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④ー存知ー
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暖かな日差しと柔らかな風が、淡い褐色の髪を揺らす。
少年はその風の気配にゆっくりと紫色の瞳を開いた。しばらく視界が定まらなかった。が、しだいに周囲の景色も理解できるようになった。
先ほどの日差しと風は、自分のすぐそばにある窓から入ってきたものだと分かった。同時に、四肢にも感覚が戻ってくる。
何か、柔らかな物の上に横たわっているのが分かる。
少年はぐっと腕に力を入れ、全身を庇うように徐々に身体を起こす。
体が重い。身体中の疲労感と倦怠感。
いったい、自分に何が起こったのか?
まだ、はっきりしない頭で記憶をたどる。
(何かに襲われた・・のは何となく覚えている。・・・それから?・・たしか、人?黒い髪の人を見たような)
その時、ガチャリと扉が開いた。
先程まで反芻していた記憶の黒髪と同じ人物がいきなり目の前に現れたので、少年は驚きその場に固まった。
黒い瞳と紫の瞳が、お互いのその姿を映し出す。
緊張感が漂い、しばらくお互いを黙って見つめ合う。
先に口を開いたのは黒髪の少年、カイルの方だ。
「・・言葉は分かるか?」
確かに、この辺りではほとんど見ることもない褐色の髪と紫の瞳。
間の抜けたようなこの台詞は間違いではない。
褐色の髪の少年は、コクりっと頷く。
カイルはほっとした。さすがにこの得体の知れない人物、それが言葉まで通じないと色々と面倒だ。
本来ならすぐに王に引き渡すべきなのだろうが、フォルをたった一人であれだけ巨大化させた魔力を持った人。
王がこの得体の知れない力を自分の物にしてしまったら・・。きっと今まで以上に最悪なことが起きる。
そう言うのも一理あるが、素直に王に渡すのも、それはそれでカイルは何かムカつく気がした。
本当はジェドにどうすべきか相談しようと思ったのだが、ここに帰ったときにはジェドはすでに別の任務でこの地を離れてしまっていた。ジェドはジェドで、洞察・探索能力が群を抜いておりかなり重宝がられている。
カイルは気を取り直し、質問を続けた。
「俺はカイル。お前、名前は?」
「・・シン」
シンと名乗るその褐色の髪の少年は、少し探るような目をして答えた。
様子を伺っているのだろう、それはお互い様だ、とカイルは思った。
「何が起こったのか、分かるか?」
シンはしばらく考えてから頭を横に振った。
「・・・あまり、よく分からない。何かに襲われたんだろうとは思うけど」
「ああ、お前はフォルに襲われたんだ」
「フォル?」
シンが首をかしげる。
「??・・お前、フォルを知らないのか?」
いぶかしがり、カイルはシンをさらに凝視する。
この世界でフォルを知らないやつがいるなんて!?
フォルは、最も気を付けなければならない危険魔生物の内の一つで、皆が警戒している魔物だ。
シンは自分がおかしなことを言ったことに気づいたのか、そのまま黙っている。
「お前、どこから来た?」
「・・えっと、・・・かなり遠く・・異国?って言ったらいいかな?」
その答えに納得いかないカイルは黙ってシンを睨む。
少し焦ってシンは続ける。
「僕は、・・旅をしてるんだ。えっと、研究の旅?って言ったらいいかな。魔力の研究って言うか、それぞれの土地固有の魔力の使い方があって、それを研究してるんだよ」
まだ少々納得いかないが、カイルはふーんと頷く。
「でも、ま、それが本当だったとして、何であんなところにいたんだ?あそこら辺は、一面が木ばかりの所だろ?」
「・・うん。たまたま出てきたところがあのあたりで、上から見下ろしてもどこまでも木ばかりで、どうしようって思ったんだ。そしたら樹海の1ヶ所で何かが動いた気がして。・・で、それが何か確認をしに行ったら」
「ああ、それはフォルの常套手段だ。何かしら獲物に刺激を見せて誘き寄せるんだ。で、それにつられてきたヤツを捕まえて魔力を奪うんだ。あいつらの狩猟法だよ。ん?・・・上から見下ろしていたって?お前、飛行魔具は、あそこに置いてきたままか?!」
基本、魔具はかなり高価な品物だ。
「飛行魔具って?」
シンはキョトンとしている。
どうも話が噛み合わない。
「・・お前、もしかして、自力で移動できるのか?!」
思わずカイルがシンの顔を食い入るように見ているため、シンは思わず怯えるように目をそらした。
一瞬、カイルは自分が弱いものいじめをしているような錯覚に襲われ、言葉を付け加える。
