END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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番外編

花見

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花「お祭り?」

集「そう、春祭りだって、花見とかじゃないかな?」

花「面白そう!」

集「よかった…あ、もちろん変装をして行くよ」

花「わかった」

そして僕は黒いローブを被り、花は白いローブを被った。部屋のドアを開けて…

集「よし、じゃあ行k」

クラダス「ダメです」

集「ク…クラダスさん…」

待っていたかのようにドアの前で仁王立ちしていた。さすがに花も驚いた。

クラダス「ヴァーチェにつられて団長副団長まで…行ってはいけません」

花「クラダスさんも行こう?」

クラダス「それこそダメです」

クラダスさんは先程ヴァーチェを逃したため、防御が高まっている…困ったな…ここは投げやりで先程ヴァーチェがやっていた方法で…。

集「あ、シュリさんだ!」

クラダス「なに?」

馬鹿め。

集「よし!!」

クラダス「しまった!!!」

クラダスのガードを勢いよく切り抜け、窓から飛び出た。
そして落下して行く。

集「手を…!」

花「うん!」

手を差し伸べ、重ねる。
そして2人を紫色の羽が包んでいく。

集「2段階スキル解放…ダークネスウイング」

地面ギリギリで上昇していく。
クラダスが上から叫んでいるのが聞こえる。

集「ちょろいちょろい」

花「クラダスさんばいばーい!」

本部に手を振り、隣町まで一気に飛ぶ。
場所がわからないので、上空で一旦見回す。

集「どこだろ…」

花「あれ、場所わからないの?」

集「実はね…ごめん」

花「ふふ…しゅうらしい」

笑って花も下を見ながら祭りの場所を探している。すると、僕の翼が気になったのか、翼に手を伸ばす。

集「ちょ、花?」

花「ん~」

翼の付け根に手が触れる。
なぜかわからないがそこを触られるとなぜか体の力が抜けてきて…

集「あ…ちょっと花そこ…」

花「ん?」

まずい、花のイタズラにスイッチが入っている。
ここは上空、こんなことをしている場合じゃないのに…

集「やめて…花…ストップ」

花「ふ~ん♪」

集「花…頼むから…」

花も満足したらしく。

花「わかったよ~」

なにがそんなに楽しかったのか疑問だが。
ようやく離してくれた。
すると下から賑やかそうな声が聞こえてくる。

集「あ、あれだね」

下を見ると、祭りのような小店が並んでいる。

花「おりる!」

集「よし」

空から人が降ってくるのはあまりに不自然なので、人気が少なく少し離れた場所から向かうことにした。
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感想 4

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みんなの感想(4件)

マイ
2016.05.30 マイ

更新待ってます!!

解除
ジョージ・ノーラン

最近更新欄をみたらあったのでついみちゃいました。

1期をまだ読んでないので1期から読みますね。

解除
Black
2016.02.12 Black
ネタバレ含む
解除

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