556 / 1,093
そういう問題じゃない
しおりを挟む
「呪いですか」
「うん、そう、これは比較的に発生して新しいとはされているが、それでも20年ぐらいは経過している、うちとの関わりは最初にかかわっていた担当が廃業するための引き継ぎだよ」
今日はパパこと覆木(オオウキ)と一緒である。
「昨日その呪いからの交代者が出たから、そのための確認ってやつ、お清めがてらも兼ねてね」
この古い屋敷の中では、呪い、わかりやすくいうとゲームが続いているという。
「老若男女と共に明日のライブのために、オジの家に泊まることになるからこの地を訪れることになるですか」
「そう」
一日目は何も起こらない、むしろ地元の美味しいグルメ満喫みたいな流れらしい。
「で普通に二日目を迎えるけども、そこからがいけない」
ライブに行こうとするのを許さないのだ。
「そして何らかの方法で殺害してくる、犯人は一番多いのはイトコらしいね」
これもまた保護され、証言を取られてからわかってることである。
「問題はいろいろあるんだけども、一日目に出てくる地元のグルメ、あれ、実際にお店があるんでさ」
「営業妨害にあたるわけですか」
「そう、だって殺害されると一応は二日目からスタートだけども、いいイメージはつかないでしょ」
そしてこの呪いの不味いところは、呪いを解くよりも呪いをかける相手を交代させる方が比較的簡単に見つかるところである。
「極限状態だからそこから逃げる、そして誰かに代わるのはギリギリ犯罪には問われないんだけども、人間はそんなに単純ではないさ」
「そうですね、何も知らない自分を呪いに関わらせたとなれば、それこそ恨まれますもんね」
屋敷の兵には区の管財管理の看板があげられるし、危険、進入禁止のものもあった。
「しかも今、ここ肝試しスポットになったみたいで」
ほらと端末を見せてくれる。
「この配信者が今回入れ替わって中にいるかもしれない人ですか」
次週有名なあそこに行っちゃうぞ!
と写真が一枚乗ってるが、それはこの屋敷の正門で、もう特定班が住所を特定され、動画公開時間に公開されてないために大騒ぎになってるようだ。
「まさか本当に」
「話題作りじゃねえの」
「もう少ししたら野次馬がいっぱい来ちゃうかもしれない、こういうことは前にもあったらしいけどもね」
テレビで怪談スポットとして紹介されたらしい。
覆木の運転で次の場所に向かう。
地元、老舗デパートの地下である。
「なんか騒がしいですね」
どうもお客の目を引くようなイベントを開催しているらしい。
「昨日の今日だからだよ」
厄払いセールらしい。
「じゃないと人なんて来ないから」
安いということ、それが呪いに打ち克つ活力になるとは、なんとも人間らしいやり方である。
「だからこの日に合わせて色々と作るものがあるんだ」
「いらっしゃいませ」
「こちら、このお店の若旦那さん」
「はじめまして」
「はじめまして、ということは先程は向こうに」
「静かでした」
「そうですか」
いつもは本店にいるが、若旦那は今日のためのお菓子を持ってきたらしい。
「若旦那、それでは店頭に並べます」
「お惣菜売り場の方にもよろしくね」
「ミツ、この運ぶ人もね、お店の人じゃないんだ、この厄払いが始まった頃、厄払いしようとしても色々と起きてしまったんだ」
一番妨害が起きるのは運ぶ人なので。
「うちらと同業者が運んだりするんだ」
「剣の修行と通じるのか、今じゃ職人の手伝いが出来るようにもなりましたからね」
あの白衣の人がそうらしい。
「彼はね、節句の生まれだから、こういうのに強いってことで選ばれたんだ」
その人を先頭に他のお店の人も並べるのを手伝うらしく。
「実際についていってみるといいよ」
覆木がいるとそういう現象が起きないからこそ、ミツ一人でいかせる。
お菓子というのは和菓子で、饅頭に書かれている文字は、いわゆる経文の一種、それを仕上げに焼き印で押して完成するが、その他のお菓子もあるようだ。
(ああなるほど)
ミツはおそらくこれが影響だろうか、というものを感じた。
ピリピリとした火傷に似た空気。
「さあさあ、縁起のいいお菓子が出来上がったよ」
しかし、白衣の男の口上で、その空気はかき消えていく。場が和むと、いつもと変わらないものになっていった。
(すごいな、こういう方法もあるんだ)
研修としては呪いの対策は受けたことはあるが、それらを実際に仕事にするのは将来を約束されたキャリアたちであるので、ミツは一度も実務としては経験はなかった。
(あっ、そうか、このお菓子、そういう意味か)
頭の中で、焼き印の文字から元の経文を思い出せた。
(こういうのも勉強しなくちゃな、これは比較的有名だったから思い出せたけども)
たまにいるのだ、これはどんな意味ですか?という質問が飛ぶというのが。
(あれ?でもこっちのお菓子は何か意味があるんだろうか?)
