40代のさえないオッサン、異世界をゆく

レタスさん二朗

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オッサン異世界の神様と会う

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そして今俺は閻魔様に紹介された異世界の神様の対面にいる。

よくある白い世界とかではなく会社の面接っぽい応接室である。
異世界の神様もギリシャっぽい服とかでなくメガネをかけてスーツだ。
外見はイケメンでかなりできる雰囲気がバシバシだ。

「え~と、タツマさん?」

かけられた声にはっと意識を対面の神様へと目を向ける。

「あ、はい。酒元達磨です。」

眼の前の神様は手に持った書類と俺を視線を行き来させ何度か頷き
書類を机の上におろした。

「タツマさんは魔王を倒し英雄へとなりたいですか?」

言われた言葉に驚き若干ほうけてしまったが心の底から返事をする

「いいえ、とんでもありません」

ふむと書類になにかを書き加え再度質問をしてくる

「夢のような冒険や国の王や権威にご興味は?」

「・・・すみませんが私には荷が重いかと・・・」

ふむふむと再度書類になにかを書き加える

「生前のご趣味や夢、ご生前亡くなられなかったとしてやりたかったことはありますか?」

俺は目線を外し自分の生きてきた人生を振り返る。
楽しかった事、悔しかった事、挑戦したかった事。

「趣味の延長上で飲食店と飲食雑貨の販売の店をやっていました。
新メニューの研究も含めいろいろな地方の食べ歩きが好きでした。
夢はいろいろありましたが最終的に自分の作った料理を食べてもらう事が職業に
なったのでかなったのではないかと思います。

亡くなっていなかったとすれば実家で親と農業をするつもりでした、
もしそのままだったとしたら親の作った農作物で食堂でもしていたかもしれません」

「なるほどそうですか」

何かを考えつつうんうんと頷き思考を巡らせている異世界の神様。

「ありがとうございます、タツマさん。是非我が世界へ来ていただけませんでしょうか?」
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