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第3章
お風呂③
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2回目にお風呂に入ったときは、新入りさんがパートナーでした。
新入りさんにとっては初めての入浴だったので、彼は身体を軽く洗うという事をしないで、いきなり湯船につかったのです。
10分間経つと、係りの警察官が知らせてくれます。
「残り10分です」
私が交代して湯船につかる時間です。
「わあ~! 何なんだ! これは!」
私は悲痛な叫び声をあげてしまいました。
新入りさんが湯船を振り返ります。
嫌悪感が浮かび上がって狂ってしまわざるを得ないような、大量の垢が湯船に浮かんでいました。
新入りさんは反射的に自分の持っていた洗面器で、湯船の上水を大きな水音をたてながら、すくい取っていきます。
あっと言う間にお湯は綺麗になりました。
こういうところ、新入りさんは誠実な男だと感じました。
新入りさんにとっては初めての入浴だったので、彼は身体を軽く洗うという事をしないで、いきなり湯船につかったのです。
10分間経つと、係りの警察官が知らせてくれます。
「残り10分です」
私が交代して湯船につかる時間です。
「わあ~! 何なんだ! これは!」
私は悲痛な叫び声をあげてしまいました。
新入りさんが湯船を振り返ります。
嫌悪感が浮かび上がって狂ってしまわざるを得ないような、大量の垢が湯船に浮かんでいました。
新入りさんは反射的に自分の持っていた洗面器で、湯船の上水を大きな水音をたてながら、すくい取っていきます。
あっと言う間にお湯は綺麗になりました。
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