この日作られたお菓子は他にもある。
「謎は解けましたか?」
白衣の男が話しかけてきた。
「あのわからないことが、この可愛いのはなんですか?」
ピヨ!
「ああ、これですか?それはせっかくだから可愛いのが作りたいと思ったので、さすがに売り物では無理ですがこうして飾るぐらいならばと許可を得ました」
「ということはあなたが作ったんですが」
「そうなんですよ、どうもこういうのが性に合うのか、無心になれるといいますか、今ではこの日になると自然とお菓子作りの気持ちになるんですよ、ええっと覆木さんのところの方ですよね」
「はい、先日からお世話になっています、螺殻です」
「古平良(こべら)です、あなたとは長い付き合いになりそうだ」
「ああ、そうですね、よろしくお願いします」
事務所に戻ると、禊が少しばかりある。
あれはやはり強い力があるらしい。
「お帰り」
水芭(みずば)さんである。
そしてみんなで話し合いに入った。
「ここ数十年で発生した呪いだと、あそこがやはり別格なんだよね」
「そうですね、死者はでないが、性格の悪さでは段違いでしょうね」
そうなのだ、死は経験するが、実際の死者はいない。
あるのは何度も殺される経験や、そこから必死で逃げようとする極限状態、そして逃げたいが故のちょっとした…
「十分人は壊れるけどもね」
「痛ましいですね、根本的な解決はないのでしょうか」
「難しいところなんだが、あそこには俺たちは入れない、それこそ無抵抗な一般人しか入れないとされていて、実際に俺らも試すことには試したが、無理だった」
「中の様子なんですが、時間としては7日目まではあるとはされてますが、それ以降は不明です」
事が起こる二日目午前中以降になると、途端に持ち帰られる情報が少なくなるという、無理もない、殺害されるという経験や感覚は一回で十分だろう。
「ミツにはそれを試すことはないから」
「それはこちらで勝手に決めました、ご了承ください」
「ありがとうございます、ああ、そういえば先程お話しした方がいるんですけども、私はあまりクラシックとかわからないので」
古平良がこの曲を聞いてお菓子のインスピレーションを得ましたといってたので、鼻唄で紹介してくれた曲を、鼻唄で繰り返すのだが。
「それはオーディオルームにあるから聞きたいか?」
「聞いてみたいですね」
ミツはその後オーディオルームに行った。
「なんで一人で行かせちゃうのよ」
「すまん、それは俺のミスだ、さすがに俺が行くと現象は発生しないと思って一人でいかせた」
「でも、ただの自己紹介ですし、古平良ならば年も近いですから…」
『そういう問題じゃない』
パパとお父さんの尾を踏んづけたようです。
(螺殻さん、ミツさんっていうんだよな)
若旦那と覆木が話していたのは聞こえていたので、名前も知ってる。
「どうしたの、兄、なんか機嫌いいわね」
「そうか?」
「お菓子作りが上手くいった?いや、これは…」
「なんだ」
「女の人と会った?」
「おう!えっ、でもだ覆木さんのところの新しい人なんだが」
「えっ?そうなの、あそこって女の人あんまりいないし、友達なんか募集があったらすぐに受けるのにっていってたぐらいなんだよ」
「そんなに人気なのか」
「わかってないな、兄貴はあそこはイケオジに囲まれ、呼吸をするだけで幸せになれるところなんだよ」
妹はファンではあったが、ここまで熱く語れるタイプだとは知らなかった。
「私も節句に生まれていればな、後、お母さん4日頑張ってくれれば」
「無茶は言わないでやってくれよ」
「でも羨ましいな、だってさ、決して同年代男性では得られないセンスの良さをヒシヒシと味わえるなんて」
「そんなに違うのか」
「お兄ちゃんさ、子供っぽいって自覚ある?」
「えっ」
「ここで自覚がないところがまだまだよね、でも覆木さんたちは違うの、ガッカリさせてくれないのよ」
今年のバレンタインデーにチョコレートを贈ったところ、ホワイトデーには丁寧なメッセージがついたお返しが届いた。
「これよ、これ、これがいいのよ、むしろ殻さんに私がなりたいわ」
そこでピンと妹がまた何か来たようだ。
(兄が螺殻さんと仲良くなるということは、あの事務所のイケオジたちとも交流が増える)
そして兄が失敗しても自分には痛手がない、「この方向で行こう!」
「お前の兄貴は人の心は読めないから、どういうことか説明してくれるだろうか?」
「いいから、いいから」
妹はそういって話はごまかしまくったという。
「うん、そう、これは比較的に発生して新しいとはされているが、それでも20年ぐらいは経過している、うちとの関わりは最初にかかわっていた担当が廃業するための引き継ぎだよ」
