END-GAME

孤高

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番外編

皆を騙して…【食後編】

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食べ終わり、外に出ると夜空に無数の星が輝いていた

ヴァーチェ「せっかくだからなにかしていこうぜ」

クラダス「なにかってなんですか」

ヴァーチェ「遊んでこうぜってことだよ」

花「いいね!夜の遊びって言ったら…」

ヘブンズ「定番の肝試しとか?」

肝試し、という言葉が響き渡った瞬間花の背中がびくっと動く

チャム「おやおや?花ちゃんおばけ怖いのかな?」

それを見ていたチャムが追い打ちをかける

花「こ、怖くないもん」

そう、花は怖いのが大の苦手だ。
強がっても横に苦手だと知っている人がいる
ので花は私に向かって「し~っ」と言わないでね、と口に手を当ててポーズをとっていた
オーケーとサインを送る

集「この世界に心霊スポットとかあるんですか?」

クラダス「あるみたいですね、ヘブンズからの情報によると海廃洞窟という場所に不可解な出来事が起こるという…」

随分面白そうな情報ですね。ヘブンズは「どうだ」と、顔で言っている。もっと役に立つ情報を集めてきてほしいものです。

ヴァーチェ「ここから近いか?」

クラダス「まぁ近いですね、飛んで10分くらいですね」

ヴァーチェ「近いな…いこうぜいこうぜ!」

そして決定した「肝試し」

花「私空飛べない…しゅう…抱えて?」

こんな嬉しいことは無い。もちろん答えは…

集「もちろんだよ!2段階スキル解放、ホーリーウイング、さぁ、花」

花は近づいてきたので膝の後ろに手をかけて腰に手を置いた、そうお姫様抱っこをしながら飛んだ

花「しゅう…恥ずかしい」

集「まぁまぁ10分間の我慢だよ」

花が首に手をかけてきた。夜空を花と二人で見つめ合いながら飛んでいる、ロマンチックすぎる、この世界だからこそできることだ、
少しはこの世界にも感謝……してはいけない
そして目的地に着いた

クラダス「7人なので…一人ゴールで待ってもらいましょう」

ヘブンズ「俺がこの地形を一番知っている。俺がいこう」

集「お願いしますね」
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