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第3章
新しい新入りさん
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そんなとき警察官の声がしました。
「先輩がいるから、いろいろ聞いて下さい」
表の扉が開き、おとなしくてカタブツ一直線のような20歳代半ばの青年が2号室に入ってきます。
私は起立して彼を迎えました。お互いに姓名を名乗りあって自己紹介をします。
「まあ、座って下さい。ゆっくりと語り合いたいですから」
彼は、正座をしました。
「足を崩して下さい。それでは痺れてきますよ」
「いえ、僕は正座していた方が楽なんですよ。それにしても真面目そうな人で良かった。刺青をしたヤクザのような人と、同じ部屋になったらどうしようかと恐れていたのですよ」
「先輩がいるから、いろいろ聞いて下さい」
表の扉が開き、おとなしくてカタブツ一直線のような20歳代半ばの青年が2号室に入ってきます。
私は起立して彼を迎えました。お互いに姓名を名乗りあって自己紹介をします。
「まあ、座って下さい。ゆっくりと語り合いたいですから」
彼は、正座をしました。
「足を崩して下さい。それでは痺れてきますよ」
「いえ、僕は正座していた方が楽なんですよ。それにしても真面目そうな人で良かった。刺青をしたヤクザのような人と、同じ部屋になったらどうしようかと恐れていたのですよ」
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