今日はパパこと覆木(オオウキ)と一緒である。
「昨日その呪いからの交代者が出たから、そのための確認ってやつ、お清めがてらも兼ねてね」
この古い屋敷の中では、呪い、わかりやすくいうとゲームが続いているという。
「老若男女と共に明日のライブのために、オジの家に泊まることになるからこの地を訪れることになるですか」
「そう」
一日目は何も起こらない、むしろ地元の美味しいグルメ満喫みたいな流れらしい。
「で普通に二日目を迎えるけども、そこからがいけない」
ライブに行こうとするのを許さないのだ。
「そして何らかの方法で殺害してくる、犯人は一番多いのはイトコらしいね」
これもまた保護され、証言を取られてからわかってることである。
「問題はいろいろあるんだけども、一日目に出てくる地元のグルメ、あれ、実際にお店があるんでさ」
「営業妨害にあたるわけですか」
「そう、だって殺害されると一応は二日目からスタートだけども、いいイメージはつかないでしょ」
そしてこの呪いの不味いところは、呪いを解くよりも呪いをかける相手を交代させる方が比較的簡単に見つかるところである。
「極限状態だからそこから逃げる、そして誰かに代わるのはギリギリ犯罪には問われないんだけども、人間はそんなに単純ではないさ」
「そうですね、何も知らない自分を呪いに関わらせたとなれば、それこそ恨まれますもんね」
屋敷の兵には区の管財管理の看板があげられるし、危険、進入禁止のものもあった。
「しかも今、ここ肝試しスポットになったみたいで」
ほらと端末を見せてくれる。
「この配信者が今回入れ替わって中にいるかもしれない人ですか」
次週有名なあそこに行っちゃうぞ!
と写真が一枚乗ってるが、それはこの屋敷の正門で、もう特定班が住所を特定され、動画公開時間に公開されてないために大騒ぎになってるようだ。
「まさか本当に」
「話題作りじゃねえの」
「もう少ししたら野次馬がいっぱい来ちゃうかもしれない、こういうことは前にもあったらしいけどもね」
テレビで怪談スポットとして紹介されたらしい。
覆木の運転で次の場所に向かう。
地元、老舗デパートの地下である。
「なんか騒がしいですね」
どうもお客の目を引くようなイベントを開催しているらしい。
「昨日の今日だからだよ」
厄払いセールらしい。
「じゃないと人なんて来ないから」
安いということ、それが呪いに打ち克つ活力になるとは、なんとも人間らしいやり方である。
「だからこの日に合わせて色々と作るものがあるんだ」
「いらっしゃいませ」
「こちら、このお店の若旦那さん」
「はじめまして」
「はじめまして、ということは先程は向こうに」
「静かでした」
「そうですか」
いつもは本店にいるが、若旦那は今日のためのお菓子を持ってきたらしい。
「若旦那、それでは店頭に並べます」
「お惣菜売り場の方にもよろしくね」
「ミツ、この運ぶ人もね、お店の人じゃないんだ、この厄払いが始まった頃、厄払いしようとしても色々と起きてしまったんだ」
一番妨害が起きるのは運ぶ人なので。
「うちらと同業者が運んだりするんだ」
「剣の修行と通じるのか、今じゃ職人の手伝いが出来るようにもなりましたからね」
あの白衣の人がそうらしい。
「彼はね、節句の生まれだから、こういうのに強いってことで選ばれたんだ」
その人を先頭に他のお店の人も並べるのを手伝うらしく。
「実際についていってみるといいよ」
覆木がいるとそういう現象が起きないからこそ、ミツ一人でいかせる。
お菓子というのは和菓子で、饅頭に書かれている文字は、いわゆる経文の一種、それを仕上げに焼き印で押して完成するが、その他のお菓子もあるようだ。
(ああなるほど)
ミツはおそらくこれが影響だろうか、というものを感じた。
ピリピリとした火傷に似た空気。
「さあさあ、縁起のいいお菓子が出来上がったよ」
しかし、白衣の男の口上で、その空気はかき消えていく。場が和むと、いつもと変わらないものになっていった。
(すごいな、こういう方法もあるんだ)
研修としては呪いの対策は受けたことはあるが、それらを実際に仕事にするのは将来を約束されたキャリアたちであるので、ミツは一度も実務としては経験はなかった。
(あっ、そうか、このお菓子、そういう意味か)
頭の中で、焼き印の文字から元の経文を思い出せた。
(こういうのも勉強しなくちゃな、これは比較的有名だったから思い出せたけども)
たまにいるのだ、これはどんな意味ですか?という質問が飛ぶというのが。
(あれ?でもこっちのお菓子は何か意味があるんだろうか?)
