出ているのが自分でもわかった。

「電マでするよりも、指で触ったほうが楽しいな」

  私からショーツを奪えば、和樹さんの指が私の秘部に触れる。

「随分淫乱なメイドだな。もうこんなに濡れてるし、糸引いてるよ?」

  指に絡めた愛液をねばねばと私の目の前に見せつける。そして、わざと音を立てながら、指を舐める。再び、指が秘部にふれると、今度は愛液を絡めて、陰核を弄びはじめた。円を描くように指は動き始めて、その覆いかぶさっているものをまるで愛でるような指使いだ。

「はっん………んっ………あっ……」

「電マだとすぐにいっちゃうからつまんないんだよね。しかも、こうやってどのくらいぬるぬるかもわかるし…………乃愛、気持ちいい?」

「……あっ……はぁ……んんっ……きもちいっ……」

「今日はどうされたいの?  いっぱい、いじめてほしいなら俺にお願いしないとね」

「乃愛のこと…………んっ………あっっあ………た……くさ、ん………いじめて、くだ……さい」

  上手に言えたねと和樹さんは囁いて、陰核の覆いかぶさっているものをもう片方の手で引き上げて直接弄り始めた。快感の波が一気に押し寄せて、体が弓なりに反るとぱっと和樹さんは手を離した。

「もうイっちゃったの?  俺も久しぶりで我慢できないから、いれてもいい?」

  頷くと、抱き上げられてベッドルームに移動した。和樹さんは洋服と下着を全部脱いで、ズボンのポケットから財布を抜き出すと、何を思ったか「やっぱいいや」と言って、財布をまたズボンに戻した。ぎしりとベッドが軋む音がして、和樹さんが覆いかぶさってきた。
  脚を持ち上げられて、和樹さんの肉棒が一気に中に入ってくる。けど、いつもよりも熱いし、何か違う。

「か、和樹さん………んっ……避妊具つけた?」

  恐る恐る質問をしてくれば、髪をかき上げつつ、「いいや」と答えた。避妊具をつけずにするのはこういうものなのかと思うのと同時に、妊娠という言葉が脳裏をよぎった。

「っ……乃愛の中……気持ちいっ、すぐ出そうっ」

  和樹さんの腰を動かす速さがどんどん早くなって、ぶつかりあう音が部屋に響いた。

***
  久しぶりに何回もしたせいか、体がぐったりしてしまった。おなかの上に出された和樹さんの精液は本人がちゃんと拭きとってくれた。ベッドの中で二人で抱き合っていると和樹さんが「避妊具はやっぱりしばらくはつけよう」と呟いて、私のおなかを優しく撫でた。
  和樹さんの携帯が鳴って、嫌そうな顔をして和樹さんは通話ボタンを押した。

「ああ、もしもし………今日は奥さんへのサービスデーだ。ああ、そうか。時間があったら顔を出そう」

  電話を切ると、和樹さんは「病院のやつらが、プールを貸し切りで遊んでいるらしい」と言って、私を抱きしめた。行きたくないというのが伝わってくる。けど、いってきなさいと言えば、彼は行くのだろうと思い、行くように促した。

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