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三期
第1話「覚悟」
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集「さて、もうすぐだね」
クラダス「部隊A、B、Cオールクリア、あとは備えるのみです」
ヴァーチェ「なぁクラダスよ、誰かが直接壊しに行くってのはどうなんだ?」
クラダス「それは爆破直後に巻き込まれる危険性があるので、ダメですね」
ヴァーチェ「そうか」
ヘブンズ「ん、あれじゃねぇか?」
ヘブンズが空を指さす、かすかに見える昼の空に光る星。
クラダス「構えてください!」
星に向かって総勢600人程のプレイヤーが武器を構える。
「3!!」
各武器に属性のエフェクトがかかる
「2!!」
この3秒が長く感じる。そして発車する指に力を入れる。
「1!!!!」
各武器から見たこともないほどの光が柱になりミサイルに飛んでいく。それは直撃してまるで押し返すかのように反射する。
「よぉし!!!!」
クラダス「あとは爆破後にシールド魔法で囲むだけ……………ん、なんだ」
団員の攻撃の弾かれ方がおかしい。
まるで、『何か』が攻撃を防いでいるような…。
「ウォォォォ!!!」
遠くで見えなかった。ミサイルの上に人型モンスターが寄生している。さらにただのモンスターではなく、ボス並みのモンスターが。我々の攻撃を1人でそらす強さは異常と見ていいだろう。
クラダス「やられた…!!団員撤退!!!各自この場からできるだけ遠くに!!」
ヴァーチェ「ったく…面倒なことに…」
ヘブンズ「…ちぃ」
ソウライ「行きますよ、シュリ」
シュリ「はい!」
その場から次々と団員が逃げていく。
花「しゅう…?」
ただ、その場から一歩も後ろに下がらず。落ち行くミサイルを見続けている人物、現世回帰団団長、ソル。
集「僕が少しだけ時間を稼げるかもしれない。」
花「何言ってるの?早く逃げないと!!」
リル「ミィー!」
クラダス「団長!!」
集「2段階スキル解放、ダークネスウイング」
飛び立とうとした時、僕の腕が掴まれる。
花「だめ、しゅう、お願い行かないで、逃げよう?」
集「花、絶対戻る。」
花「だめだよ、本当に。いなくなったら嫌。」
集「信じて………。」
この場だけ時が止まっているような感覚。
僕は覚悟をしている。死ぬ覚悟ではなく。
救う覚悟だ。
花「………わかった。信じる。」
頬に花の唇が当たる。
花「絶対、帰ってきてね。」
集「うん。待ってて」
クラダス「部隊A、B、Cオールクリア、あとは備えるのみです」
ヴァーチェ「なぁクラダスよ、誰かが直接壊しに行くってのはどうなんだ?」
クラダス「それは爆破直後に巻き込まれる危険性があるので、ダメですね」
ヴァーチェ「そうか」
ヘブンズ「ん、あれじゃねぇか?」
ヘブンズが空を指さす、かすかに見える昼の空に光る星。
クラダス「構えてください!」
星に向かって総勢600人程のプレイヤーが武器を構える。
「3!!」
各武器に属性のエフェクトがかかる
「2!!」
この3秒が長く感じる。そして発車する指に力を入れる。
「1!!!!」
各武器から見たこともないほどの光が柱になりミサイルに飛んでいく。それは直撃してまるで押し返すかのように反射する。
「よぉし!!!!」
クラダス「あとは爆破後にシールド魔法で囲むだけ……………ん、なんだ」
団員の攻撃の弾かれ方がおかしい。
まるで、『何か』が攻撃を防いでいるような…。
「ウォォォォ!!!」
遠くで見えなかった。ミサイルの上に人型モンスターが寄生している。さらにただのモンスターではなく、ボス並みのモンスターが。我々の攻撃を1人でそらす強さは異常と見ていいだろう。
クラダス「やられた…!!団員撤退!!!各自この場からできるだけ遠くに!!」
ヴァーチェ「ったく…面倒なことに…」
ヘブンズ「…ちぃ」
ソウライ「行きますよ、シュリ」
シュリ「はい!」
その場から次々と団員が逃げていく。
花「しゅう…?」
ただ、その場から一歩も後ろに下がらず。落ち行くミサイルを見続けている人物、現世回帰団団長、ソル。
集「僕が少しだけ時間を稼げるかもしれない。」
花「何言ってるの?早く逃げないと!!」
リル「ミィー!」
クラダス「団長!!」
集「2段階スキル解放、ダークネスウイング」
飛び立とうとした時、僕の腕が掴まれる。
花「だめ、しゅう、お願い行かないで、逃げよう?」
集「花、絶対戻る。」
花「だめだよ、本当に。いなくなったら嫌。」
集「信じて………。」
この場だけ時が止まっているような感覚。
僕は覚悟をしている。死ぬ覚悟ではなく。
救う覚悟だ。
花「………わかった。信じる。」
頬に花の唇が当たる。
花「絶対、帰ってきてね。」
集「うん。待ってて」
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