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特別な日に出すアレ
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KCJは戦闘許可証の試験も有名だが、他にも一般人が受けれるものがある。
「それこそ管理と情報の初級辺りだといつでも受けれるよ」
ただしそれは狭き門というか。
「すんごい変わっている人が受けてくるからな」
ほら、あそこ、正月に食堂で、スペシャル昼食だ!で喜んでいる人、たぶんあの人はそうだよというが、正解!
幹部になるならば戦闘許可証も取得しなければならないが、この初級に至っては問題が共通しているものも多い。
「先月の試験なんかは、このサメの中からレッドノーズに受かるのは何体か、どこを見てこのサメは違うのか答えなさいっていうやつが出たらしいぞ」
このどこを見てこのサメは違うのかで、大抵は誉めることになるので、サメからの好感度が受験生は上がったが、その中でもだ。
「こら、遊びたいけども、職員さん呼びに来ちゃうから」
とサメに絡ま…いや、遊んで言われている受験生の一人がいました。
「細雪さん、書類ができましたので」
職員さんが合格したことで呼びに来ると。
「サ…メ…」
名前の一部、それこそ細雪(ササメユキ)の単語の中にサメという言葉を見つけると。
「サッ」
困ったことがあったら川に来い、なんだったら今からでもいいから。
「なんかグイグイ引っ張れる」
「誰か、サメの好感度が上がりすぎた、誰か来てくれ」
もう河川ザメ、人間大好き、気に入った人間はすぐこれだ。
うん、これでわかってくれただろうか。
傘目(かさめ)先生もこの理由があってサメから好かれているんだ。
川魔法TO(変身おっさん)をかけてやってくるんだから、相当だよね。
「今回仕掛けてくると思ったんですがね、来なかったですね」
水芭(みずば)が食器を洗い終えたあとにいう。
ここには瀬旭(せきょく)と覆木(おおうき)
ともう一人。
「予想ははずれたのは不安になりますね」
こちらはこの事務所の調査協力をしている人である。
「いいことじゃないの?きっとここで仕掛けてくるだろう、何しろうちの可愛い子ですよ」
螺殻(らがら)ミツが戦闘許可証の試験を受けるために、今はどれだけ出来るのか昼も低温の山を下山するという課題の中、先ほど彼女は帰ってきており、奥の部屋で課題前からミツを守っているシイというサメが、そのままついている形で仮眠をとっている。
「しかしさ、俺が言うのはなんだけども、大分過保護だよね、わざわざ別に調査協力も出すだなんて」
「いいじゃないのさ」
「こういうときの瀬旭さんの予感は当たるというか、ありますからね」
「わかります、ちょっとやりすぎかなって思ってもちょうど良かったって」
「それはあるからね、こいつ、なんかわからないけども、それで叱るに叱れなく… 」
そこで連絡が来る。
「失礼」
そういって調査協力の人間が部屋の外で話始める。
「これかな?」
「でしょうね」
「えっ?そんな、さすがにそんなしょっちゅうはね」
「あの~みなさん、事務所側から連絡来てません?」
「そういえばミツさん以外の連絡受け取れないようにしてましたね」
「留守の間に、事務所狙われたようです」
「はっ?」
「なんか隣の人が焦げ臭いって通報して」
「水芭、そういえば酒とかは、全部白万さんに頼んでたよね」
「置いているのみんなフェイクですね、全く空だとおかしいので、おかしくないように作ってもらって、ついでに内部構造もいじったんですよ」
「こういうのある?って聞いたの瀬旭だったよな」
「ウィスキー、割っちゃったからさ、どうしようかって」
「どのウィスキーですか?」
「はっはっはっ、特別な日に出すアレはなんて名前だっけかな」
それでアリバイ作りでついペラペラと、白万に白万さんってさこういうことができるの?知ってる?になり、そこから水芭が頼んだので、実質事務所の被害はその事前に瀬旭が割った一本のみであった。
「全部失うよりはただ一本なのかもしれません、なのかもしれませんが…」
「おはようございます…あれ?なんか空気がピリピリしてません?」
「ああ、ミツ、助けてよ、水芭がね!」
「何かこう隠してあったこと見つかったんじゃないですか?そういうときは正直に謝らなきゃ」
「さすがはミツ、瀬旭が何をしたのか察したか」
「あれはどうみても何かしましたって顔ですよ」
「そうだけどもさ」
同じぐらいのお酒を見つけることを前提に許してもらえることになりましたが、オークションに出されたらとんでもない値段になるウイスキーと同じぐらい…たぶんそう簡単には見つからないかな。
「それこそ管理と情報の初級辺りだといつでも受けれるよ」
ただしそれは狭き門というか。
「すんごい変わっている人が受けてくるからな」
ほら、あそこ、正月に食堂で、スペシャル昼食だ!で喜んでいる人、たぶんあの人はそうだよというが、正解!
