END-GAME【日常生活編】

孤高

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和解編

海の主

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花「あったね!あれはしゅうが悪いんだよ?」

集「いや!あれは話しかけてきた花が悪いでしょ!」

雑談しながら釣りをしている、何回か引っかかったが話が楽しくて楽しくて、魚が逃げてしまうことが何回もあった。

花「えへへ、ごめんねって」

笑いながらうつむく花、頭に手を当てて頭をかく姿は本当に美しかった

集「あ、きたきたきた!!」

やっと魚がかかった

花「しゅう頑張って」

集「これは…大物だ…!!」

勢いよく釣竿を引き上げると水面から黒い影が現れる。そして目の前に現れたのは…!!

花「きゃぁぁ!」

水しぶきが花にかかる

ヘブンズ「よぅ」

集「リリース」

もう一度釣竿の針を海に放る

花「え?何が釣れたの?」

集「いや、ワカメだったね」

花「あ~ドンマイだよ」

なんで海でヘブンズが釣れるんだよ…

花「あ、きたかな?」

と今度は花の釣竿に魚(?)がかかった
ヘブンズでありませんように
ヘブンズでありませんように
ヘブンズでありませんように

花「よーっし!」

針にかかったのは…赤い色のイソギンチャクだった。そして水面から上がった時に針から外れて空中に飛んでいく

花「あれ?」

そして花の真上に飛んでいったイソギンチャクが落下してきた

花「んっ…?」

目を丸くしながら僕の方に向いてくる花
イソギンチャクと花のツーショットが思いのほか似合っていた

集「あっははは!なにそれ花!!」

頭にイソギンチャク乗っけたままむくれる花

花「むぅ…」

つるりと落ちたイソギンチャクが花の太ももに落ちる

花「いやぁぁ!!」

手で持って僕の顔面にヒットした




数分後




集「待った…これは…きた…」

とても強い力で海に引っ張られる
地面に足のこすれた跡ができるぐらいだ

集「ちょ…これは…!花ちょっと手伝って!!」

花「うん!」

と、私のそばに来てくれて竿を一緒に持って引っ張ってくれた

花「ん~!」

一生懸命引っ張ってくれている花
だが…少し問題が…

集「あ…」

花の胸が私の腕に当たっている 
頭の中が真っ白になる
気を抜いてしまったその瞬間
私は海に引きずり込まれてしまった

花「しゅうどこいくのー?」
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