「あ、・・いや、別に自力で移動できるヤツもいるらしいけど、かなりの魔力を消費するって言うし。実際、それが出来るヤツに会ったことなかったから・・。まあ、お前はあれだけフォルが巨大化する魔力量を持ってるんだもんな。納得と言ったら納得か・・」
そう半分独り言のように言うカイルを見て別に怒っているわけではないと分かったのか、シンの表情が和らいだ。
カイルの方もシンと少し話をして先程よりは緊張が和らいできていた。
(まあ、悪いヤツではなさそうだ)
何となくだが、そう思った。カイルは直感タイプだ。
「で、身体の方は何ともないのか?」
そう声をかけられ、シンは先程までの尋問に近いカイルとの会話の緊張で忘れかけていた疲労感に再び襲われた。
「・・ちょっと、・・・だるいかも」
カイルがズイッと遠慮なくシンに近づき、ポンッ肩を押してシンをベッドに横たわらせる。
「魔力、ガッツリ奪われてんだろ。それって、かなりしんどいだろ」
そう言うカイルをシンはじっと見て伺うように聞いた。
「君もフォルに捕まったことあるの?」
「はあ!?!っな、わけあるか!あんな単細胞の魔物に!」
「・・・君って、口悪いね」
シンが上目遣いに睨む。カイルは目の前に居るのが、その『単細胞の魔物』に捕まっていた人物だと言うことを思い出した。
「・・・まあ、休んどけ。俺はその辺にいるから何かあれば言えよ」
そう言って、カイルはばつが悪そうに部屋から出ていった。
しばらく過ごすと、シンは意外と人懐っこく、少し一緒にいるとよく笑うヤツだと言うことも分かってきた。
魔力の研究と言うのもどうやら本当らしく、魔具にかなりの興味を示した。
カイル自体が魔力操作に長けているためあまり魔具は持っていないが、今もカイルの数少ない魔具を物珍しそうにシンはいじっている。
カイルは、ジェドが早く任務を終えて帰ってくることを待っていた。
王にシンを引き渡すとどうなることか。魔力を奪い自分の物にすることを当たり前とする王がシンの力を手に入れようものなら、今以上の力による恐怖支配になると簡単に想像がつく。
それに魔力を奪われた者の末路は、良くて廃人、悪くて死しかない。
ジェドならきっと的確な判断を下してくれるだろう。普段はふざけてはいるジェドだが、判断能力だけはカイルも認めていた。
カイルがシンを助けてから2日目の夜、いきなりドアが勢い良く開き、ジェドが飛び込んできた!
「カイル!!!」
部屋に入るなりジェドはカイルの胸ぐらをつかむ!
「お前!何やってんだ!!」
いきなりジェドに責められ、何が起こったのか理解できずカイルは唖然とした。
そんなカイルを無視して、ジェドは音量を下げて言葉を続ける。
「お前、樹海の様子を見に行って、何か連れて帰っただろ?・・王にばれたぞ」
その時!屈強な大男が二人、我が物顔で入ってきた!王の近衛兵だ。
と、そのタイミングで、
「カイル、どうしたの?」
奥の部屋からシンが顔を覗かせた。
「シン!出てくるな!」
慌ててカイルが叫ぶやいなや、大男が迷うことなくシンの細い腕をつかむ!
シンは抗う間もなく組み伏せられた。
そのまま、男たちはさも当然のようにシンを引きずり出す!
「シン!」
すぐさまそれを阻止しようとしたカイルの前にジェドが立ちふさがる!
「ダメだ!王に逆らうな!・・逆らったらどうなるか分かってるだろ」
今まで聞いたことがないきつい声でジェドが怒鳴る!
一瞬、カイルの身体が何かを思い出したかのようにビクッとなる。
「カイル!!」
連れ去られながらも助けを求めるシンの声にもカイルの身体はそれ以上動くことが出来ず目をそらした。
叫ぶシンの声が徐々に遠ざかる。
カイルは目を伏せたまま、二度と開かないのではないかというほどきつく拳を握りしめ立ち尽くしたままだった。
シンの声がもう聞こえなくなってしばらくして、ジェドがカイルの肩を叩いた。
「カイル、この件の事はお前が罰せられないように王の方は何とか上手く言っとくから」
それだけ言うと、ジェドは何も答えないカイルを残して出て行った。
少年はその風の気配にゆっくりと紫色の瞳を開いた。しばらく視界が定まらなかった。が、しだいに周囲の景色も理解できるようになった。
先ほどの日差しと風は、自分のすぐそばにある窓から入ってきたものだと分かった。同時に、四肢にも感覚が戻ってくる。
何か、柔らかな物の上に横たわっているのが分かる。
少年はぐっと腕に力を入れ、全身を庇うように徐々に身体を起こす。
体が重い。身体中の疲労感と倦怠感。
いったい、自分に何が起こったのか?