この日作られたお菓子は他にもある。
「謎は解けましたか?」
白衣の男が話しかけてきた。
「あのわからないことが、この可愛いのはなんですか?」
ピヨ!
「ああ、これですか?それはせっかくだから可愛いのが作りたいと思ったので、さすがに売り物では無理ですがこうして飾るぐらいならばと許可を得ました」
「ということはあなたが作ったんですが」
「そうなんですよ、どうもこういうのが性に合うのか、無心になれるといいますか、今ではこの日になると自然とお菓子作りの気持ちになるんですよ、ええっと覆木さんのところの方ですよね」
「はい、先日からお世話になっています、螺殻です」
「古平良(こべら)です、あなたとは長い付き合いになりそうだ」
「ああ、そうですね、よろしくお願いします」
事務所に戻ると、禊が少しばかりある。
あれはやはり強い力があるらしい。
「お帰り」
水芭(みずば)さんである。
そしてみんなで話し合いに入った。
「ここ数十年で発生した呪いだと、あそこがやはり別格なんだよね」
「そうですね、死者はでないが、性格の悪さでは段違いでしょうね」
そうなのだ、死は経験するが、実際の死者はいない。
あるのは何度も殺される経験や、そこから必死で逃げようとする極限状態、そして逃げたいが故のちょっとした…
「十分人は壊れるけどもね」
「痛ましいですね、根本的な解決はないのでしょうか」
「難しいところなんだが、あそこには俺たちは入れない、それこそ無抵抗な一般人しか入れないとされていて、実際に俺らも試すことには試したが、無理だった」
「中の様子なんですが、時間としては7日目まではあるとはされてますが、それ以降は不明です」
事が起こる二日目午前中以降になると、途端に持ち帰られる情報が少なくなるという、無理もない、殺害されるという経験や感覚は一回で十分だろう。
「ミツにはそれを試すことはないから」
「それはこちらで勝手に決めました、ご了承ください」
「ありがとうございます、ああ、そういえば先程お話しした方がいるんですけども、私はあまりクラシックとかわからないので」
古平良がこの曲を聞いてお菓子のインスピレーションを得ましたといってたので、鼻唄で紹介してくれた曲を、鼻唄で繰り返すのだが。
「それはオーディオルームにあるから聞きたいか?」
「聞いてみたいですね」
ミツはその後オーディオルームに行った。
「なんで一人で行かせちゃうのよ」
「すまん、それは俺のミスだ、さすがに俺が行くと現象は発生しないと思って一人でいかせた」
「でも、ただの自己紹介ですし、古平良ならば年も近いですから…」
『そういう問題じゃない』
パパとお父さんの尾を踏んづけたようです。
(螺殻さん、ミツさんっていうんだよな)
若旦那と覆木が話していたのは聞こえていたので、名前も知ってる。
「どうしたの、兄、なんか機嫌いいわね」
「そうか?」
「お菓子作りが上手くいった?いや、これは…」
「なんだ」
「女の人と会った?」
「おう!えっ、でもだ覆木さんのところの新しい人なんだが」
「えっ?そうなの、あそこって女の人あんまりいないし、友達なんか募集があったらすぐに受けるのにっていってたぐらいなんだよ」
「そんなに人気なのか」
「わかってないな、兄貴はあそこはイケオジに囲まれ、呼吸をするだけで幸せになれるところなんだよ」
妹はファンではあったが、ここまで熱く語れるタイプだとは知らなかった。
「私も節句に生まれていればな、後、お母さん4日頑張ってくれれば」
「無茶は言わないでやってくれよ」
「でも羨ましいな、だってさ、決して同年代男性では得られないセンスの良さをヒシヒシと味わえるなんて」
「そんなに違うのか」
「お兄ちゃんさ、子供っぽいって自覚ある?」
「えっ」
「ここで自覚がないところがまだまだよね、でも覆木さんたちは違うの、ガッカリさせてくれないのよ」
今年のバレンタインデーにチョコレートを贈ったところ、ホワイトデーには丁寧なメッセージがついたお返しが届いた。
「これよ、これ、これがいいのよ、むしろ殻さんに私がなりたいわ」
そこでピンと妹がまた何か来たようだ。
(兄が螺殻さんと仲良くなるということは、あの事務所のイケオジたちとも交流が増える)
そして兄が失敗しても自分には痛手がない、「この方向で行こう!」
「お前の兄貴は人の心は読めないから、どういうことか説明してくれるだろうか?」
「いいから、いいから」
妹はそういって話はごまかしまくったという。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる