Can't stop mylove ~完璧な旦那様との新婚生活~

世羅

文字の大きさ
11 / 22

倦怠期というより欲求不満?

しおりを挟む
 一緒にお風呂に入った後に、そのままベッドに移動した。そして、ずっと和樹さんに抱き枕のように扱われている。ちらりと上を見上げれば、和樹さんの整った顔があった。

「昔もこんなんだったよなー。俺、すげえ我慢してたんだぜ?」

 欲情を含むような声でそう言われて、さらに耳元で「乃愛、無防備だったし」と囁かれ、いろいろ思い出してしまい、顔が火照ってしまう。

「でも、今は我慢しない」

   和樹さんの手が私のナイトウェアにかかり、なにも身につけていない状態になってしまった。そのまま、和樹さんはわたしの乳首をぱくりとくわえこんで、肉厚な舌で舐めあげた。

「乳首、すげー起ってるけど………んっ、いやらしいこと考えてた?」

  もう片方の乳首を指で捏ねるようにして扱き、ちゅぱちゅぱと赤子のように乳首を吸い始めた。

「あっ……………んっ、それ…………やっ」

「それ…………って?」

「乳首っ………コリコリ…………しないでっ」

  いやいやと言っても、和樹さんはさらに刺激を強くするだけで今度は乳首を指で引っ張ったり、弾いたりした。そのせいで、下半身が余計に熱くなって、足を擦り合わせていると、空いてる手が秘部をすっと撫で上げた。

「すげぇ………濡れてるな」

  一度、乳首への愛撫を中断したかと思えば、和樹さんの手には男性の性器を象った生々しいバイブが握られていた。しかも、それは私が内緒で買っていたものだった。

「乃愛は俺のよりこっちのほうが好きなんだろうから、しばらくはこれで遊ぼうか」

  バイブを腟内に挿入すると、和樹さんは弱のスイッチをいれて、さらにはクリバイブを秘芽に宛がった。 ゆるやかなうねりが腟内を刺激し、秘芽にも弱々しい振動が与えれて、なんだかもどかしい。


「んっあっ……………やっ」

「俺がいない間、またこんなやらしいおもちゃで遊んでたの? 乃愛、自分で口から言わなきゃ」

「あっんはっ……かずき………くんがっ………おうちにいないときに…………ひとりで……遊んでたのっ。ごめんな……さいっ」

「よくできました」
  一気にバイブのスイッチが強に押された。

「あっああああ…………いくのっ…………きもちいのっ」

  強い刺激が私を快感へと押しやっていく。しかし、急に和樹さんがスイッチを切ってしまった。

「乃愛、おねだりしてごらん。そしたら、いれてあげるよ」

「和樹くんの……………いれて?」

  目を細めて、ずるりと私の膣からバイブを抜き取った。そして、ベッドボードに置かれていた避妊具を手に取り、素早くつけると和樹さんの肉棒は私の膣に侵入してきた。あまりの気持ちよさに目の前が真っ白になってしまう。
  いつも以上に長い時間、セックスをして、気づいたら私は寝てしまっていた。

  目を覚めすと和樹さんはふっと鼻で笑って、私の耳元で「激しいのが好きだったんだな」と囁いてきた。恥ずかしくなって、和樹さんの胸に顔をうずめると頭を撫でられた。


「欲求不満になる前にちゃんと言うんだぞ?」

「っ………うん」

  きちんとわかってくれる年上の旦那様はとっても素敵だと思います。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

処理中です...