幹部になるならば戦闘許可証も取得しなければならないが、この初級に至っては問題が共通しているものも多い。
「先月の試験なんかは、このサメの中からレッドノーズに受かるのは何体か、どこを見てこのサメは違うのか答えなさいっていうやつが出たらしいぞ」
このどこを見てこのサメは違うのかで、大抵は誉めることになるので、サメからの好感度が受験生は上がったが、その中でもだ。
「こら、遊びたいけども、職員さん呼びに来ちゃうから」
とサメに絡ま…いや、遊んで言われている受験生の一人がいました。
「細雪さん、書類ができましたので」
職員さんが合格したことで呼びに来ると。
「サ…メ…」
名前の一部、それこそ細雪(ササメユキ)の単語の中にサメという言葉を見つけると。
「サッ」
困ったことがあったら川に来い、なんだったら今からでもいいから。
「なんかグイグイ引っ張れる」
「誰か、サメの好感度が上がりすぎた、誰か来てくれ」
もう河川ザメ、人間大好き、気に入った人間はすぐこれだ。
うん、これでわかってくれただろうか。
傘目(かさめ)先生もこの理由があってサメから好かれているんだ。
川魔法TO(変身おっさん)をかけてやってくるんだから、相当だよね。
「今回仕掛けてくると思ったんですがね、来なかったですね」
水芭(みずば)が食器を洗い終えたあとにいう。
ここには瀬旭(せきょく)と覆木(おおうき)
ともう一人。
「予想ははずれたのは不安になりますね」
こちらはこの事務所の調査協力をしている人である。
「いいことじゃないの?きっとここで仕掛けてくるだろう、何しろうちの可愛い子ですよ」
螺殻(らがら)ミツが戦闘許可証の試験を受けるために、今はどれだけ出来るのか昼も低温の山を下山するという課題の中、先ほど彼女は帰ってきており、奥の部屋で課題前からミツを守っているシイというサメが、そのままついている形で仮眠をとっている。
「しかしさ、俺が言うのはなんだけども、大分過保護だよね、わざわざ別に調査協力も出すだなんて」
「いいじゃないのさ」
「こういうときの瀬旭さんの予感は当たるというか、ありますからね」
「わかります、ちょっとやりすぎかなって思ってもちょうど良かったって」
「それはあるからね、こいつ、なんかわからないけども、それで叱るに叱れなく… 」
そこで連絡が来る。
「失礼」
そういって調査協力の人間が部屋の外で話始める。
「これかな?」
「でしょうね」
「えっ?そんな、さすがにそんなしょっちゅうはね」
「あの~みなさん、事務所側から連絡来てません?」
「そういえばミツさん以外の連絡受け取れないようにしてましたね」
「留守の間に、事務所狙われたようです」
「はっ?」
「なんか隣の人が焦げ臭いって通報して」
「水芭、そういえば酒とかは、全部白万さんに頼んでたよね」
「置いているのみんなフェイクですね、全く空だとおかしいので、おかしくないように作ってもらって、ついでに内部構造もいじったんですよ」
「こういうのある?って聞いたの瀬旭だったよな」
「ウィスキー、割っちゃったからさ、どうしようかって」
「どのウィスキーですか?」
「はっはっはっ、特別な日に出すアレはなんて名前だっけかな」
それでアリバイ作りでついペラペラと、白万に白万さんってさこういうことができるの?知ってる?になり、そこから水芭が頼んだので、実質事務所の被害はその事前に瀬旭が割った一本のみであった。
「全部失うよりはただ一本なのかもしれません、なのかもしれませんが…」
「おはようございます…あれ?なんか空気がピリピリしてません?」
「ああ、ミツ、助けてよ、水芭がね!」
「何かこう隠してあったこと見つかったんじゃないですか?そういうときは正直に謝らなきゃ」
「さすがはミツ、瀬旭が何をしたのか察したか」
「あれはどうみても何かしましたって顔ですよ」
「そうだけどもさ」
同じぐらいのお酒を見つけることを前提に許してもらえることになりましたが、オークションに出されたらとんでもない値段になるウイスキーと同じぐらい…たぶんそう簡単には見つからないかな。
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