まだ、はっきりしない頭で記憶をたどる。
(何かに襲われた・・のは何となく覚えている。・・・それから?・・たしか、人?黒い髪の人を見たような)
その時、ガチャリと扉が開いた。
先程まで反芻していた記憶の黒髪と同じ人物がいきなり目の前に現れたので、少年は驚きその場に固まった。
黒い瞳と紫の瞳が、お互いのその姿を映し出す。
緊張感が漂い、しばらくお互いを黙って見つめ合う。
先に口を開いたのは黒髪の少年、カイルの方だ。
「・・言葉は分かるか?」
確かに、この辺りではほとんど見ることもない褐色の髪と紫の瞳。
間の抜けたようなこの台詞は間違いではない。
褐色の髪の少年は、コクりっと頷く。
カイルはほっとした。さすがにこの得体の知れない人物、それが言葉まで通じないと色々と面倒だ。
本来ならすぐに王に引き渡すべきなのだろうが、フォルをたった一人であれだけ巨大化させた魔力を持った人。
王がこの得体の知れない力を自分の物にしてしまったら・・。きっと今まで以上に最悪なことが起きる。
そう言うのも一理あるが、素直に王に渡すのも、それはそれでカイルは何かムカつく気がした。
本当はジェドにどうすべきか相談しようと思ったのだが、ここに帰ったときにはジェドはすでに別の任務でこの地を離れてしまっていた。ジェドはジェドで、洞察・探索能力が群を抜いておりかなり重宝がられている。
カイルは気を取り直し、質問を続けた。
「俺はカイル。お前、名前は?」
「・・シン」
シンと名乗るその褐色の髪の少年は、少し探るような目をして答えた。
様子を伺っているのだろう、それはお互い様だ、とカイルは思った。
「何が起こったのか、分かるか?」
シンはしばらく考えてから頭を横に振った。
「・・・あまり、よく分からない。何かに襲われたんだろうとは思うけど」
「ああ、お前はフォルに襲われたんだ」
「フォル?」
シンが首をかしげる。
「??・・お前、フォルを知らないのか?」
いぶかしがり、カイルはシンをさらに凝視する。
この世界でフォルを知らないやつがいるなんて!?
フォルは、最も気を付けなければならない危険魔生物の内の一つで、皆が警戒している魔物だ。
シンは自分がおかしなことを言ったことに気づいたのか、そのまま黙っている。
「お前、どこから来た?」
「・・えっと、・・・かなり遠く・・異国?って言ったらいいかな?」
その答えに納得いかないカイルは黙ってシンを睨む。
少し焦ってシンは続ける。
「僕は、・・旅をしてるんだ。えっと、研究の旅?って言ったらいいかな。魔力の研究って言うか、それぞれの土地固有の魔力の使い方があって、それを研究してるんだよ」
まだ少々納得いかないが、カイルはふーんと頷く。
「でも、ま、それが本当だったとして、何であんなところにいたんだ?あそこら辺は、一面が木ばかりの所だろ?」
「・・うん。たまたま出てきたところがあのあたりで、上から見下ろしてもどこまでも木ばかりで、どうしようって思ったんだ。そしたら樹海の1ヶ所で何かが動いた気がして。・・で、それが何か確認をしに行ったら」
「ああ、それはフォルの常套手段だ。何かしら獲物に刺激を見せて誘き寄せるんだ。で、それにつられてきたヤツを捕まえて魔力を奪うんだ。あいつらの狩猟法だよ。ん?・・・上から見下ろしていたって?お前、飛行魔具は、あそこに置いてきたままか?!」
基本、魔具はかなり高価な品物だ。
「飛行魔具って?」
シンはキョトンとしている。
どうも話が噛み合わない。
「・・お前、もしかして、自力で移動できるのか?!」
思わずカイルがシンの顔を食い入るように見ているため、シンは思わず怯えるように目をそらした。
一瞬、カイルは自分が弱いものいじめをしているような錯覚に襲われ、言葉を付け加える。
「あ、・・いや、別に自力で移動できるヤツもいるらしいけど、かなりの魔力を消費するって言うし。実際、それが出来るヤツに会ったことなかったから・・。まあ、お前はあれだけフォルが巨大化する魔力量を持ってるんだもんな。納得と言ったら納得か・・」
そう半分独り言のように言うカイルを見て別に怒っているわけではないと分かったのか、シンの表情が和らいだ。
カイルの方もシンと少し話をして先程よりは緊張が和らいできていた。
(まあ、悪いヤツではなさそうだ)
何となくだが、そう思った。カイルは直感タイプだ。
「で、身体の方は何ともないのか?」
そう声をかけられ、シンは先程までの尋問に近いカイルとの会話の緊張で忘れかけていた疲労感に再び襲われた。
「・・ちょっと、・・・だるいかも」
カイルがズイッと遠慮なくシンに近づき、ポンッ肩を押してシンをベッドに横たわらせる。
「魔力、ガッツリ奪われてんだろ。それって、かなりしんどいだろ」
そう言うカイルをシンはじっと見て伺うように聞いた。
「君もフォルに捕まったことあるの?」
「はあ!?!っな、わけあるか!あんな単細胞の魔物に!」
「・・・君って、口悪いね」
シンが上目遣いに睨む。カイルは目の前に居るのが、その『単細胞の魔物』に捕まっていた人物だと言うことを思い出した。
「・・・まあ、休んどけ。俺はその辺にいるから何かあれば言えよ」
そう言って、カイルはばつが悪そうに部屋から出ていった。
しばらく過ごすと、シンは意外と人懐っこく、少し一緒にいるとよく笑うヤツだと言うことも分かってきた。
魔力の研究と言うのもどうやら本当らしく、魔具にかなりの興味を示した。
カイル自体が魔力操作に長けているためあまり魔具は持っていないが、今もカイルの数少ない魔具を物珍しそうにシンはいじっている。
カイルは、ジェドが早く任務を終えて帰ってくることを待っていた。
王にシンを引き渡すとどうなることか。魔力を奪い自分の物にすることを当たり前とする王がシンの力を手に入れようものなら、今以上の力による恐怖支配になると簡単に想像がつく。
それに魔力を奪われた者の末路は、良くて廃人、悪くて死しかない。
ジェドならきっと的確な判断を下してくれるだろう。普段はふざけてはいるジェドだが、判断能力だけはカイルも認めていた。
カイルがシンを助けてから2日目の夜、いきなりドアが勢い良く開き、ジェドが飛び込んできた!
「カイル!!!」
部屋に入るなりジェドはカイルの胸ぐらをつかむ!
「お前!何やってんだ!!」
いきなりジェドに責められ、何が起こったのか理解できずカイルは唖然とした。
そんなカイルを無視して、ジェドは音量を下げて言葉を続ける。
「お前、樹海の様子を見に行って、何か連れて帰っただろ?・・王にばれたぞ」
その時!屈強な大男が二人、我が物顔で入ってきた!王の近衛兵だ。
と、そのタイミングで、
「カイル、どうしたの?」
奥の部屋からシンが顔を覗かせた。
「シン!出てくるな!」
慌ててカイルが叫ぶやいなや、大男が迷うことなくシンの細い腕をつかむ!
シンは抗う間もなく組み伏せられた。
そのまま、男たちはさも当然のようにシンを引きずり出す!
「シン!」
すぐさまそれを阻止しようとしたカイルの前にジェドが立ちふさがる!
「ダメだ!王に逆らうな!・・逆らったらどうなるか分かってるだろ」
今まで聞いたことがないきつい声でジェドが怒鳴る!
一瞬、カイルの身体が何かを思い出したかのようにビクッとなる。
「カイル!!」
連れ去られながらも助けを求めるシンの声にもカイルの身体はそれ以上動くことが出来ず目をそらした。
叫ぶシンの声が徐々に遠ざかる。
カイルは目を伏せたまま、二度と開かないのではないかというほどきつく拳を握りしめ立ち尽くしたままだった。
シンの声がもう聞こえなくなってしばらくして、ジェドがカイルの肩を叩いた。
「カイル、この件の事はお前が罰せられないように王の方は何とか上手く言っとくから」
それだけ言うと、ジェドは何も答えないカイルを残して出て行った。
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