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番外編
番外編「とある年のバレンタイン②※」
しおりを挟むピチャ…
ふと何かが触れた
それはなんだか温かくて気持ちいい
(……?………なんだろう…)
それは優しくゆっくり動いて…なんだかすごく幸せな心地だ
…まるで雲の上にのっているような…
ふわふわしてる…
柔らかい暖かいものが触れるたび心地よくてもっと意識がふわふわと浮かんでいく
しあわせな感覚に浸っていると、ふとその柔らかなものが離れた
(…え…)
離れていってしまうのがものすごく寂しくてとっさに手を伸ばす
手に触れたそれは想像していたのより柔らかいというよりは少し硬かったけどやっぱり温かかった
俺はそれがどこかにいってほしくなくてそのまま引っ張ってぎゅうっと抱き締めるようにした
するとそれはなんだか懐かしい安心する匂いがして自然と落ち着いた
「…はぁ…」
温かくて安心する…
するとその温かいものがまた触れてきた
(ん……)
さっきは気づかなかったけど温かいそれはなんだか湿っているような……
でもその湿っている感覚がまた気持ちいい
(………なんだろ…)
あいかわらずふわふわした意識の中その感覚に浸る
ピチャ…
ふと俺もその何かに触れてみようと思った
今触れられているところを動かしてみる
「……ん…っ」
そのとたん全身にゾクゾクっとした何かが走った
(な、なん…だこれ…)
と衝撃を受けている間にもさっきと変わらず触れられる
「んっ…んぅ…」
気がつくと声がもれてまるで喘いでるみたいだ
ふわふわしているまま目を薄く開いてみる
ちゅっ
「んぁ…」
あれ…なんだろ…よく見えない
でもなんだか動いている
ふわふわしたまままた目を閉じてその触れられる感覚に意識をもどす
俺もまたそれにもっと触れたくて動かすとそれもまた絡みつくように触れてきて嬉しかった
「ふぁ…」
何度かそれを繰り返す
触れられて触りかえす
また目を開けるとちょうどその触れていたものが離れた
(あれ……)
いつからそこにいたんだろう
目の前に親父がいた
「あえ…親父ぃ……?」
いつの間にいたの?と問いかけるように首を傾ける
そんな俺を親父はいとおしそうに見つめて頬を撫でてくる
優しくそっと触れられて嬉しいなぁと思っているとそのまま顔が近づいてきてまたさっきの湿った柔らかくて温かいものが触れた
(あ…またあの気持ちいいやつだぁ…)
触れられるがままにしているとそれがゆるりと動き出す
気持ちいい…
にゅるにゅると動くそれ
ふとそれの正体に気がついた
(あ…そっかあれ唇だったのか…)
あの湿ったのは親父の舌だったのだ
ちゅっと触れるだけのキスをされたあと親父の舌が俺の唇に触れゆっくりと侵入してくる
親父の熱い舌が俺の舌に触れると嬉しそうに優しくにゅるりと巻きついてくる
それが俺も嬉しくて親父の舌が離れないように何度も絡ませた
何度も唇が重なり口の端からふたりの混ざりあった唾液溢れるが気にならない
そのまま首筋まで垂れてもそのままに口づけをかわし続けた
「悠一…」
「んう…」
息がつらくなって少し唇をはずした
すると寂しかったのか親父は俺の名前を呼びながら頬、そして首筋にちゅっちゅとしたり舌を這わせた
首筋を舐められたときゾクゾクと全身に電気が走ったような感覚に襲われた
たまらなくなった俺は、首筋を舐めている親父の顔を引き離し親父の口にキスをして親父の舌に絡ませ激しく動かした
すると親父もすぐに俺の舌に絡ませ答えてくれた
舌を吸われたまに軽く噛まれた
それが気持ちよくて夢中で親父とキスをした
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